オープニング映像が流れた。

今回は群馬秘湯の旅。ダムに沈んだ温泉地・「川原湯温泉」、温泉マーク発祥の地と言われる「磯部温泉」を紹介。

キーワード

川原湯温泉磯部温泉群馬県

群馬県西部を走るJR吾妻線。川原湯温泉駅が旅の始まりとなる。駅を出てすぐ目の前に広がる湖は八ッ場ダムによってできたダム湖である。このダム湖の底にはかつて川原湯温泉街があった。今は八ッ場ダムでできた湖の高台に移転し、民家や旅館など全て一新した街に生まれ変わった。

キーワード

八ッ場あがつま湖八ッ場ダム吾妻線川原湯温泉駅群馬県

今日の宿である「山木館」も移転して再建を果たした江戸時代から続く老舗の旅館である。現在の山木館でも移転前の内装や囲炉裏などを活用している。至る所にかつての面影を留めており、山木館には8つの部屋がある。

キーワード

山木館川原湯温泉群馬県

男女別の大浴場は清潔感のある浴室となっている。昔の街はダムに沈んだが、お湯は健在でダムの底から引き上げられている。内湯の一角には寝湯もある。庭に囲まれた露天風呂の硫黄成分を含むお湯はとても柔らかい肌触りである。

食事専用の部屋には移転前の山木館で使っていた囲炉裏があった。群馬の名産を生かした色とりどりの料理が並んでいた。「上州牛のローストビーフ」「上州麦豚のせいろ蒸し」を特製のタレで食べていった。

キーワード

上州牛のローストビーフ上州麦豚のせいろ蒸し山木館群馬県

庭に面した貸切風呂にも寝湯があった。源頼朝が発見したと伝わる歴史ある川原湯温泉は移転した今もなお、人々を癒やし続けている。

キーワード

山木館川原湯温泉源頼朝群馬県

群馬県安中市一体にまたがる妙義山。その妙義山の麓に江戸時代には開湯していたと言われる磯部温泉がある。のどかな温泉街にはせんべいやおまんじゅうなどの土産物店が軒を連ねている。磯部温泉は馴染み深い温泉マーク発祥の地とも言われている。街の中心部にある大型旅館・磯部ガーデンがきょうの宿となる。

キーワード

妙義山安中市（群馬）磯部温泉

街の中心部にある大型旅館・磯部ガーデンがきょうの宿となる。創業90年以上であり、広いロビーが出迎えてくれる。ベッドタイプや客室風呂が付いた部屋もあり、120室を備えている。

キーワード

磯部温泉群馬県舌切雀のお宿 磯部ガーデン

シンプルだがとても広々とした大浴場。磯部ガーデンには男女それぞれ2種類の大浴場がある。温度は42度ほどで磯部温泉は塩分や炭酸成分を豊富に含んでいる。大浴場の片隅には小さな湯船があり、こちらには水を加えていない源泉がそのまま満たされている。また露天風呂には庭風呂や樽風呂など3種類の湯船が並んでいる。

キーワード

磯部温泉群馬県舌切雀のお宿 磯部ガーデン

塩分や炭酸成分を多く含む磯部温泉の源泉を使って生まれたこの地域の名物がある。それが「磯部せんべい」である。温泉街の中にある工場を訪ねてみることとなった。磯部せんべいは小麦粉・ざらめと炭酸成分を含んだ源泉で作り上げるシンプルな薄焼きせんべいである。多い時では1日に2万枚近く焼き上げている。せんべいの生地に源泉を混ぜることで軽やかな食感が生まれるという。

キーワード

大手製菓磯部せんべい磯部温泉

地元の方にも人気な日帰り入浴施設「恵みの湯」に立ち寄ることとなった。大浴場や休憩所も供えており、珍しい入浴法が体験できるという。それが「砂塩風呂」で全国でも希少な温泉を使った砂蒸し風呂である。砂の中の温度は40度以上で10分もしないうちにみるみる汗が吹き出してきた。体に無理のないタイミングで砂風呂からあがることとなった。シャワーを浴びたら終了となる。最後は数種類のハーブティーでリラックスタイムとなり、磯部せんべいと梅干しもついていた。

キーワード

恵みの湯砂塩風呂磯部温泉群馬県

宿に戻ってお楽しみの夕食となった。アワビの酒蒸しなど豪華な品々が揃っている。上州名物の「おっきりこみ」はのどごしのいいうどんに味噌のスープが染みている。可愛い蓋を開けると中からは「上州牛のすき焼き」が出てきた。宿の名物は「源泉湯豆腐」で磯部温泉の源泉からスープを作っている。

キーワード

おっきりこみ上州牛のすき焼き源泉湯豆腐磯部温泉群馬県

エンディング映像が流れた。

キーワード

磯部温泉群馬県舌切雀のお宿 磯部ガーデン