2025年4月12日放送 5:30 - 6:00 フジテレビ

週刊フジテレビ批評

出演者
渡辺和洋 斉藤舞子 音好宏 石田健 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

テレビウィークリー
フジテレビ 番組審議会

元タレントの中居正広氏とフジテレビの元女性アナウンサーとのトラブルに端を発した一連の問題について審議が行われたフジテレビ番組審議会の様子を紹介。清水賢治社長らは視聴率をもったタレントやクリエイターであろうが、そこに人権侵害があるならばそんなモノはいらないとしており、良い番組づくりに犠牲はあってはならないと伝え続ける必要があるなどと伝えた。またフジテレビが策定した再生・改革について井上由美子委員らはコンテンツ開発やクリエイティブに向けた提言が少なく、社会にフジテレビがどう変わっていくのか伝えていくには番組が一番の効果があり、今の状況だからどんな番組どんな良質な番組に切り替えていけるかが重要などと指摘した。清水賢治社長はアナウンス室の設計をどこに置き、独立室なのかやどうか、その上でのキャスティングにおいてアナウンス室の能動的なマネジメント、そしてここのアナウンサーを守るためのマネジメントが組織として導入されなければならないと感じておりそうした方向で検討しているなどと伝えた。

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第三者委員会のフジテレビ調査報告書を検証

3月31日の第三者委員会の記者会見が行われた。第三者委員会の報告書ではフジテレビの元アナウンサーAと中居氏とのトラブルについて「業務の延長線上」にあった性暴力と認定した。先週の当番組ではフジテレビの女性アナウンサーに対する扱いや中居氏の利益になる行為を取った背景について検証していた。

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The批評対談
調査結果公表 フジテレビの責任を検証 経営陣の問題点

上智大学文学部教授である音好宏、The HEADLINE編集長の石田健がゲストに登場。3月31日に行われた第三者委員会記者会見を振り返った。当時の港社長・大多専務・編成制作局長が女性Aが中居氏から性暴力を受けたと報告したがプライベートにおける男女トラブルの事案だと即断し、番組における編成ごととして狭く捉え、番組のことは編成制作局長以上で決めるという考えたあったと報告書はしている。これについて石田らは、フジテレビにおけるいびつな評価基準で昇進した港社長らには経営者としての水準が足りていなかったのではなどと指摘した。性暴力被害者のケアを丸投げされ、報告書では安0全かつ健康な労働環境という人権の侵害と評価されたF氏について音らは、社会的に社内スタッフにおけるケアなど様々な手法があり、医療的なこと含めて語られている中で丸投げしているのは明らかな判断ミスで女性だからと役職につけられ押し付けられたF氏は非常に難しい立場にあったはずで、フジテレビは人権や男女格差の初歩の初歩な話しかできていないなどと話した。

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調査結果公表 フジテレビ再生への道

3月31日に第三者委員会の報告書を受けてフジテレビ 清水社長が行った会見を振り返った。フジテレビの再生・改革に向けたプランを「人権尊重の徹底」「企業風土改革」「ガバナンス強化」「フジテレビの未来を見据えた人的資本経営戦略」としている。フジテレビの再生について送られた視聴者の声を紹介。フジテレビ再生のカギについて音らは、第三者委員会が示したことをスタート地点にフジテレビ自身が改革していく必要があり、テレビ局の企業ガバナンスという全く新しい領域に行政指導が入ってしまったことは非常に罪深いことなどと伝えた。スポンサーや視聴者がフジテレビのどこを見て変わったと判断するかについて音らは、放送局ならば番組作りで信頼回復する必要があり、スポンサーや視聴者に対して真摯に向かい合い続けることが大切などと告げた。

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