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古舘寛治が青森県五所川原へ。立佞武多の館にやってきたがここには立佞武多が展示されている。23mあるが夏の忙しい時期に襲ってくる眠気を追い払うために始まったのがねぶた祭。高さを競っていくうちに大きくなっていったという。また五所川原立佞武多が毎年8月に開催される。現在はねぶた表現師がねぶたを作っている最中で古舘はその製造工程を見学した。
オープニング映像。
古舘寛治がやってきたのは五所川原高校。少林寺拳法部があるという。古舘も少林寺拳法には思い入れがあると語った。次にやってきたのは五所川原駅。ここから津軽鉄道の冬の名物のストーブ列車に乗るという。海外からも観光客が来るほど人気で。1930年に開業した津軽鉄道は厳しい冬を乗り切るために石炭ストーブが活躍している。
津軽鉄道の中間地点の金木駅へ。太宰治はこの場所で暮らしていた事があり、生まれ育った町。斜陽館は太宰治が育った家。11人兄弟の10番目として津軽の大地主の家で生を受けた太宰治は現在の価値で8億円の大豪邸に住んでいた。2階には当時珍しかった洋風建築が。しかしこの大きい家に太宰はよく思っていなかったというが作家としても地主を批判するようなそういった作品を書いていたという。金木町はかつて林業で栄えた町でもあり防虫効果があるという。また樹齢800年の十二本ヤスが。神が宿る大木で神が木を数える12月12日にかけてそう呼ばれるようになった。
金木には昔競馬場があり木材を運搬するため馬もかかせなかったがこの地域ではよく馬肉を食べられていたという。廃校になった中学校を馬小屋にし、800頭がいるというが精肉として全国に馬肉をおろしているという。馬肉の味に古舘は来てよかったと答えた。更に刺し身も楽しんだ。
次に食祭館 中谷というスーパーにやってきた古舘。ここでしか買えないマニアックなお惣菜があるという。また店ではホッケを作っているが食料が乏しい冬に動物性タンパク質を補給するための大事な保存食だったという。さらにスーパーの二階でニシンの飯寿司を食べた古舘は、美味しいと答えた。再び鉄道の旅へ。芦野公園駅では古くなった駅舎を喫茶店として活用し、乗車時間のギリギリまでコーヒーを飲むことができるという。店でも切符が購入できる。古舘は次に一般車両に乗り換え古舘は終点へ。そこですこっぷ三味線をあみだした舘岡さんが演奏会を行っていた。今では全国ツアーで大忙しになるという。古舘もすこっぷ三味線に挑戦した。
エンディング映像。