- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 タージン
オープニング映像が流れた。食事・ティータイムで使うある実用品の一大コレクション!大発見か?中国・明時代を代表する画家二人の合作!鑑定団ファンの小学6年生、お宝の真贋を予想。
タレントのタージンさんが、ゲスト。関西ではロケの神様。大阪府生まれ。大学時代は落語研究会に所属。「お笑いスター誕生!!」に出演。関西ナンバー1レポーターを言われている。きつねうどん発祥の名店「うさみ亭マツバヤ」にやってきた。きつねうどんをレポートするタージンさん。曇らないようにメガネのレンズは外れているという。
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- うさみ亭マツバヤお笑いスター誕生!!
タージンさんがスタジオに登場。レポートは進化しているという。東京のおしゃれな番組は無理だろうと今田さんがいう。黒楽茶碗を見せてくれる。妻の実家の祖母が嫁ぐときに持ってきな物。千利休の不足の美が表現されているとのこと。茶の緑が映えるような黒だ。本人評価額は100万円。鑑定額は2000円だとのこと。一般の窯で大量に焼かれた茶碗だという。ふだん使いにはいいという。
谷中にやってきた。依頼人は加藤さん。金属製のヴィンテージボタンを手にとり購入する加藤さん。フランスの愛国バッジも購入。イギリスのポーカーダイスを購入。さがしていたものが見つかったという。アンティークの銀のスプーンをコレクションしているという。1600年代のものもある。1本6万円くらいのものもある。ソルトスプーン、アイスクリームスプーンもある。カトラリーとは洋食に使う道具。スプーンの歴史は古い。古代エジプトの遺跡からは木製や動物の骨でできたものも見つかっている。化粧品を入れるのに使われた。食卓に登場するのは中世ヨーロッパから。金属製のスプーンは一部の特権階級のみ。富の象徴だった。貴族が銀食器を使って食事をとるようになったのは17世紀。イギリスにおいて銀製のものが使われるようになる。ブレッドバスケットなどもある。イギリスには銀器にホールマークがつけられていた。スタンダードマークは銀の品位を表す。アセイマークは産地をあらわす。デイトレターは年代を判別することができる。スプーンは多様化している。大型のもの、ティータイムで用いるものなど。依頼品はイギリス製47点、フランス製3点。1636年のスプーンもある。1697年のロンドン製もある。貝や花をモチーフにしたものもある。茶葉をすくうスプーンも。シュガーシフターは、菓子に砂糖をまぶすもの。ジャムスプーン、フルーツスプーンなども。実用品でありながらきわめて優美だ。
依頼品「銀のスプーン50点」の本人評価額は、100万円。鑑定結果は、201万4000円だった。17世紀から20世紀初頭のもので、すべて手作り。一番高価なのは、17世紀に作られた2本で、それぞれ25万円。1636年製のものは、17世紀以前の古い特徴的な形をしている。1697年製のものは、銀の純度が95.84%のブリタニアシルバー。ヨーロッパを回ってもなかなか手に入らないコレクションだという。
出張!なんでも鑑定団は、佐賀県多久市。シンボルは、1708年、孔子を祀るために建立された多久聖廟。国内に現存する孔子像としては、足利学校や閑谷学校に次いで古く、現在、国の重要文化財に指定されている。近年力を入れているのが、ウォールアートプロジェクト。プロのアーティストが建物の壁などをキャンバスにポップで色鮮やかな作品を制作。フォトスポットにもなっている。
依頼人の松本さんが持ち込んだのは、鍋島焼の皿。入手経緯は不明だが、明治時代には家にあったという。15年ほど前、旅行で訪れたホテルに似たような鍋島焼が飾られていたという。本人評価額は50万円。鑑定結果は5万円だった。江戸時代の鍋島焼ではなく、明治以降一般向けに販売されていたものだという。
依頼人の江島さんが持ち込んだのは、祖父のお宝で、「山岡鉄舟の書」。代々家に伝わるもので、祖父は本物と信じているが、江島さんは偽物だと思っているという。本人評価額は10万円。鑑定結果は、3000円だった。江島さんの予想通り偽物だった。
依頼人の石田さんが持ち込んだのは、「十四代酒井田柿右衛門の花瓶」。5年前、高齢の人から頼まれて購入したもの。購入金額は、30万円。表にはカラスウリ、裏にはグミの紋様が描かれている。本人評価額は30万円。鑑定結果は、150万円だった。色絵磁器という技を持つ十四代酒井田柿右衛門の作品。酒井田柿右衛門しかできない濁手という技法が用いられている。十四代は、植物をスケッチして紋様に活かしていた。
こんにゃく製造会社3代目・飯盛康登さんは、自慢のさしみこんにゃくを持参した。お宝は、伊東深水の美人画。潮干狩りをする女性が書かれている。父が手に入れたもので、生前コレクションのほとんどを博物館に寄贈したがこの掛け軸は手元に残していた。本人評価額は50万円。
父が遺した伊東深水の美人画の結果は、5千円。偽物だった。
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焼物コレクターの池田祐介さんは2年前から収集を始め、現在のコレクション数は25点となる。お宝は、東京薩摩の皿。去年ネットオークションで発見し一目惚れしたという。出品者から提示された額は20万円で、3カ月かけて工面し無事購入することができた。本人評価額は100万円。鑑定額は35万円だった。輸出用の製品は明治の頃に数多く作られていたため、100万円にはいかなかった。
熊本県熊本市から御池理史さん72歳がお宝「仇英と文徴明の合作」を出品。中国明時代の画家、仇英と文徴明の作品で世界的に高く評価されており、近年のオークションでは億を超える高値で落札されている。仇英の生没年は不詳だが、16世紀前半に活躍したとされる。元々は漆職人だったが、画家の周臣に弟子入りし、職業画家となった。文徴明は1470年の生まれで、千字文を1日10回書くことを日課にするなどの努力を重ね、詩や画も学び画家となった。依頼品は仇英が描いた画に文徴明が賛を添えた掛け軸。
御池理史さんのお宝「仇英と文徴明の合作」の本人評価額は「800万」。鑑定額は「50万」。作品について田中大は「19世紀後期辺りに写した偽物。」などと話した。
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