- 出演者
- 若林正恭(オードリー) 弘中綾香 SHELLY 向井康二(Snow Man)
今回の激レアさんは「この世の自転車をパクられた人間史上、最も大ごとになってしまった人」のアサジさん。長距離を自転車で走るとゾクゾクするタイプで、バイトでお金を貯めては、そのお金が尽きるまで海外を自転車で旅するという生活を19年繰り返してきた。その結果、これまでに自転車で走った距離は約17万kmにのぼる。
アサジさんは、サハラ砂漠やウユニ塩湖、標高5416mのトロンラ峠など、未知の場所を自転車で走ることに快感を覚えるという。旅は、お金が尽きた時点で終了。少しでも長く自転車を漕ぐため、危険を承知で節約のために野宿もしている。そんなある日、南アフリカからヨーロッパのセルビアへ渡った際、大切な自転車が盗まれてしまった。その後はアジア方面への旅を予定していたため、アサジさんは呆然自失となった。
アサジさんは、盗まれた自転車を取り戻そうと犯人探しを始めた。懸賞金をかけ、連絡先を記したチラシを町中に貼りまくるも、手がかりは得られなかった。次に目をつけたのはメディアの力。アポなしで国営のテレビ局やラジオ局に突撃するが、すべて門前払いだった。そんな中、唯一取り上げてくれた小さなネットニュースの記事がきっかけとなり、各メディアから取材の電話が殺到。新聞にも連日取り上げられ、アサジさんはセルビアで一躍時の人となった。しかし、肝心の自転車に関する有力情報は、得られなかった。
- キーワード
- 大下容子
アサジさんが自転車探しを諦めかけた矢先、セルビアのイビツァ・ダチッチ首相が、国をあげて協力してくれることに。アサジさんの推察によれば、首相は就任したばかりで、初仕事としてこの問題の解決に乗り出したのではないかという。さらに、ダチッチ首相は警察のトップも兼任していたため、迅速に行動できた可能性がある。また、セルビアが超親日国であることも関係していると考えられる。首相は国内すべてのメディアに防犯カメラの映像を公開させ、国民に自転車泥棒の情報提供を呼びかけた。すると、そのわずか3時間後、犯人が逮捕された。
自転車泥棒の犯人が逮捕された翌日、アサジさんは日本大使館の方に連れられ、セルビアの政府庁舎「セルビア宮殿」へ向かった。そこで待っていたのは、首相との共同記者会見。この会見は、自転車の「返還式」として開かれたもので、盗まれた自転車も無事に戻ってきた。この一連の出来事は、連日セルビアのトップニュースとして報じられた。
「くりぃむナンタラ」の番組宣伝。
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若林はアサジさんのラベリングに「アポ無しペダルの人」とした。
向井康二がSnow Man 12th Single「SERIOUS」を告知。