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オープニング映像。水産練り製品製造技能士の合格率はおよそ40%。
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- 水産練り製品製造技能士
神奈川県小田原市は20を超えるメーカーがひしめく日本有数のかまぼこタウン。小田原蒲鉾協同組合が主催する技術研究会は月に一度組合に所属するかまぼこ店やメーカーから国家資格取得を目指す人が参加する。神兼智さんは水産練り製品製造技能士一級で国家試験の試験官も務めている。学科と実技で好成績をおさめなければならない。板付きかまぼこは室町時代に登場。かまぼこは魚をおろし採肉し水にさらして脱水。擂潰し成形し加熱したら完成。
脂や血の量はかまぼこの出来を左右する。水にさらし脱水。魚5匹分の身を水晒しする前と同じ重さになるようにしぼる。重さの差が10g以上だと減点、20g以上だとほぼ不合格。試験では300gのかまぼこを1時間以内に3本成形しなければならない。審査ポイントは見た目の美しさと重さ。塗り包丁は削ぐ・練る・延ばす・塗ることに特化したかまぼこ専用の包丁。中下さんは青森の名門水産高校を卒業後、小田原かまぼこに魅了され大手かまぼこメーカーに就職。かまぼこ人生としては順調だったが、国家資格は不合格だったという。
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かまぼこが歴史に登場するのは900年前。原料確保の難しさなどで昭和50年代以降、生産は低迷する。昭和61年国は水産練り製品製造技能士の資格を創設。国内で現在約300人の1級水産練り製品製造技能士が活躍中。
創業160年を誇る小田原の老舗かまぼこメーカーはかまぼこ1本5000円以上。職人の技の速さと正確性が欠かせない。富永さんはかまぼこ成形の巨匠。後輩の職人たちには「頭じゃなくて体を使え」と話した。
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- 小田原市(神奈川)水産練り製品製造技能士
国家試験まで残り8か月、神さんは中下さんと岡本さんを工場に呼んだ。300gのかまぼこを3本作る模擬試験が行われた。岡本さんは表面が荒く、凸凹して艶がない。規定の重さは300gで誤差が20g以上あるとほぼ不合格。中下さんは1本目は355g、2本目は350g、3本目は345gだった。
エンディング映像。
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