- 出演者
- 日村勇紀(バナナマン) 設楽統(バナナマン) 岩田絵里奈
今回、カズレーザーがやって来たのは航空自衛隊・美保基地。国産の最新装備品「C-2」の全貌と「C-2」のLCLA訓練をテレビで初公開する。いざ禁断の基地内部へ。「C-2」は能登半島地震で災害派遣活動を行い、国外では在イスラエル国の法人輸送などで活躍したという。全国に14機配備されており、全長43.9メートル。速度はマッハ0.82、時速1000キロ。美保基地から羽田空港までは約36分で行ける。また、貨物を約20トン積んで約7600キロも飛べるという。タイヤは141トンの衝撃に耐えられる超高性能車輪。翼は上側についており、エンジンの高さ分、機体を低くしている。荷物の積み下ろしを優先し、車高を下げた分、エンジンが地面に接触しないように翼が高い位置にある。続いては機体内部に潜入。奥行きは15.7メートル、幅&高さは4メートル。貨物室の責任者はロードマスターと呼ばれ、厳しい試験を突破した隊員のみがなれる。貨物にはパラシュートがついており、離島など輸送ルートが限られたエリアに着陸しなくても空中から物資を迅速に届けられる。これをエアーデリバリーという。最大34トンの貨物が積載可能。積み込みで活躍するのが特殊車両カーゴローダー、荷台の高さと左右が自在に動く。荷物の搬入は人力で行う。また、救急車も積むことが可能。
救急車は一度に3台輸送できる。能登半島地震では救助工作車を空輸したという。車体はチェーンを使って固定する。その他にも救難ヘリや戦闘車も積載可能。超高強度パラシュートをつけることで、その抵抗力により物量を投下する。有事の際には離島や最前線に装甲車や機動戦闘車を空から配備できる。また、内部には空挺隊員降下用のアンカーケーブルを引っかけることができる。降りる時の速度は約200キロ、最大110名降下できる。
謎の骨組みの正体はナースコール付きのベッド。1つで4人の面倒を見ることができ、機内には10セット設置できる。酸素吸入器や延命装置も接続可能。また、110人分の座席を設置でき、設置時間は9分。機内に完備されているものを紹介。救命装備品・サバイバー35は海水を水に変えることができる。救命糧食のカロリーはご飯茶碗1杯分。救命糧食を食べたカズレーザーは水分を全部抜いた信玄餅だと話した。レスキューシートは搭乗者を寒さから守る。機体の上には救命ボートや無線機が入っている。また、給油口もあり、飛びながら給油できるようになっている。空中給油機がノズルを伸ばし、燃料を入れる。続いてはコックピットに潜入。操縦席にはHUD(ハッド)と呼ばれる謎の板があった。
操縦席にあるHUD(ハッド)を使うことで外を見ながら速度・機体の傾き・高度を確認することができる。カズレーザーはパイロットが訓練で使うフライトシミュレーターで空中給油に挑戦した。しかし、給油まで行くことができず、パイロットのすごさを改めて実感した。続いては隊員食堂に潜入。美保基地の名物が「美保サルサ」。全国の航空自衛隊・空上げコンテストで金賞を受賞しているという。ソースには鳥取県の名産品の梨・らっきょうが使用されている。
続いてはテレビ初公開のLCLA訓練。LCLAとは、ある特長で重要視されている物量投下方法。その特長は軽い物を小さいパラシュートで落とすこと。低い高度で落とすため、精度が高くなるという。誤差は10メートル以内。被災地など道路が寸断されても救援物資をピンポイントで輸送することができる。今回の任務は物資を目標地点から10メートル以内、指定時刻に定時必達で届ける。ロードマスターが使う命綱は万が一、機外に放り出されても2トン以上の重圧に耐えられる強度を持っている。洋上に到達すると、時速250キロでハッチがオープン。
テレビ初公開のLCLA訓練。洋上に到達すると、時速250キロでハッチがオープン。この状況でも機体の構造上、強風が吹き込まないように設計されている。ロードマスターがハッチのギリギリまで移動。すぐに投下できる位置で合図を待つ。1秒間のズレで約70メートルの誤差になる。ライトがグリーンになった時、物資を投下。目標地点に落とすことに成功。「C-2」は風向き・風力を測り、投下地点を自動で計算する。武装をしていない「C-2」は任務達成後に急旋回で速やかに退避する。
森川葵が「街並み照らすヤツら」の番組宣伝をした。
カズレーザーは「C-2」に搭乗し、高さ100mで急旋回を体験した。体にかかる重力は2G。実際に物資を投下した隊員は恐怖心がないわけではないが、日々の訓練を積み重ねることで自信を持って任務に臨んでいると話した。
「金曜ロードショー」の番組宣伝。
「山の上の大家族 本多さんチ」の番組宣伝。