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- 風間俊介 ノブ(千鳥) 林修
学者が厳選したニッポンの激レア絶景離島ランキングを紹介。
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- 離島総合研究所
長崎・小値賀島「赤浜海岸」は全長約1kmの赤い砂浜と青い海のコントラストの神秘的な光景が広がる。離島は火山の噴火でできることが多く小値賀島も海底火山で溶岩が流れ出て作り出された島。溶岩の鉄分が他の火山島より多いため地面が赤い場所が多い。上田さんの五島列島のオススメ絶景は「頭ヶ島天主堂」。天井や壁面などに椿をモチーフにした花柄文様があしらわれている。併設されるカトリック共同墓地は毎年5月に咲くマツバギクでピンク色に染まる。
鹿児島・硫黄島近海しか見られない絶景は「水中オーロラ」。硫黄島は多くの場所で特有の成分を持つ温泉が湧出している。温泉成分の影響で海が変色し、海中から見ると緑に見える。温泉成分の赤茶色に太陽光が差すと緑色に変色するといわれる。また硫黄島では至る所でクジャクが見られる。見ると幸せになれる伝説の白クジャクもいる。古来より神の使いなどと呼ばれ邪気を祓ってくれる良い生き物とされている。
島根・隠岐の島「ローソク島」は夕日と重なるとローソクに火がともる神々しい姿となる。パワースポットとしても話題。ローソク島を見に行くのにオススメなのは遊覧船。夕日の微妙な位置関係をあわせることができる。
新潟・佐渡島の夕方の真野湾では神秘的に輝くウミホタルが見られる。ウミホタルは刺激を与えると防御反応で青白く光る発光成分を分泌する生物。生息条件は流れが速くない海で淡水が混ざらないことと海水がキレイなこと。6~8月が見ごろ。
東京・小笠原諸島ではグリーンフラッシュの絶景が見られる。グリーンフラッシュは光の屈折の関係で夕日が沈む瞬間、黄金の光が緑色の光に変わる現象。グリーンフラッシュが見られる条件は、澄んだ空気・水平線に雲がないこと。
太陽が水平線に沈むまでのわずか数秒に見られるグリーンフラッシュ。これが見られるのは東京都の小笠原諸島。
鹿児島県の離島で見られる絶景が謎多き海底のミステリー絶景。それが見られるのは奄美群島。奄美大島など8つの有人島があり、人口は約10万人。高い透明度を誇る海は世界有数のダイビングスポットとなっている。水深30mの海底で奄美群島近海でしか見られないのが直径約2mの幾何学模様でミステリーサークルのよう。4~8月だけ海底に現れるという。アマミホシゾラフグは2014年に発表された新種のふぐで奄美群島近海に生息する。このフグがミステリーサークルを作る理由は求愛行動だという。貝殻は口でくわえて除去するという。固有種があるのが島の魅力の1つだと上田氏は語っていた。
次に沖縄のデートスポットにも最適な映える遠浅絶景を紹介。これが見られるのは沖縄本島からつながる人口約1200人の平安座島を結ぶ道。海中道路で海の中に道路がある感じで、海との距離が近いという。海中道路は両脇の海が歩いて行けるほどの遠浅で風がなくなるベタ凪になりやすいのが特徴。風が弱い干潮時に合わせてとるウェディングフォトプランがウユニ塩湖のようで人気だという。石垣島の遠浅な干潟の海でも絶景が見られるという。名蔵アンパルの姿は圧巻。その近くで本来起きるはずのない神秘な映像があるという。1本だけのマングローブ。本来は群生するはずのものが1本だけあるものが水鏡と共演するとさらに美しくなるという。一本マングローブはその珍しさからも観光名所になっているという。研究者がさらに勧めたいビーチがあるのが沖縄県の久米島。人口は7327人。エメラルドグリーンの海が眩しい離島。その中に無人島があり、ハテの浜は人工物が一切なく、素晴らしい場所だという。サンセットツアーが人気だという。
次に沖縄県の離島に現れる絶景を紹介。沖縄本島の北西に位置する伊江島。人口約4300人の農業が中心ののどかな島。この島で行きていくために必要な産業として生まれた風景があるという。人間の知恵と工夫が生んだ産業絶景が見られるという。島の城山の高台から見るのが最高とのこと。闇夜に浮かぶイルミネーション。これは電照菊を栽培している風景だという。電照菊は夜間菊畑に照明を当てることで菊の開花時期を制御する栽培法で菊栽培農家が多い伊江島では、菊の需要が増加する新年に合わせて町中の畑のビニールハウスを点灯。毎年秋に夜11時頃から明け方まで照らされるという。離島では菊だけでなく、いろいろな花の絶景を見ることもできる。福岡県の能古島では一面に咲き誇るコスモス畑を見ることができる。博多市街地から約30分の能古島は日帰りで行かれるため福岡県民のオアシスとなっている。
次に兵庫県の無人島から絶景を紹介。日和山海岸に浮かぶ後ヶ島。後ヶ島は周囲約500mほどの島。浦島太郎が玉手箱を開けた場所という伝説が残る無人島で、1950年代には竜宮城をモチーフにした遊園地が建設された。しかし、今は使われておらず上陸することができない廃墟となっている。そんな後ヶ島で朝だけに見られる絶景が竜宮城が現れたかのような優美な世界が見られる。島に向かって雲海が流れる様子はこの世のものとは思えない空間となっている。川あらしは一級河川では3か所しか確認されていない激レアな絶景。
沖縄県の離島で見られる絶景は世界に認められた美しさだという。八重山諸島の夜に見られる絶景を紹介する。
1位の離島があるのは沖縄・八重山諸島であり、満点の星空を楽しむことができる。夜空の暗さが世界トップレベルであることがこの夜景の理由であり夏にはペルセウス座流星群も流れる。広くて邪魔なものも無い中で横になりながら空を見つめてほしいと専門家は話していた。
最高で10億円が当たる宝くじだが、2021年には約280人が億万長者となっている。ジャンボ宝くじは年に5度発売されているが、サマージャンボは7月4日から発売が始まる。近畿大学の布施さんによるとこのサマージャンボは年末ジャンボの2倍当たりやすいという。513人者億万長者が生まれてきた西銀座チャンスセンターは当選金額も867億円となっている。ジャンボ宝くじでも2月頃のバレンタインジャンボは1等2億・前後賞5000万円に対し、サマージャンボは1等5億・前後賞1億となり、年末ジャンボは1等7億・前後賞1億5000万円と差が広がっている。西銀座チャンスセンターは利用者が多い以外にも当選者が出る秘密があるのだという。
都内には宝くじ業務センターという施設がある。紙の宝くじは全てここで管理されているのだという。ダンボールには貴重品との文字が書かれ、バーコードで出入のデータを管理している。ダンボールの中には「V」と書かれたものもあるが、これはVictoryの略ではなく貴重品を意味するものなのだといい、販売後に抽選も行われるためこの時点では当たりとは関係ないのだという。その奥には巨大な棚に無数の宝くじの箱が入っていたが、こちらは当時発売中だったドリームジャンボ90億円分が入っているのだといい、担当者は建物の中に1等はかならずあると話していた。さらに「売残当選証票」という文字も見られた。売れ残り回収されたものなのだといい、未開封品以外は1枚単位で確認を行い不当な換金が行われないようにしている。データを調べた後の売れ残りは適切に処分されダンボールに生まれ変わるという。続いて一行が発見したのはスクラッチのコーナーだったが、こちらは公開されると様々な情報が判明してしまうことから撮影NGとなった。これに対し保管された宝くじは全国の売り場に向かうため職員が仕分けていく。仕分けられた袋は赤と緑に色が分けられていて、連番は緑・バラは赤と色付けされていた。連番は下1桁が組が同じで下1桁0~9で繋がっていて、バラは組は違うが下1桁は0~9で繋がっていることでどちらを買っても最低300円は当たるのだという。福連100・福バラ100という100枚づつ購入する方法もあるという。下2桁が00~99まで揃うのが特徴であり、必ず下2桁が揃う5等も当たるためお得なのだという。また、年末ジャンボの場合は連番の場合は1等7億円と前後賞1億5000万円の計10億円を獲得できるが、バラの場合は1億円以上の可能性が増加するのが特徴となっている。1等の前後賞が当たる確率が高いためか人気なのはバラなのだという。更に奥へと進んでいくと厳重な扉が見られた。ここでは昨年の年末ジャンボの1等も保管されているのだという。
金庫内には当選券が保管されていて、当選券の総額は2800億円になっている。宝くじの販売会社の監査で正当な支払いがされているのかなどをチェックされるため当選券を保管しているといい、保管期間が最長で2年だという。金庫内にはさらに10万円以上の高額当選券が保管されている専用金庫があり、去年の年末ジャンボ最高額7億円の当選券も保管されている。7億円の当選券はまったく同じものが3枚あり、1ユニット2000万枚ごとに1等が1本存在するという。西銀座チャンスセンターは取り扱う日本国内で最多の1ユニット近い宝くじ券を販売しているため、毎年高額当選者が相次ぐという。
販売されたサマージャンボは15本の1等があるが、未だに4本取りに来ていない人がいるという。どこの売り場のものかも確認でき、今回はサマージャンボと年末ジャンボの未換金宝くじ券が販売された売り場を発表する。サマージャンボ5億円未換金券販売の換金所は北海道・旭川市の換金所
ホンマでっか!?TV、TOKIOカケルの番組宣伝。
サマージャンボ5億円の未換金券が販売された1つ目の売り場が北海道・旭川市の永山イオンチャンスセンター。2つ目の売り場は愛知県・名古屋市の栄エンゼルチャンスセンター。3つ目は兵庫県・神戸市の兵庫駅前チャンスセンター。4つ目は長崎県・長崎市のドリームセンターチトセピア店。サマージャンボの引き換え期限は8月21日まで。年末ジャンボ7億円の未換金券が販売された1つ目の売り場が岐阜県・関市のマーゴチャンスセンター。2つ目は東京都・中央区の西銀座チャンスセンター。この他高額当選券が保管されている金庫内には10億円のロト7の当選券も保管されている。
宝くじの高額当選券には偽造がつきものである。2007年旭川市で、当選券の書き換えによる偽造事件があった(毎日新聞)。こうした偽造を防ぐために厳密な鑑定作業が行われている。今回の取材ではバレンタインジャンボ1等2億円の当選券を鑑定中だった。その多くが秘匿されている防止技術のうち、いくつかを教えてもらうことができた。例えば番号の下の枠線はよく見ると「TAKARAKUJI」のアルファベット表記になっている。これは紙幣にも使われてるマイクロ文字というもの。また6桁の番号の下には宝くじごとに変わる3文字が印字されている。意味は明かされていない。こうした技術が宝くじには10個以上 施されている。宝くじ印刷工場はセキュリティ上場所も秘密になっているが、今回は特別に潜入取材することができた。
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