2023年9月27日放送 4:00 - 4:10 NHK総合

視点・論点
今、被爆三世ができること

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(オープニング)
オープニング

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(視点・論点)
今、被爆三世ができること

写真家の堂畝紘子さんは広島出身で、学校や地域で行われる平和教育を通して戦争、核兵器に対する恐怖、平和を作るために何かをしたいという想いが芽生えた。同世代に焦点を当て、被爆3世の家族写真をテーマに撮影を始めたのが2015年で、三世の多くは祖父母の体験談にあまり関心を持っていなかったという。堂畝さんはこれまでに100組の家族を撮影し、写真展も開催してきた。撮影時、家族の間で被爆体験などを語り合って貰う時間を設けているが、堂畝さんは若い世代が他人事ではないと認識する瞬間に何度も立ち会ってきた。被爆3世の年齢層は幅広く、赤ちゃん~50代が該当する。差別に苦しめられた被爆者、被爆ニ世と比べ、三世は当事者意識は希薄だが、冷静に物事を捉えることもできると言える。また、被爆4世も続々と誕生し、四世の立場、視点からできることを実践している若者もいる。堂畝さんは「広島、長崎の被爆者に限らず、戦争、戦後を生き抜かれた体験者から私達へと命のバトンが繋がっている。今、何をしたらいいのだろう、一人ひとりが考え、行動していくことが未来という結果を作っていく」などと語った。

キーワード
三次市(広島)生きて繋いで~被爆三世の家族写真~長崎県
(エンディング)
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