- 出演者
- 田中裕二(爆笑問題) 太田光(爆笑問題) 阿川佐和子 岡崎ゆう 高橋英樹 トラウデン直美 川島如恵留(Travis Japan) 磯田道史 千葉公慈
アトラス北千住マンションギャラリーの藤原さんが、アトラス北千住について解説。北千住駅から徒歩5分で、共用部分はホテルのような美しさと高級感がある。
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光秀は信長の家臣としては新参者だったが、あっという間に出世して側近中の側近になって信頼関係で結ばれていた。1571年、比叡山は信長と争っていた敵対勢力を匿っていたので焼き討ちにされた。焼き討ちの中心人物が光秀だと言われている。比叡山焼き討ちで被害にあった寺に光秀の墓がある。光秀は焼き討ちの功績からこの辺りを領地としていて、領主となり寺の復興に協力したという。光秀はかなりの物知りで、ルイス・フロイスによると周囲の人間に「人を欺く72の方法がある」と語っていたという。
焼き討ち10日前に光秀が書いた手紙が大津市歴史博物館に残されている。比叡山周辺の豪族に送った手紙で、戦に加わるよう頼んでいた。西教寺には功績として築城を許可した坂本城の城門が移築されたという。光秀は秀吉よりも早く出世していた。信長が光秀を信頼したきっかけは比叡山焼き討ちで命令を忠実に実行したからと考えられる。今回は謎を1つ解くごとに1文字のキーワードが判明する。1つ目は「つ」。
信長は岐阜城を拠点としていた時期がある。1574年の正月、信長は岐阜城での宴会で朝倉義景・浅井長政・浅井久政の黄金の頭蓋骨を家臣に見せた。浅井長政は滋賀県の北半分を支配していた戦国大名で、信長の妹の旦那だった。1570年、信長は朝倉義景と戦っていたが、長政に裏切られて京都へ逃げのびた。長政は織田家に取り込まれるのを恐れたのではないかという。「信長記」によると、長政の裏切りを知った信長は「嘘に決まっている」と言ったという。裏切りから3年、信長は浅井家を滅ぼし、長政を自害に追い込んだ。頭蓋骨を黄金にしたのは信頼する相手に裏切られたことがあまりにショックだったからかもしれない。キーワード2つ目は「が」、3つ目は「の」。
真清田神社には信長が天皇家から手に入れたお宝が伝わっている。お宝は「蘭奢待」という香木で、天皇家由来の香木で添加第一級の名香とも呼ばれいる。真清田神社の蘭奢待は信長が切り取ったもので本体は別の場所にある。
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信長が切り取ったという香木・蘭奢待の本体は東大寺で管理されていた。聖武天皇ゆかりの品と言われ、これまで数えるほどしか切り取られていない。当時、勢力を伸ばしていた信長は朝廷からも信頼されるようになっていて、天皇も切り取える許可を与えたという。蘭奢待を切り取るため、奈良の支配下の城に運ばせて目の前で切り取らせた。
信長の前に蘭奢待を切り取ったのは約100年前の足利義政で将軍のような人しか切り取れなかった。信長は今まで将軍家がやっていたように京都を中心とする政治を行う責任を持つ人間ということを世の中に知ってもらいたかった。
滋賀県長浜市国友町はかつて製鉄業が盛んで、戦国時代は鉄砲の一大生産地だった。信長はここで多くの火縄銃を手に入れ、新たな使い方を編み出していった。信長以前の鉄砲は威嚇がメインだった。一発撃つのに20~30秒かかる火縄銃は多くの敵を倒すのに向いていなかった。信長は大量の鉄砲と大規模な軍隊で絶え間なく撃ち続けることを可能にした。勝頼はそのうち弾と火薬が切れると考えたが、信長は南蛮貿易で弾や火薬を大量に入手していた。キーワード4つ目は「ん」、5つ目は「た」。
安土城は本能寺の変の直後に焼失し、今はほぼ石垣しか残っていない。発掘調査をもとに近江八幡市がCGで再現、スマホやタブレットで安土城が見られる。山の麓から建物のてっぺんまでは約150mあったという。信長は超高層の城で世間に天下人をアピールしたという。普通の城では「天守」と書くが、安土城では「天主」と書いたという。
安土城は地下1階・地上6階建てで高さは32mといわれている。当時の大名が主に暮らしていたのは御殿と呼ばれる屋敷で、天守は倉庫として使用されることが多かった。対して、安土城の天主は畳が敷かれ豪華絢爛。信長は天主に住むことで天下人をアピールしたのかもしれない。
安土城にはそう見寺という寺があって、本堂には信長に見立てたモノがあった。当時、日本にいたポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスは「信長が自分の代わりだと石を祀り、家臣などに誕生日を拝ませていた」と記している。ルイス・フロイスが所属していたキリスト教団体であるイエズス会が本能寺の変の黒幕という説もある。キーワード6つ目は「が」。
人の声を分析するプロの1村岡先生によると、骨格・口や鼻の形などがわかれば発するであろう声を作り出せるという。映画「レジェンド&バタフライ」で時代考証を担当した大石先生に信長に近いと思われる肖像5つをピックアップしてもらった。肖像からわかる信長の特徴は身長170cm弱で面長、華奢な体型、鼻が大きい。信長の特徴に近い男性の声を収録、収録した音声を信長の特徴に合わせて加工した。信長は高い声で戦場で伝わりやすいと推測された。
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実は本能寺は弱点だらけで超攻められやすかったということが最近の発掘調査や研究でわかってきた。登場人物:2007年、本能寺跡の近くを発掘調査すると瓦や堀が出土し、ここよりも北が本能寺である可能性が高まった。従来の半分のサイズなので取り囲みやすかった。また、本能寺は坂の下にあった。境内が見えるため攻めに有利だ。
当時の本能寺を再現した模型を紹介する。
当時の本能寺を再現した模型を見ると、城のように強固ではなく普通の寺だった。模型の参考に歴史資料や発掘の調査結果、専門家に取材、本能寺の変に近い時代に描かれた屏風絵なども参考に宗教面からもお堂の配置を割り出していったという。近畿一円の治安維持を担当していたのは光秀で、信長は光秀を信頼していた。