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- 第92回 東京優駿
クロワデュノールはデビューから3連勝でダービー戦線の中心に。栗東トレーニング・センター・斉藤崇史厩舎では皐月賞の準備が整えられ、デビュー以来コンビを組む北村友一騎手も手応えを感じていた。斉藤崇史調教師にとって初めてのダービーは16着で苦い経験になった。それから5年、斉藤調教師と北村騎手には深い絆が。2021年に北村騎手は落馬骨折。1年以上のリハビリで復帰するが、GI勝利には届かず。そんな中で出会ったのがクロワデュノールだった。北村騎手は4年ぶりにGI勝利。しかし皐月賞ではまさかの2着。日本ダービーで返り咲きを狙う。
皐月賞で優勝したのが単勝10.6倍のミュージアムマイル。ダービーの有力候補に躍り出た。生まれ故郷は北海道・ノーザンファーム。生産馬の勝利数14年連続1位。日本ダービーは史上最多の12回優勝。ミュージアムマイルは大舞台を知るスタッフたちによって育てられた。イヤリング厩舎で約1年を過ごし、調教厩舎で本格的なトレーニングを積む。繁殖、イヤリング、調教と携わったスタッフたちの思いを託され、ミュージアムマイルは日本ダービーで2冠 制覇に挑む。
3月中旬、東京・神田明神ホールで坂井瑠星騎手のファンミーティングが開催され、長蛇の列ができた。フォーエバーヤングとのコンビでサウジカップを制覇し、国内ではGI13勝。27歳の若きトップジョッキーで、多くの人に競馬の素晴らしさを伝えたいという。矢作芳人調教師は愛弟子のすごさを語った。坂井騎手は2016年にデビュー。翌年、オーストラリアでの自己研修を開始。積極的に海外レースに挑戦し実力を磨いてきた。中でもドバイは特別な場所だ。そして迎えたドバイワールドカップデー。結果は3着だった。日本ダービーにはこれまで3回参戦。今年はマスカレードボールに騎乗して大一番に挑む。
ニシノエージェントは11番人気を覆して京成杯を制覇。生まれは北海道新冠町のカミイスタット。家族経営の小さな牧場で、母馬はビクトリアスマイル。一族にはGI優勝馬もいる。カミイスタットは1967年に創業。上井武光さんが祖父・父から牧場を受け継ぎ、妻・千秋さんが育児や介護をこなしながら支えてきた。夫婦二人三脚の努力に応えるように生産馬が活躍。年間生産頭数はノーザンファームの700頭に対してカミイスタットは15頭。ニシノエージェントはカミイスタットに12年ぶりの平地重賞タイトルをもたらした。次は創業以来初めての日本ダービーに挑む。
サトノシャイニングはダービー戦線注目の一頭。生まれは北海道日高町の下河辺牧場。1933年開設の名門牧場で、スティルインラブやキセキなど数々の名馬を輩出している。サラブレッドの生産から育成まで一貫して手掛けるのが特徴。現在はデビュー前のサラブレッド80頭を20人のスタッフで管理している。調教主任の谷口勇介さんがサトノシャイニングの育成を担当した。谷口さんが調教主任となった2020年に下河辺牧場は調教メニューを変更。育成馬が次々とGIを制覇した。サトノシャイニングで日本ダービー初制覇を目指す。
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