- 出演者
- 池上彰 宇賀なつみ ビビる大木 磯野貴理子
日本のここが不思議「お通しが出てくる」。キムさんはなんで値段が上がっている?と思った。最近はお通しもいいなと思うが昔は高いなと思った。シワニさんは苦手なものが出てくる。選択肢があればいいのにと思うと述べる。日本のお通し文化は昭和初期から。高度経済成長期からおもてなし精神からサービス料に変化。マットさんはアメリカのチップに比べるとお通しの方がいい。タッチ決済が増えた。0%にもできるがプレッシャーに感じると述べる。ビュー・リサーチ・センターによるとアメリカ人の約40%がチップ制度に反対。
日本に慣れて帰国して困ったことがあるという。1相づちを打つ。ジョージさんは海外だと失礼、怒られる。特に電話の時に困るという。電話では相づちが便利。海外だとずっと黙って話を聞くので不安になる。キムさんは韓国だと相づちは半分くらい。2、列に並ぶと損をする。シワニさんは実家に帰ってバスに乗ろうとしたら最初に並んでいたのに乗れなかった。中国も列に並ぶ?しおうさんは上海では最近列を作っているイメージ。テシさんはイタリアもインドに似ている。カフェでも後ろから先に注文する人がいる。ジョージさんはイギリスは紳士の国。人が割り込むのを注意する。日本と似ている。テシさんは日本の外食に慣れて困ったことがあったという。日本では1人外食できる。イタリアだと寂しそうな人に思われてしまうので出来ない。韓国はおひとり様のお店もあるがなかなかない。ランチもみんなで食べる。マットさんは日本だと複数頼んでシェアする文化がある。アメリカは自分の分だけ頼む。飽きる、味変もないなどと話した。
日本に慣れて帰国して困ったこと、「タクシーに乗る時、気合を入れる」。中国出身のしおうは「中国に帰るとタクシーに乗るのにも強気でいかないと、料金をふっかけられる。日本に慣れると一律料金なので安心」などとコメント。イタリアでもタクシーは要注意だという。イタリア出身のテシは「イタリアでもタクシーはぼったくられる。短い距離なのに『道が狭いから割増料金』とか」などと語った。一方イギリス・ロンドンには質の高い伝統のタクシー「Black Cab」があり、メーターが付いていて難関試験を通ったドライバーが運転するという。運転手になるためには、ロンドン中心部の道と建物の名前を記憶する必要があるという。イギリス出身のジョージは「料金は高いがロンドンのおっちゃんたちは会話も面白いので、おすすめ」などと語った。
タクシーと言えば、なぜ日本にライドシェアがないのかという疑問も。現在外国で急速に普及している「ライドシェア」とは、一般の人が自分の車を使って有料で送迎できる配車サービスのこと。日本でも2024年に導入されているが、あまり知られていない。実は日本版ライドシェアには、海外とは大きく違う部分がある。日本版ライドシェアはタクシードライバー不足解消のために導入された。海外では個人が好きな所で働くことができ、通常のタクシーよりも安い料金を設定することもできる。一方日本ではタクシー事業者がドライバーを管理し、働ける場所や時間、曜日まで限定され、料金もタクシーと同等にしなければならないなど厳しい規制がかけられている。アメリカ出身のマットは、アメリカではライドシェアをよく利用するというが「日本のタクシーの方が好き。ライドシェアは車が汚れていたり、勝手にドライバーが好きな音楽を流していたりする」などと語った。
ビックリした日本の不思議「大学生が学業以外に夢中で勉強しない」。イギリスは学生ローンを組んで大学に行く。自分のお金で通っているから一生懸命勉強する。バイトしている場合ではない。そこが違う。ドイツや北欧では学費は無料か格安。アメリカやイギリスでは学生ローンで借金をして大学に通うことが多い。日本の場合、2024年は約51%の大学生が何らかの奨学金を受給している。アメリカの大学では成績低下で奨学金打ち切りの場合もある。日本は段階を踏んで打ち切りが判断されるが、アメリカでは短期間の審査で打ち切りになる可能性が高いとてもシビアなもの。ドイツの場合、学費は全て無料だが必修科目の試験で3回不合格になると強制退学となる。ドイツ国内全ての大学で同じ学部に再入学することはできない。韓国では中国では学費が誰が払う?韓国は両親が払う。中国は両親が必死。借金してでも子どもの学費は払う。中国の大学の学費は安い。アメリカに留学する人も多いが学費が10倍くらい。それでも両親が頑張って捻出する。
日本のこうした方がいいところ「銀行が閉まるのが早すぎる」。ジョージさんは仕事していると銀行に行けない。週末もやっていない。早すぎと述べる。日本の場合、明治の時代に銀行条例という法律が出来た。ここで午後3時までと決められていたため現在の銀行法施行規則では営業時間は午前9時から午後3時までとする。都合により延長することも可能になった。日本のここが不思議「銀行ATMで手数料がかかる」。イギリスの場合、別銀行の口座を持っていなくても他行のATMから無料でおろせるという。
長引いているイランとの戦争や、11月にはこれまでの仕事を評価される中間選挙が控えているアメリカ・トランプ大統領について、アメリカ人はどう思っているのか。オレゴン州出身のマットによると、州によってトランプ大統領に対する考え方は違う。オレゴン州はリベラルな州で、周りにトランプ大統領の支持者はいないという。保守的な州では支持されているが、ここ半年ほどはイランのこともあり支持していた人もかばいきれないという感じになってきている印象があるという。共和党のトランプ大統領は民主党を支持するリベラルな州では不人気で、共和党を支持する州では大人気だったが、最近の支持率は33%とかなり下がってきている。イタリア出身のテシによると、イタリアでもトランプ大統領に対する意見は分かれており、お笑い芸人のように思っている人も多い。イギリス出身のジョージによると、トランプ大統領は語彙力がないイメージだという。マットはトランプ大統領が使う英語について「話し方が幼稚だが、ちゃんとした日本語に訳されてしまっている。アメリカを代表してお詫びしたい。」などと話した。それでも熱烈に支持しているひとはまだいる。
アメリカは銃社会のイメージもある。オレゴン州出身のマットは「リベラルな州なので銃を持っている人は1人も知らない」と話した。銃の意識についてもアメリカの中で二極化している。銃を買えるのは18歳以上。州によっては所持するのにも厳しいルールがある一方で、特定の条件を満たせば未成年でも銃を持てる。インド出身のシワニは、アメリカでデパートに銃が売っていることに驚いたという。大学時代にアメリカ・フロリダ州に留学したことがあるという中国出身のしおうは、学校の横のバーで銃撃事件が起きたが、次の週末には客が戻っていて驚いたという。州によっては子どもの誕生日にライフル銃をプレゼントしたり、可愛らしいピンクのライフル銃なども売っている。テキサス州が一番銃が許されている州で、18歳以上で身元チェックに通れば購入可能。オレゴン州からするとまるで異国の目線で見ているという。アメリカでは銃を持つことは憲法で保障されている権利だが、最近は大きな事件も起きている。小中高生は銃乱射事件に備える訓練をしている。全米ライフル協会が共和党を支持しトランプ大統領に政治献金を行っており、トランプ大統領は自分の命が狙われたにも関わらず銃を持つ権利は大切だと言っている。
イギリスのEU離脱が決まった国民投票から10年。ぶちゃけEUから離脱してどう?。EU離脱前はEUからの移民が多かったが、離脱後は中東などから移民が増加。不法移民や難民も増加。イギリスは難民条約に調印しているため、難民を受け入れる義務がある。ジョージによると、「EU離脱は失敗」と考える人が多い。EUはモノや人、サービスなどの移動が自由。テシによると、イタリアとしてはEU離脱は考えられないという。
インド独自の制度「カースト」は身分によって仕事が決まっている社会制度。インドはいま経済発展して、ITのようにカーストに縛られない新しい仕事が増え、仕事による差別は減っている。インドはお見合い結婚が多いが、条件のひとつは同じカーストかどうか。カーストによっては大学の入学枠があったり、学費が安くなる。
韓国で反日の雰囲気はある?。キムによると、若者は反日ではなく日本好き!?。日本と韓国で聞くと、「良い関係」と答えた人は調査開始以来最高。特に若い世代は高い。訪日客1位は韓国人、日本人の渡航先1位は韓国。高市早苗総理と李在明大統領はシャトル外交をしていて、関係を深めている。
ギクシャクしている日中関係。去年中国政府は安全上の理由などで日本への渡航自粛を呼びかけたが、現在も継続中。中国からの団体旅行客は激減。今も反日教育は行われているのか、しおうさんは「上海の私立校では反日教育はなかったが、日本生まれの自分に対し一度だけ差別的なことを言われた」などと話した。また反日ドラマは今もゴールデンで放送しているということ。
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池上さんは「皆さん日本語能力が高い。むしろ日本語教室になったりして、改めて日本を愛する人達の日本文化の理解度の深さなどにとても敬服した」などとコメント。
