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オープニング映像。
今回のガリバーは伊東電機。伊東電機は搬送システムを進化させ物流革命を起こしている。
荷物を運ぶローラーコンベヤー。回転するローラーによって、わずかな力で重い荷物を動かすことができる。古代からある技術・コロの原理を利用している。伊東電機のローラーコンベヤーはコロの原理にパワーモーラを加えたことで搬送を飛躍的に進化させた。ローラー自体が回転してその速度を変えられることで様々なメリットを生み出す。荷物がない時はモーターが止まるため省エネに繋がり、荷物の間隔を調整することも可能。
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伊東電機のローラーコンベヤーは配送順に荷物を並べて積み下ろしの時間を短縮することができる。伊東電機は13年前に発売されたAPSS(オート・パレット・シーケンシング・システム)という搬送システムなども近年注目を浴びている。
伊東電機が創業したのは戦後間もない1946年。手先が器用だった初代が家電製品の修理業を始めた。やがて、近くの大手家電メーカーの工場へモーターを納入する下請けとなって会社は軌道に乗る。しかし、オイルショックで経営は窮地に追い込まれる。そこで、初代は下請けからの脱却を目指し、モーターを使った製品開発に取り組んだ。
伊東電機は世界の物流に支障をきたさぬよう、部品の製造から組み立てまで自社で行い、信頼性の髙いモノづくりを徹底している。
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千葉県習志野市には伊東電機が10年前から取り組んでいる事業がある。電線や水道管が通る共同溝の一角を有効利用して作られた全自動の地下植物工場。太陽の代わりにLED。土も使わず養液に浸す栽培で毎日200株を収穫している。伊東電機が目指すのは農業改革。パワーモーラの運ぶ技術を利用して全自動で栽培を行うことで農作業を劇的に楽にしている。
伊東電機の伊東社長は「社会のインフラを支えられるような技術開発。また、労働者の環境を少しでも楽にしていく設備を提供できたらと思う」と話した。
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エンディング映像。
次回予告が流れた。