- 出演者
- 片山千恵子
3つの防災コンテストで受賞した取り組みを特集。キッズ団はぼうさい甲子園で受賞した学校を突撃取材。キッズ団と一緒に防災のヒントを学ぼう!
今回のテーマは「防災コンテストから学ぶ」。BOSAIキッズ団は鈴木夢、鈴木楽、山根あん。山根あんさんは「すずめの戸締まり」で声優を務めた。普段の防災アクションについて鈴木夢、鈴木楽は防災バッグをアップデートしていると話した。そしてヤモリン博士こと矢守教授が登場。今回は防災コンテスト受賞校・団体の取り組みから防災のヒントを学ぶ。まず学ぶのは、ぼうさい甲子園グランプリの玉浦小学校。
ぼうさい甲子園グランプリの「玉浦小学校」へ。全校児童は408人。東日本大震災では震度6弱を観測し、津波で市内の48%が浸水。学校も津波災害に襲われ授業再開まで約1カ月半かかった。これを機に学校では防災教育に力を注いでいる。そしてグランプリを受賞した理由は持続性と多様性。学校では年10回以上の避難訓練を実施、複合的な災害を想定して行っている。毎月1回、朝のホームルームで防災について話し合っている。
学校では学年ごとにテーマを持って防災を学んでいる。6年生は防災の発表会に向けて準備に取り組んでいた。そこでBOSAIキッズ団が発表会の準備に密着。リハーサルでは様々な防災グッズや取り組みなどを体験。
防災と何かをかけ合わせ、防災について、楽しんで伝える方法を考えた。山根あんは「音楽」。鈴木楽は「絵本」。鈴木夢は「家庭」と答えた。
次に学ぶのはぼうさい探検隊で防災担当大臣賞を受賞した南中町子ども会。これは能登半島地震発生後、被災地域の子どもたちが作った防災マップ。能登半島地震の被害を受けたかほく市では防災に力を入れており、37の子ども会が防災マップ作りに挑戦。今回受賞した防災マップを作ったのは南中町子ども会の小山さんたち。マップに記した場所に案内してもらった。
自分のまちの防災マップをどんな視点で作ったらいいのかを考えた。山根あんは「土砂災害」。鈴木楽は「車いすの人でも安全に避難できる」。鈴木夢は「家調査」と答えた。
暗闇でも楽しいアイテムを紹介。「蓄光テープ(高輝度)」は懐中電灯に貼っておくと停電時でも場所がわかる。続いて、ペットボトルでランタンの作り方を紹介。
防災教育チャレンジプランで大賞を受賞したのは五ヶ瀬中等教育学校。スマートフォンを使い津波避難のデータを集め、自分と津波の動きが表される。津波が来るまでが5分未満になると画面の色がオレンジから赤になったりなど、避難が診断できるアプリ。ここでわかった事を地域住民や観光客に津波避難の聞き取り調査を行った。またこの学校の生徒が作成した研究結果を発表。地震翌日に地域住民や観光客に避難について聞き取り調査を行ったという。
次に学ぶのはぼうさい甲子園で大賞を受賞した熊野高等学校。この学校ではAEDシートを作成。これはAEDを使用する時に体にかけるシートで全国へ普及させるため新たな取り組みをしている。
- キーワード
- ぼうさい甲子園和歌山県立熊野高等学校
熊野高等学校ではAEDシート以外にも様々な防災活動を行っている。そして最後に「?」に入る文字を考えた。正解は「地域とつながる 未来へつなげる」で全員正解。
- キーワード
- 和歌山県立熊野高等学校
「第3回 高専防災減災コンテスト」で新居浜工業高等専門学校が入賞。制作したのは音を抑える耳当てで、子どもが雷などの音を怖がらないようにするため。