- 出演者
- 東貴博 清水ミチコ 所ジョージ 児嶋一哉(アンジャッシュ) 高木雄也(Hey!Say!JUMP) 竹崎由佳
家電修理人の今井和美はこれまで3万点もの家電を修理してきた。小学生のころから独学で身につけた知識と技術で製造メーカーでさえ受けてもらえない古い家電を修理。ある男性は13年前に購入したビデオカメラを直して欲しいと依頼。4年前、リモコン一体型の液晶パネルが壊れ操作不能になってしまった。まずは分解し故障原因の探り部品を交換。無事修理に成功し、依頼人に届けた。
男性からの依頼は「40年前の天井に付けるカーコンポ」。当時の値段は20万円。依頼者の男性は当時高くて変えなかったが、10年前に購入。しかし2年前からカセットの不調で電源が入らない状態になってしまった。修理をしてくれるところを探したがすべて断られてしまった。このカーポンポはおおまかに4つのパーツに分かれている。まずはアンプからチェック。分解し中野状態を見てみると、コンデンザが破裂していた。カセットデッキを見てみると、こっちもコンデンサーが壊れていた。他のパーツをみても、全てのコンデンサが劣化し液漏れをしていた。150点くらい部品交換が必要。修理費は10万円以上かかるという。今井さんは依頼者に説明し、修理することになった。今井さんは修理開始。まずは基盤を磨き電解液のサビを落としていった。膨大な数の部品を交換していった。3日かけて、150個以上のコンデンサを交換。これで音がでるかテストすると、見事、音が鳴った。これでアンプ部分の修理が完了。次はカセットデッキの修理。ベルトの緩みを発見し交換。劣化や接触不良の部品を交換しカセット部分が終了。一通りの修理を終えテスト。見事全部が直っていた。修理期間は2週間。修理代金は20万円だった。
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2件目の修理品は60年前のステレオ機器。依頼主は京都・宇治市の井上さん。今井和美は分解して故障の原因を調べようとするも、ネジが錆で塊分解するのも大変だった。30分かけ部品を取り外すことに成功。チェックした結果、ボリュームやスイッチの接触不良と部品の劣化が故障の原因だと予想。スイッチ部分やボリューム部分を掃除しメンテナンスを行った。その後、膨大な数の部品をメンテナンスすることになった。作業すること1週間、交換とメンテナンスが終了。
動作チェックするとラジオの部分は直っていたが、レコードの回転が遅かった。アイドラーという部分が壊れていると予想。1ヶ月後、新品のアイドラーが到着、取り付けてた。
アイドラーを付け替え最後の動作確認。レコード部分も無事に直った。修理期間はのべ2か月。修理代金は13400円。50年ぶりに音を確認した井上さんは「すごい。いい音するな」などと話した。
3つ目の依頼は50年前のタコメーター。スズキ・フロンテは1962年から89年に販売された軽自動車。登さんにとって初めて購入した思い出深い車で、いつかもう一度、乗りたいと思っていたところ、15年前、友人から譲り受けた。しかしタコメーターがなかったので、オークションで壊れたタコメーターを購入した。今井和美さんは電気を流して動作チェック。メーター自体は問題はなかった。分解して動かない理由を探った。不具合がある抵抗を見つけ新品に交換。調整ボリュームも新しく交換。2時間で修理が完了。修理代金は13000円。依頼主のもとへ行き、車に接続し動作確認を行った。しかしタコメーターは動かなかった。
登賢二郎さんはタコメーターを車に接続し、動作確認を行ったが、タコメーターは反応しなかった。登さんは今井さんに電話。するとタコメータは直っているが、車とメータの信号が不適合だという。登さんは、そもそも間違ったものを購入していたことが判明した。そこで、今井和美さんは東京にきて中古パーツ店を巡った。しかしどの店にもタコメーターはなかった。2日目、今井さんは世田谷ベースを訪れ所さんと初対面。2人で話が盛り上がり2時間半以上も話をしていた。
D&D~医者と刑事の捜査線~の番組宣伝。
所ジョージは、自分で持っていたタコメーターをサイン付きでプレゼント。こうして東京遠征は終わった。2週間後。今井さんはオークションで目当てのタコメーターを落札。車に取り付けると見事タコメーターは動いた。