- 出演者
- 有働由美子 片岡信和 千々岩森生 草薙和輝 紀真耶 浅尾美和 武隈光希 錦田愛子
群馬県沼田市にある、国指定の天然記念物「吹割の滝」の映像を紹介。岩の割れ目に吸い込まれるように水が流れ落ちることから、「東洋のナイアガラ」と称されている。吹き上がる水しぶきが川床を割くように流れているように見えたことで、「吹割」の名が付けられたという。高さ7m、幅30mに及ぶ岩盤の裂け目は長い年月をかけて浸食を繰り返し、現在の形になったのは約1万年前とされている。
アメリカ・カンザスシティーにあるカウフマンスタジアムで、ロイヤルズとドジャースが対戦。投手復帰後3度目の登板となったドジャース・大谷翔平は、速球を繰り出しロイヤルズの1番・インディアをセカンドフライに打ち取った。2番の強打者・ウィットJr.にはレフト前ヒットを許し、3番・ガルシアには四球を与え1アウト1塁2塁のピンチを迎える。4番・パスカンティーノに対してはメジャー移籍後自己最速の163.7マイルの速球で内野ゴロに打ち取り、ダブルプレーでピンチを切り抜けた。きょうは2イニング目もマウドに上がり、5番・ペレスは外野フライ、6番・カグリオンは鋭く落ちる縦のスライダーで三振に切って取る。7番・ロフティンはスイーパーでキャッチャーフライに打ち取り、大谷は2回を無失点に抑え27球でマウンドを降りた。試合後、大谷は「積極的にゾーンを攻められたのはよかった。ピンチになるとどうしても打たれたくないという気持ちになり、球速が自然に上がってしまっている」などとコメントした。大谷のこれまでの最速は日本ハム時代の2016年にマークした165キロ。
160キロを超えるスピードとはどんなものなのか、埼玉県狭山市の狭山スポーツセンターで武隈光希アナウンサーが体感してみた。東京大学野球部で4番を打った武隈アナは、「150キロはリリースで降り始める感覚だが、160キロは投げる前に振り始めないと間に合わない」などとコメント。打球は全く前に飛ばなかった。
大谷翔平はこれまでセットポジションだった投球フォームをノーワインドアップに変え、メジャー自己最速をマークした。元メジャーリーガーの五十嵐亮太は、大谷の進化について「手術する前より速いボールが投げられていることを考えると、信じられないくらい状態がいい。本来もっと時間をかけて調整するところを、二刀流でやってしまっているところが大谷選手のすごさ」などとコメントした。
元メジャーリーガーの五十嵐亮太によると、大谷翔平の本格的なローテーション入りは「ポストシーズンを見据えて8月から9月で、7月は週に1回2イニング程度を続けるのではないか」ということだった。
停戦5日目のきのう、イランの首都・テヘランでイスラエル軍の攻撃で殺害されたイラン軍のバゲリ参謀総長や革命防衛隊トップのサラミ司令官、核科学者ら60人の国葬が行われた。イランの最高指導者ハメネイ師は、停戦後初めての演説で「アメリカに勝利した」と語った。この発言に反発したトランプ大統領は、「検討していたイランへの制裁解除を中止した」と投稿。自らが停戦を仲介したと強調していたにも関わらず、イランの核施設へのさらなる攻撃にも言及している。トランプ大統領は「イランと来週協議するだろう」としているが、イランのアラグチ外相は「応じるかはイラン側の利益次第だ」としている。トランプ大統領は核施設への攻撃を、広島と長崎への原爆投下を引き合いに出し正当化した。NATO(北大西洋条約機構)はトランプ大統領の要求に応じる形で、加盟各国の国防費をGDPの5%にまで大幅に引き上げることで合意した。アメリカのヘグセス国防長官は会見で「イランの核開発能力を壊滅させた」と述べ、「核開発を数カ月遅らせる程度しか破壊できていない」などとする報道に反論。攻撃で使用したバンカーバスターの実験映像を公開してその威力をアピールしたが、トランプ大統領が主張する完全に破壊された証拠は示していない。一方のイランでは、これまで以上に反米感情が高まっているという。CNNによればフォルドゥの核施設で新たな動きがあり、衛星写真にはバンカーバスターでできた大きな穴の近くに掘削機が写っている。土砂を撤去する作業が行われているのか、複数の車両の姿も確認できる。IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長は、「数か月もすれば一部の遠心分離機が再稼働し、濃縮ウランを生産するようになるだろう。すべてが消滅し何も残っていないと主張することは不可能だ」と述べている。核軍縮を目指すアメリカのシンクタンクは、「今回の攻撃でイランの核開発の阻止はこれまで以上に困難になった」と指摘する。イランは空爆を受ける前、さらに濃縮すれば核爆弾9発分に相当する濃縮ウラン約400kgを保有していたが、ロイター通信はイラン高官筋の話として「大部分がアメリカの攻撃前に非公開の場所に移送された」と伝えている。アメリカ・軍備管理協会のダリル・キンボール会長は「トランプ大統領はかなり思いつきで決断を下す。このようなやり方は非常に悪い決断を招くことになる。イランや他の国の将来の指導者たちは、核兵器を持っていなければ大国から攻撃を受けると考えるようになるかもしれない」などと指摘した。
イランの核開発の行方、トランプ外交の圧力に世界や日本はどう対処すればいいのかについて、慶應義塾大学の錦田愛子教授に話を聞いた。今回のアメリカの攻撃で、むしろイランの核保有を進めてしまうことになった可能性があるという。これまでイランはNPTに加盟し、IAEAとも調整しながら核の平和利用を主張してきた。しかし国際的な枠組みに沿っていても攻撃を受けたことで、「国際法は守ってくれない」という教訓になったと考えられる。トランプ大統領は再攻撃の可能性にも言及しているが、「全てを破壊した」と一度言っている以上、次の攻撃には高いハードルがある。トランプ大統領が望む「兵器は全て破壊した、核協議に応じなさい」という枠組みにイランが乗るのであれば、協議が滑り出す可能性もあるという。2018年の第一次政権時にトランプ大統領は核合意から一方的に離脱したが、今回は核協議の再開で自分の成果を示したいという意図がある。アメリカ国内での報道について、ワシントン支局長の梶川幸司より中継で報告。CNNはイランが核開発を放棄する代わりに、民生用の核施設への資金供与や制裁緩和などの案が政権内で浮上していると伝えている。イランに対して飴と鞭をちらつかせることで、交渉を再開させ核放棄を認めるよう迫りたい考え。また「今回の攻撃によってイランの核開発は壊滅的な打撃を受けた」というのが政権の公式見解のため、トランプ大統領はそれを疑わせるような報道は全て「フェイクニュースだ」と批判している。交渉は今後のイランの出方次第で、トランプ大統領の目論見通りに進むのかメディアからは疑問が呈されている。一方、トランプ大統領がイランへの攻撃について広島、長崎への原爆投下になぞらえて正当化する発言をしたことについて、林官房長官は「歴史的な事象に関する評価は専門家等により議論されるべきもの」と論評を避けた。25日にオランダで開催されたNATOの首脳会議では、NATO脱退の脅しを繰り返すトランプ大統領をどう引き止めるかが焦点となった。トランプ大統領はアメリカの軍事力に頼るNATO諸国に防衛費の増額を要求し、NATOのルッテ事務総長は「他に選択肢はない」と加盟国の防衛費をGDP比5%へ引き上げることを目標とすることで合意した。ヨーロッパでは軍備増強の動きが高まっており、イギリス政府は核兵器を搭載できるF35A戦闘機12機をアメリカから購入すると発表した。アジアの同盟国に対しても、トランプ政権が今後何らかの防衛費増額を求めてくる流れは避けられない模様。トランプ大統領は折りに触れ、日本や韓国に対し「負担が軽い」と不満を示してきた。政治部官邸キャップの千々岩森生は「参院選に向かって各党が減税を唱えているときに、防衛費増額は無理。ヨーロッパとアジアではアメリカの事情も異なる」などとコメント。慶應義塾大学の錦田愛子教授は「アメリカの軍事力や防衛に世界各国が依存していたということが露わになっている」などとコメントした。
トランプ大統領の看板政策で大規模減税の延長などを盛り込んだ法案について、イーロン・マスク氏がSNSに「完全に常軌を逸した破壊的な法案だ」と非難する内容を投稿した。この法案をめぐってはマスク氏とトランプ氏の間で対立が表面化していたが、その後マスク氏が態度をあらため非難の応酬は収まっていた。
和歌山県から中国・四川省に到着したジャイアントパンダの映像が公開された。白浜町のアドベンチャーワールドで育てられたパンダ4頭は、研究施設に到着した後元気そうに動いているのが確認できる。映像では中国に到着後、暗い中をトラックに載せられて施設まで移送されたことがわかる。今後4頭のパンダはそのまま施設で暮らすものとみられている。
きょうも危険な暑さとなり、東京都八王子市では34.9℃と猛暑日目前の気温を観測した。東京都心は32.6℃で今月12日目の真夏日となり、6月の観測史上最多記録を更新した。東京都台東区の風鈴工房「篠原まるよし風鈴」では、江戸風鈴の制作が最盛期を迎えていた。音で涼しさを届ける風鈴だが、約1300℃という炉を前に現場は暑さとの闘い。群馬県前橋市では最高気温35.4℃の猛暑日となり、6月に6日目の猛暑日は観測史上最多記録タイの記録。きょう最も暑かった広島県三次では37.2℃を観測した。一方一昨日海開きした北海道小樽市の海岸では、海水浴を楽しむ人々の姿があった。東京都内では、23人が熱中症の疑いで救急搬送された。埼玉県熊谷市にある救急病院では、この週末に熱中症の患者が相次いだ。今年の梅雨は大雨と猛暑が交互に来ることで湿度が上がりやすく、埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によれば気づかぬうちに水分が失われ熱中症が重症化する場合もあるという。熱中症と同じように夏場の水分不足が引き起こす「夏血栓」では、死に至ることもある。
この時期に気をつけたいのは、熱中症だけではなく「夏血栓」。去年の夏に命の危険に直面した50代の男性は、熱中症に似た症状の後右半身が麻痺したという。異変に気づいた母親の通報で緊急搬送されたが、医師の診断は脳幹血栓による脳梗塞だった。夏血栓は暑さなどで体から水分が奪われドロドロになった血液に血の塊ができ、血管を詰まらせてしまう症状。熱中症のようなだるさや吐き気などの症状だけでなく、言語障害がないかなど医師の判断で症状を見極めることが重要だという。埼玉慈恵病院の藤永剛副院長は、「熱中症では水分補給をして体を冷やすが、20分くらい経って改善がない場合は医療機関を受診した方がいい」などとコメントした。
愛知県に住む男性は、一人暮らしの90代の母親のために画期的なシステムに加入した。離れた場所からでもスマホのアプリを使ってエアコンを操作できる見守りカメラで、スマホにはカメラを設置した部屋がリアルタイムで映し出され会話もできる。設定した室温を超えると、自動でエアコンの電源が入るなどの機能もついている。東京都の調査によると、去年屋内で熱中症により亡くなった人の8割以上が、エアコンを使っていなかったり設置していなかった。見守りカメラは元々小さな子どもを持つ共働き向けに作ったサービスだったが、ライフエレメンツサービス部の熊田雅之部長によると「団塊世代が親を見守るための申込みが増えている」という。
都心の映像とともに全国の気象情報を伝えた。
鈴木誠也のホームラン、三笘薫のサッカー教室開催、プロ野球全試合を伝える。
横綱・大の里の昇進を祝うパレードが故郷の石川県津幡町で行われた。大歓声に笑顔で伝える。集まったファンは約3万7000人、津幡町の人口とほぼ同じ。大の里は「実家にも行って息抜きできた」。ドローンでのショーも開催。
鈴木誠也の第5打席は自己最多の22号ホームラン。2安打2打点の活躍で勝利に貢献。カブス12-3アストロズ。打点では両リーグトップタイの69打点。
サッカー日本代表の三笘薫が生まれ故郷の大分県で自身初のサッカー教室を開催。テーマは「君のドリブルが、未来を切り拓く。」世界トップクラスのドリブル講座に子どもたちも真剣。ドリブルしながら鬼から逃げるドリブル鬼ごっこをした。質問コーナーでは自分自身が掲げている目標は何ですか?の問いに、三笘薫は優勝そこしかないし優勝というのが日本の夢。そこに貢献できるのであればどんな形でもうれしいとコメント。
オリックスは女性ファン向けのイベント、Bsオリ姫デー2025を開催。今年のテーマはメガネ男子。カメラ女子は推しの選手を思う存分堪能。サイン会では小さな織姫も。オリックスのオリメン投票10位の西川龍馬が先頭打者ホームラン。宗佑磨も2者連続のホームラン。宗はオリメン投票7位。オリックス2-4楽天。
負けない男、日本ハムの達孝太はプロ初勝利から5連勝中。球団としては大谷翔平以来11年ぶりの快挙。水谷の同点タイムリーなどで西武から逆転。達はフォークボールなどで8回まで1点に抑えると9回もマウンドへ。159球1失点で自身初の完投勝利。プロ野球新記録となる初勝利から無傷の6連勝。日本ハム2-1西武。
ロッテのソトがヒットのシーンで走者のポランコにアウトの宣告。三塁コーチが走者に接触したことが帰塁を援助したとされポランコがアウト。ソフトバンク2-1ロッテ。