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千葉大会決勝では木更津総合と市船橋が対戦。試合は2x-1で木更津総合が勝利。2年ぶりのリベンジを果たし、6年ぶりの8度目の甲子園出場を決めた。
戦国千葉を勝ち抜いた木更津総合。打線の中心は羽根徹平と井上陸選手。準々決勝では中央学院から井上選手がホームランを放ち、優勝候補を撃破した。2年生からエースを努める石澤順平はチームを勢いづけるピッチングを見せた。石澤順平は「悪いことを考えず良いことを考えてマウンドに立つようにした。」などと話した。木更津総合は6年ぶりに甲子園へ出場する。
東東京大会決勝では帝京と関東一が対戦。試合は8-5で関東一が勝利。春・夏連続での甲子園出場を決めた。
5年ぶりの甲子園に挑む関東一高。チームを引っ張るのは今大会10打点の高橋徹平選手。5回戦では、高校通算60号となる3ランホームランを放ち、チームを勝利に導いた。関東一高のマウンドに立つのは左右のWエースで、右のエースの坂井遼投手は最速149kmの速球を武器に東東京大会で躍動した。畠中鉄心投手は緩急をつけた投球で帝京打線を翻弄した。選手達を支えている調理師の原康浩さんは選手やマネージャーともフランクな関係で接している。誕生日にはリクエストメニューを出すなど、食とコミュニケーションで選手達を和ませている。
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9年ぶりの甲子園を狙う早稲田実業は西東京大会2連覇中の日大三高に挑む。1回ランナー一塁で高校通算64フォーマーの2番宇野真二朗が右中間を破るタイムリーツーベースを放つ。キャプテンの1打で先制すると4番の石原優成にもタイムリーが飛び出しこの回3点を奪う。3店リードで迎えた3回。日大三高5番、岡本弦士の同点スリーランで同点となった。早稲田実業は4回ランナー二塁、一塁のチャンスで3番高崎亘弘が1打を放ち得点。1点リードの7回、2年生山崎啓生が三塁一塁のピンチを背負う。日大三高の本間律輝にタイムリーを許し再び同点となる。満塁で迎える日大三高の土井貴仙。フォアボールで痛恨の押し出しとなり逆転を許す。8回早稲田実業の打席には全打席出塁中のキャプテン宇野。フォアボールで出塁すると盗塁を成功。このチャンスに3番の高崎が答え同点に追いつく。9回川上真が1アウト二塁のピンチ。ライトフライで2アウト。その後も抑え無失点で回を終えた。9回ウラの攻撃で先頭バッターはピッチャーの川上。ライト線へのツーベースヒットを放ち出塁。その後満塁となり打席には8番内囿光太。サヨナラタイムリーで早稲田実業が勝利。
激戦区の西東京大会を制した早稲田実業。6試合で58得点を叩き出したキャプテンの宇野真二朗選手。国学院久我山との順々決勝では満塁ホームランを放ち高校通算64本塁打を放った。宇野選手は冬の強化練習の一環として木製バットを使ったという。宇野選手はもともと千葉県出身だったが、野球に全力で打ち込むため母の博子さんと二人暮らしをしている。全力で野球に取り組む息子を全力で支える母。宇野選手は「家族の支えがなかったらここに立てていないと思うので、全力で自分らしくプレーすることが家族への恩返しになると思います」などと話した。
この夏数々のドラマを生み熱戦を勝ち上がってきた関東9代表。それぞれの思いを胸に夏の甲子園に挑む。
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- 第106回全国高等学校野球選手権大会