アサジさんは、盗まれた自転車を取り戻そうと犯人探しを始めた。懸賞金をかけ、連絡先を記したチラシを町中に貼りまくるも、手がかりは得られなかった。次に目をつけたのはメディアの力。アポなしで国営のテレビ局やラジオ局に突撃するが、すべて門前払いだった。そんな中、唯一取り上げてくれた小さなネットニュースの記事がきっかけとなり、各メディアから取材の電話が殺到。新聞にも連日取り上げられ、アサジさんはセルビアで一躍時の人となった。しかし、肝心の自転車に関する有力情報は、得られなかった。
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