- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 財前直見 マライ・メントライン 佐々木創
タイでは日本から送られてきた中古品が飛ぶように売れている。こうした中古品はユーズド・イン・ジャパンと呼ばれ、品質の良さが人気を呼んでいる。日本の中古品専門店はバンコク周辺だけでも50軒以上。これらの中古品の出どころは日本での実家じまいなどだという。
オープニング映像。
遺品整理会社 社長の堀川さんは、遺品を買い取るのではなく、1年間預かってコツコツ売っている。預かった品物は一点一点照明をあてて綺麗に写真を撮ってオークションサイトに出品。国内向けと海外向けどちらに出すかは品物によって判断している。取材中も、韓国からの入札があった。オークションサイトの売り上げは年間2500万円ほど。そのうち3割が海外からの購入だそう。堀川さんは遺品整理をした際に預かった品物の写真をまとめ、アルバムにして持ち主に渡している。品物を購入した人へは一緒に撮った写真を送ってほしいと頼み、こうした写真も遺族にプレゼントしているという。
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- 前橋(群馬)
堀川さんは遺品整理をした際に預かった品物の写真をまとめ、アルバムにして持ち主に渡している。品物を購入した人へは一緒に撮った写真を送ってほしいと頼み、こうした写真も遺族にプレゼントしているという。
佐々木創氏によると、古くて良いものや職人が手掛けたものは海外でもまだまだ人気があるが、この30年間はデフレで安価なものを大量に買う使い捨ての文化になってしまったため、現代の物が海外で売れるのかは少し怪しいという。
遺品整理業者によると、一番処分に困るのがひな人形だという。徳島・勝浦町の人形文化交流館では10万体のひな人形がある。不要になったひな人形の引き取りを始めたところ、全国から人形が殺到。現在は、供養料5000円もしくはふるさと納税20000円で引き取っているそう。
データ復旧会社では今、デジタル遺品の問い合わせが増えているそう。スマホのセキュリティは年々厳重になっているため一般の人がパスワードを解除するのはほぼ不可能に近いという。パスワードが分からないばかりに遺族が悲劇に見舞われる例も。1億円の暗号資産を持っていた人が亡くなり、相続する財産を把握できないまま、ある日、税務署から連絡が来て「相続税を払ってください」という通知が来てしまう可能性がある。
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- 令和6年 能登半島地震六本木(東京)
パスワードが分からないデジタル遺産は、有料サイトや課金アプリ解約できない、友人知人の連絡先が分からないため葬儀の連絡ができないなどといったトラブルもある。
財前直見は、保険証券やカード類など、家族が一目見ただけで分かるようにノートにまとめているという。
次回予告が流れた。