- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 新田恵利 小野正人 市川拓三郎
今、スーパーフードとして注目されるハチミツ。世界の市場規模は2023年は約1兆4800億円だったが6年後には2兆1000億円を超えると予測されている。東京・港区には1さじ1000円のハチミツを提供している飲食店がある。このハチミツはカンボジアで日本人が収穫しているもの。一般的なハチミツは養蜂でとるのが主流。しかし、このハチミツは野生のミツバチの巣からとっている。
オープニング映像。
1さじ1000円のハチミツがスタジオに登場。所ジョージは「さらさらしたハチミツだね」などとコメントした。ハニーハンティングの歴史は紀元前にさかのぼる。スペインの洞窟には紀元前6000年頃に描かれたとされるハニーハントの壁画がある。
ハチミツ人気が高まる陰で養蜂家を悩ませているのが盗難被害。巣箱を置く場所は花の蜜が豊富で、さらにミツバチが人を刺したりしないよう人里離れた森の近くに設置することが多い。そのため、防犯対策が難しいのだという。京都府の養蜂家はかつて2年にもわたって継続的に巣箱を盗まれた。その数計20箱。被害額は500万円以上。この事態を打開するため、乾電池式のカメラを取り付けた。盗まれた際、追跡できるよう、巣箱に複数のGPSも取り付けた。すると、カメラに面識のない男が巣箱を盗む様子が捉えられた。映った車両ナンバーから身元を特定。男は警察に逮捕され、罪を認めた。その後の調べで、盗んだハチミツを道の駅で販売していたことも分かった。
農林水産省の統計では12年前に5934戸だったミツバチ飼育戸数が去年は11416戸にまで増加した。理由の一つとしては副業として養蜂を考える人が増えているからだという。養蜂を始めるには各自治体に飼育届を提出すればよい。ハチミツを一般販売するには食品衛生責任者の資格取得と営業届の申請が必要。
ミツバチがいなくなるという現象が世界各国で起き始めている。アメリカでは全体の約25%のミツバチが突然いなくなってしまった。国際連合食糧農業機関によると、世界の100種類以上の農作物のうち70%以上がハチを経由して受粉している。ミツバチがいなくなると普段食べている野菜も食べられなくなる可能性があるという。ハーバード大学ではハチ型ロボットを開発した。また、都内のイチゴハウスではハエが受粉を手助けしていた。
変わった養蜂の一つに移動養蜂がある。ミツバチの巣箱を花が咲く時期に合わせて運んでいくというやり方。ハチミツについて知った所ジョージは「ハチミツ、もう1回やろうよ」などとコメントした。
次回予告が流れた。