- 出演者
- 藤森祥平 太田光(爆笑問題) 赤荻歩 石井亮次 出水麻衣 井上貴博 岩田夏弥 山本恵里伽 篠原梨菜 米重克洋 中室牧子 星浩
参議院選挙愛知選挙区。酒井庸行(自民・現)がトップも当確なし。水野孝一(国民・新)、田島麻衣子(立憲・現)、杉本純子(参政・新)が当確。安江伸夫(公明・現)は当確なし。
参議院選挙新潟選挙区は改選1。中村真衣(自民・新)がトップも当確なし。打越さく良(立憲・現)などが追う。
参議院選挙、石川選挙区から立候補の自民・宮本周司候補。裏金問題で逆風のなか、同じ自民の鶴保庸介参院議員が「運がいいことに能登で地震があった」など発言。宮本氏は被災地目線をアピールして選挙戦を展開。
参議院選挙石川選挙区は改選1。宮本周司(自民・現)がトップも当確なし。
参議院選挙岐阜選挙区は改選1。若井敦子(自民・新)がリードも当確なし。
参議院選挙三重選挙区は改選1。小島智子(立憲・新)が当選確実。吉川有美(自民・現)は及ばず。
参議院選挙、有権者へのインタビューで自民党について聞かれた声を紹介。「国民がいまなにに苦しんでいるのか もうちょっと汲んでほしい」「結局何もやってくれない」「何も変わっていない」など。
過去の参院選で自民党が獲得した議席数の推移。リクルート事件後の89年は36、消費増税後98年は44、消えた年金問題などあった07年は37。いずれもその時の総理が退陣している。今回は30程度になる見通し。TBSなどの調査では、これまで自民を支持していた者は参政・保守などに流れたとみられる。要因として考えられるのは、経済政策で自民を支持していた人が物価高などを受けて減ったこと。
参院選公示2日前、自民・石破総裁に太田光がインタビュー。主な話題は米トランプ大統領への対応。日本には8月1日から関税25%を課すと表明しているが、選挙中には「なめられてたまるか」など発言。
参院選、過去最小の獲得議席となった自民党。その石破総裁にインタビュー。「開票が終わるまで軽々なことは申し上げない」「政治空白を作りたくない」などと続投を示唆。日米関税交渉をめぐり「選挙中も交渉を続けてきた」「国益をかけて全力で交渉に臨む」とし、「総理・総裁になってブレた」との指摘には「国政は一瞬も停滞してはいけない」「野党や党内からの理解を得るには難しい面がある」などコメント。
ここまで石破総理にインタビュー。太田は「防衛政策は自民党内でも意見がわかれている」「どうなるか分からないのが不安」などコメント。議席数は過去最小になる見込みだが続投を明言しているが、与党内からも「衆院選、都議選、参院選で負けてスリーアウトチェンジ」との声が。総理は明日記者会見。
当選した候補者のコメント紹介。参政党・梅村みずほは「予想をはるかに上回る参政党旋風が起こせたのではないかと嬉しい気持ちでいっぱい」などと述べた。保守党・北村晴男は「SNSで立候補してるらしいぞと拡散していただいたことが最大の勝因」などと述べた。
東京選挙区の当選確実は4人。4番手に公明の新人・川村雄大が浮上。山口那津男前代表の後継として当選を目指す。共産・吉良佳子は、教育・子育て支援を第一に訴えてきた。奈良選挙区は、高市早苗の出身地ということで保守王国とされている。1番手は現職の自民・堀井厳がリード。追う展開なのが国民民主党・杉本葵。香川選挙区は、国民民主党・玉木代表のお膝元。国民・原田秀一が当選確実。広島選挙区は、自民・西田英範が当選確実とした。熊本選挙区は、自民王国に立憲民主党の新人が挑む構図。自民・現職の馬場成志が当選確実。
獲得議席は、参政党は現時点で10、自民党が23。参政党に投票した人は、「日本人ファーストというキーワードに惹かれて投票した」「参政党は日本を重要視して日本国民のために働いてくれる政党だと感じた」などの声があった。
参政党の神谷代表は、もともと大阪府吹田市の市議だったが、5年前「投票したい政党がないならゼロから作る」として結党。コロナ禍で行われた2022年7月の参院選で全国比例で当選。参政党として初の国会議員となった。現在国会議員が5人で、今回の選挙では全国全ての選挙区と比例代表合わせて55人を擁立。
参政党の神谷宗幣代表は、日本人ファーストのキャッチコピーなどが賛否を含め大きく注目された。陰謀論的なことや反ワクチンとかでネガティブなイメージもあったが、3年前の選挙の時の動画を見ると「まずいこと言ってんな」と思うこともあるという。その時は情報もなく国会議員でもなかったので、ネットの情報を引っ張ってきて話してたのがたくさんあったのでそれは反省もあるという。参政党が公開している新しい憲法案には、「国は主権を有し」とあることから国民主権ではないのではと懸念の声も上がっている。国家主権と国民主権は併存しうるなどとした。「新しい憲法を」と訴える神谷代表に護憲派の太田さんは「心配するのもわかる。僕なんかにしてみると俺等の頃より全然マシ。人のために何とかしたいという人がものすごく増えた。だから日本はとても良い方向にちょっとずつだけど進んでる思いがある。大枠の部分を明確に変える必要がある?」などと述べた。神谷代表は、「今の憲法を全部変えて国民主権を変えるとかではなく、大事なことは国の未来をみんなで考えること」などと述べた。
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TBSとJX通信社が先週末に行った調査の結果から分析。「外国人が必要以上に優遇されている」「テレビや新聞の情報は概ね信用できない」「現在の正統派既得権益にとらわれており直接人々の意思を代表するリーダーが現れて欲しい」という質問に、参政党支持者が一番多く同意していた。こうしたことから、「外国人が必要以上に優遇されている」の質問から、いわゆる保守的な考え方をもつ、または外国人い対して厳しい考え方を持たれる支持者がたくさんいることがわかる。そのうえで「テレビや新聞の情報は概ね信用できない」は、インターネットとかで自分で見つけた情報を信用しているという傾向が強いことになる。「現在の政党は既得権益にとらわれている」は、政治不信、既存政党への不信がすごく強い。そのうえで「直接人々の意思を代表するリーダーが現れて欲しい」は、今の政治不信を反映して新しいリーダー像を神谷代表みたいな人に求めていることで、参政党の支持層の方々の特徴がどちらかというと右よりだし、既存のマスメディアとか既存の体制に対してあまり信用していないといった像が浮かび上がってくるという。中室さんは、外国人が優遇されているという話についてはデータをみて判断することが重要だという。神谷代表に関してのポイントについて星さんは、既成政治に対する不満をすくい上げてきていて、今度はその勢力をもとに独自の政策を発表したり、データに基づいて政策を打ち出すことが必要になってくるので、これまでとは違った対応が必要になってくるという。
神谷宗幣代表に中継で聞く。 予想以上の議席をもらったという。党の体制を作り直すという。政策チームをつくるために人を集めるという。神谷さんが日本人よ目覚めよと言っていてそれが精鋭化したのではないかと太田さんが言う。戦前の軍国主義につながる危険性もある。排外主義につながっている。政治家にとって言葉は命だ。いままではメディアに出してもらえなかったので強い言葉を使ったと神谷さんが言った。参政党員のふりをする人もいたという。意図的に流布している人も少なくないとのこと。ガイドラインを作ったとのこと。SNS全体の問題として取り組むべきだ。神谷さんの中では「大和心」を大切にしているが、本来はやさしい心だ。太田は神谷に日和ったのではないかとも言われている。太田さんは、神谷さんを信用できるのは、会話を閉ざさないことだと言う。思想は違うけれども対話をあきらめないとのこと。