- 出演者
- 繁田美貴 曽根純恵
オープニング映像。
日経平均株価は今日は下落幅をさらに拡大し先週に続きブラックマンデー以来の下げ幅となる場面があり株式市場はパニック状態になっている。日経平均株価は午前9時過ぎ、下げ幅2500円を超え7カ月ぶりに一時3万3300円台をつけた。下落の勢いが強いことからTOPIX先物では取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動。発動は2017年以来。株価の下落が止まらない要因は米国の景気後退懸念が強まっていること。2日に発表された米国雇用統計が市場予想を下回り米国株価と長期金利は下落。これを受けて日本でも株安の展開となった。さらに円相場が7カ月ぶりに、一時1ドル144円台をつけ円高ドル安が進んでいることも日本株の売り材料となっている。きょう夜には米国のサービス業の景況感を示すISM(非製造業景気指数)が発表される。市場関係者は当面、経済指標の結果に一喜一憂する形で日経平均株価が1000円ぐらい上下する値動きが続きそうだと話している。株式市場が落ち着きを取り戻すには時間がかかりそう。
株の値動きなど経済情報を伝えた。
パリオリンピック10日目、フェンシング男子フルーレ団体で初の金メダルを獲得した。東京都内ではあさから号外が配られた。今大会フェンシング日本は4つのメダルを獲得していて5つ目のメダルに期待がかかった男子フルーレ団体。日本はイタリアを相手にお互いに1歩も譲らない大接戦となった。結果:日本45−36イタリア。
ゴルフ男子の最終ラウンド、4位でスタートした松山英樹は通算17アンダーで3位に入り日本男子で初の銅メダルを獲得した。ゴルフ男子・松山英樹のコメント。
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- イヴリーヌ県(フランス)松山英樹
アメリカ株安や為替のドル安円高進行を受けて一時今年の安値に接近。米国の雇用統計が市場予想を下回り、想定以上の景気減速が懸念されて米国株が続落。けさの日経平均660円安で始まった。米国の長期金利低下、為替の7カ月ぶりのドル安円高水準にさらなる日銀の利上げ懸念などもあり銀行、証券、自動車、ハイテク、商社、不動産、建設、小売り、外食など売られて全面安の展開。下げ幅は一時2500円を超えた。日本経済新聞社の鈴木亮氏は「10年に1回あるかないかの大幅な急落の局面。私は日銀植田ショックと見ている。日銀は物価と賃金の好循環が始まれば利上げをすると言っていたのに実質賃金は未だにマイナス。実質所得も実は足元マイナス。7月の展望リポートで日銀は今年度の経済見通しについて下方修正している。どうしてこれで利上げができるのかという状況で利上げをした。さらに追い打ちをかけたのが植田さんの会見だったと思っている。利上げ継続を述べたこと。海外の投資家からすると政治の圧力に日銀が屈したんだなというイメージすら持たれているのでは。1日も早く日銀は会見を開くなりして自分たちの言っていることの主旨をマーケットが少し誤解しているのなら、マーケットにメッセージを伝えるべきだし、追加利上げができる状況なのかどうか、今後のマーケットのデータ次第でというところを説明すべきと思う」などコメント。全面安のなかできょうは銀行株も大きな下落となっている。自動車株も相次ぎ安値をつける。半導体関連も全面安。また鈴木氏は「いま相場はパニックになっているので、これは一巡すれば3万8000円から3万3000円台までの下落はあまりに急だった。戻りも落ち着けば早いかなと思う」などコメント。