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尾崎裕介先生に密着。強い腹痛で40代女性が転院搬送された。女性は大腸癌が発覚しておりCT画像を確認すると便がつまり腸がパンパンとなりいつハジけてもおかしくないという。尾崎先生は大腸を全摘出をし人工肛門を作る手術を実施。約1時間半で摘出を完了したが容態が急変し尾崎先生は腹部解放管理で終る決断をした。敗血症が確認されまずは集中治療室で全身状態を改善後手術を再開する。翌日に手術を再開し、前日の処置のおかげで再開した手術もスムーズに行われ成功した。
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- 大腸癌大阪府泉州救命救急センター敗血症
八戸市立市民病院に密着。5mから転落した30代男性の元へドクターヘリで向かう。エコー検査を行った結果心臓などに出血はないと診断し病院で精密検査を行うためドクターヘリで搬送した。八戸市立市民病院はどんな要請も断らない病院として厚生労働省の充実評価も最高のSランクを受けている。男性が病院に到着しCT検査を行い内臓・脳に出血は確認されなかった。脇腹の痛みの原因を調べるためレントゲンを撮ると肋骨が折れていた。
八戸市立市民病院では八戸エリアの最後の砦。名和宏樹先生は17時上がりでERの仕事は17時で引き継いだが入院患者の病状評価などをし21時くらいまで残っていた。名和先生は八戸の現場を学びたいと亀田総合病院から1年前にやってきた。八戸市立市民病院は「スピリッツオブ八戸」を掲げている。始まりは1人の今尚最前線に立ち続ける今明秀先生による地方救命の改革。今明秀先生は青森の救急医療が都市部に比べ遅れている事実が過去にあり患者を受け入れられないこともあったという。地方にも万全な救急が必要と断らない病院を築き上げた。その志を受け全国の若き救急医が八戸へと集まっている。その1人である砂田先生は旭川医大で働いていて6年目に八戸市立市民病院へ修行に来たという。80代女性が眼科で床に落ちたものを拾おうとしてそのまま倒れたとして搬送され意識不明となった。CT検査などを行い重度の脳梗塞と診断された。手術の必要があるが家族と同意が必要となっている。しかしその家族と連絡が取れない状態となっていた。女性は早急な治療が強く勧められる「グレードA」だったため医師の判断で手術を行うことが決定し血栓回収療法を行い2日後食事をする元気な姿をみせた。
笠岡消防署に約17km離れた白石島から救急依頼が入る。救急車から船へ乗り込み現場へ向かう。島で患者を乗せると救急処置を行いながら港へ戻り、病院に搬送するシステムで笠岡市が導入。これまでは民間船で患者を搬送しており、本土に到着するまで患者の容態が確認できなかった。11ヶ月で約150件の出動があった。白石島の患者は激しい腹痛を訴える90代男性で救急艇に乗り込み病院と情報共有し救急車でかかりつけの病院に搬送。男性は昨年心筋梗塞で搬送されており再発の可能性がある薬を投与し症状が改善した。笠岡市立市民病院には夜中に採血する人などがいない状態だが前もって一報を受けることで準備ができるなど話す。
夜間、笠岡第一病院に急患が運び込まれる。担当したのは湯本先生、CT検査を行い左腎臓が膨張していることなどを確認し尿管結石と診断し入院。湯本先生は救命医を目指したきっかけは「救命救急24時」だという。笠岡第一病院の勤務は週1だが岡山大学病院にも所属しており臨床と教育・研究を行っていて、救命救急科の医局長でもある。午前12時20代男性大学生が搬送される。男性は自転車走行中に車と接触。足には長さ約10cmの裂傷があるがそれよりも腹部が硬いことなどが気になるとしCT検査を実施。
岡山大学病院に20代男性大学生が搬送される。男性は自転車走行中に車と接触。足には長さ約10cmの裂傷があるがそれよりも腹部が硬いことなどが気になるとしCT検査を実施。すると肝損傷がひどい状態となっていて緊急手術を行い傷口を縫合して一命を取り留め、1ヵ月で完治の見込み。岡山大学病院では他の病院で受け入れられなかった患者が搬送されるため1日20件以上の緊急搬送は当たり前だという。岡山大学病院高度救命救急センターには医師約18名などが所属し24時間体制で1日約8名が勤務している。
高度救命救急センター長の中尾先生は大学教授でもある。中尾先生は患者と積極的に対話をし心の内を打ち解け合う。そんな中尾先生は昔は精神科医になりたかったという。父と妹を精神的な理由で亡くしているとう。救急にも心の病を抱えた患者がおり、1人でも多くの命を救いたいと前線を立ち続けている。自宅で倒れ心肺停止で搬送された90代の女性の心停止が確認され心臓マッサージを行う。
岡山大学病院に密着。自宅で倒れ心肺停止で搬送された90代の女性の心停止が確認され心臓マッサージを行う。心肺停止してから10分が経過するが心配が蘇生された。家族に今後などについて説明。延命処置について中尾先生は正解はないと話す。
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岡山県では高齢者の搬送が増えている。湯本先生は島も救急医療が全てではない平時の医療も病院同士を含めて連携が必要と話す。離島大飛島は人口約50人で80%が高齢者。80歳になる下野逸子さんは中々本土の病院に行けないという。そんなある日下野さんが港に向かった。乗り込んだのは日本唯一の診療船。
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日本で唯一の診療船「済生丸」は医療機関が少ない瀬戸内海の60の島々を巡り島民を定期的に検診している。池田修二先生は病気にならないためには自分の健康状態を知る必要があるなど話した。