- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 浅野ゆう子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。世界卓球団体戦が始まる。今回の世界卓球の開催地は韓国・釜山。早田ひな選手以上に中国に警戒されているのは張本美和選手。成長曲線がほぼ垂直だと話した。
本日のゲストは浅野ゆう子。1960年、兵庫県神戸市生まれ。小学6年生の時スカウトされ単身上京、13歳で歌手デビューし、日本レコード大賞 新人賞を受賞するなどアイドル歌手として活躍。27歳のとき「君の瞳をタイホする!」でヒロインに抜擢され、「抱きしめたい!」ではW浅野が大ブームになり、トレンディードラマの女王と呼ばれた。2017年、57歳で結婚。出会いは友人の誕生日パーティーで旦那さんの第一印象はチャラそう。後日、事務所に手紙が届いたのをきっかけに交際がスタートした。今年4月には「新生!熱血ブラバン少女。」に出演。
浅野ゆう子のお宝はオーデマ ピゲの腕時計「ロイヤルオーク」。夫が大事にしていて特別なときにしか使用していない時計だという。値札があり、195万円。本人評価額は250万円。鑑定結果は800万円。2006年製でスイス人時計デザイナーのジェラルド・ジェンタがデザインしたものだという。
依頼人は北海道の利尻島にある「居酒屋かもめ」の店主・谷智晴さん。お店は1982年にオープン。一番のオススメは利尻産ほっけの刺身。利尻昆布は炭火で豪快に焼いて出している。お宝は金色に輝くありがたいもの。70年ほど前に父・富雄さんが近所の方から買い取ったもの。お宝はチベットの仏像。仏像の中には経典が納められている。
チベットは南はヒマラヤ山脈、西はカラコルム山脈、平均標高は4000mを超える。この地にインドから仏教が伝来したのは7世紀。サンスクリット語の経典がチベット語に翻訳された。現在はニンマ派、カギュ派、サキャ派、ベルク派の4大宗派が存在し、ダライ・ラマ14世はベルク派の最高位にしてチベット仏教の最高位であり、活仏として崇拝されている。仏像はチベットでは木材資源が乏しいため、木彫は少なく銅に鍍金を施した金銅仏が主流。依頼品は銅に鍍金を施したチベットの仏像。右手には錫杖を持っているが、左手にあった宝珠が失われている。衣の内側と台座の中にチベット語の経文計5巻が納められている。
亡き父が借金してまで買ったチベットの仏像。本人評価額は100万円。鑑定結果は300万円。17世紀初頭にチベットで作られたもので、大地の女神プリティヴィーだという。鍍金の状態は良い、宝珠が無くなっているがさほど価値は下がらないという。中に入っている蛇羅尼教が価値を上げているという。
舞台は宮崎県日南市。サンメッセ日南にあるモアイ像、7体それぞれに異なる幸運がありパワースポットとしても人気。飫肥城跡は江戸時代は飫肥藩・伊東氏が5万1千石の城下町として栄えた。九州の小京都とされる街並みも一見の価値あり。日南市は近海カツオ一本釣り漁獲量日本一。ご当地グルメは日南一本釣りカツオ炙り重。漬けカツオの味付け各店舗によって様々。
宮崎名物・チーズ饅頭を作っている北園登さん。お宝は古備前の壺。骨董収集をしていた父が残したものだという。本人評価額は10万円。鑑定結果は30万円。今回、鑑定額が本人評価額よりアップした方には地鶏の鍋セットとスイートピーをプレゼント。古備前の壺は室町時代の後期に作られたものだという。
フリマアプリにどハマり中の中村和美さん。お宝はブリキの鉄人28号3点。最初の1体は30万円で購入、続けてそれぞれ5万円で購入した。本人評価額は40万円。鑑定結果は55万円。
ウイスキーコレクターの中原嘉政さん、収集歴は4年でコレクションはおよそ200点。お宝は明治時代の銀貨コレクション。一円銀貨27枚と貿易銀3枚。銀貨コレクターの父のものだという。本人評価額は100万円。鑑定結果は500万円。すべて本物で一円銀貨はコレクターから人気。数が少ない明治8年の銀貨は150万円の価値。
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- 日南市(宮崎)
子どもの頃の夢はタカラジェンヌだったという杉村和香さん。宝塚音楽学校に入学したが、燃え尽きて舞台には立たずに終わったという。お宝は木製看板2点。実家の金物屋に掲げてあった看板。明治25年創業で現在の建物は登録有形文化財になっている。本人評価額は10万円。鑑定結果は20万円。木製看板は時代を映す鏡で状態が良い、日南市の歴史としても貴重なものだという。
大分県日田市中津江村は2002年の日韓ワールドカップでカメルーン代表のキャンプ地となったことで有名。依頼人は地底博物館 鯛生金山の広報・森脇廣市郎さん。この地で金鉱石が発見されたのは明治27年、最盛期には年間産出量が2.3トンになり東洋一の金山となった。戦後、産出量は減少し昭和47年に閉山。昭和58年に博物館としてオープンした。一番人気は砂金採り。お宝は開館以来ずっと飾ってある謎の絵。昭和12年頃、当時の鉱山会社のオーナーが購入したもので、現在も展示されているがどこでいくらで購入したものかは不明。岡鹿之助の油彩画。
油彩画の作者は岡鹿之助、静謐で詩情あふれる世界を描いた画家。1898年、東京・麻布の生まれ。中学のとき洋楽家・岡田三郎助にデッサンを学んだ。1919年に東京美術学校に入学するがほとんど登校せず、自宅のアトリエで独学を続けた。卒業後26歳でパリにわたり、藤田嗣治に教えを仰ぎサロン・ドートンヌで入選。その展覧会場で絵肌の弱さを痛感した。基礎から学び直し、油絵の具の鮮やかな色彩を存分に生かす技法を追及した。そしてたどり着いがのが点描。岡の点描は独創的だった。1939年に第二次世界大戦勃発により帰国。その後は灯台や古城など重量感のある建造物を意欲的に描いた。1972年に文化勲章を受賞。依頼品の大きさは25号、川遊びをする3人の親子が描かれている。点描の前の作品とみられる。
地底博物館に飾っている岡鹿之助の油彩画。本人評価額は400万円。鑑定結果は1万円。岡鹿之助の作品ではない。テイストが全然違うという、全然違う画家が描いた風景画に誰かサインを入れた偽物だという。
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