2023年11月2日放送 4:00 - 4:10 NHK総合

視点・論点
ピカソ没後50年 いま改めてキュビスムの魅力

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(視点・論点)
ピカソ没後50年 いま改めてキュビスムの魅力

松井裕美准教授はキュビズムの代表的な画家として知られるジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソの作品を紹介し、90年代末、認知科学分野でキュビズムの実験に関心を寄せる科学者が登場したという。ピカソ、ブラック以外のキュビズムの画家にロベール・ドローネーがいて、「パリ市」を紹介した。距離をとって鑑賞すると、裸の女性が3人見えるが、近づいていくと独特なタッチにより、女性の輪郭線はぼかされている。イタリアのポンペイの壁画に描かれている古代の三美神を参考にしたとされるが、ドローネーは現代的なフランスの町並みを描くなど、近代と古代、都市と自然の融合を読み取れるという。ドイツ、イタリア、ロシアでもアバンギャルドな文化が花開き、キュビズムと共鳴するような前衛的な文化も発展。ギャラリスト、批評家、コレクターの存在、彼らが構築したネットワーク、社会構造もキュビズムの魅力を高めていったといい、研究が行われている。

キーワード
キュビズムギタージョルジュ・ブラックパブロ・ピカソパリ市レスタックの木々ロベール・ドローネー国立西洋美術館
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