2025年9月14日放送 12:54 - 15:05 テレビ東京

開運!なんでも鑑定団
2時間SP【<福澤諭吉>が守った日本の宝!】

出演者
福澤朗 今田耕司 原口あきまさ 片渕茜 菅井友香 落合務 福士加代子 
(オープニング)
オープニングトーク

オープニングトーク。今田は数年ぶりに前説担当芸人のはりけ~んずに再会したと明かした。

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はりけ~んず
(開運!なんでも鑑定団)
イタリアンの巨匠 落合務

今回のゲストはイタリアンの巨匠・落合シェフ。当初はフランス料理のシェフを目指していたという落合シェフは旅先で食べたイタリア料理に魅了され猛勉強。赤坂の「グラナータ」で料理長に就任し、魚のカルパッチョなど日本人に身近なメニューを考案しイタリアンブームを巻き起こした。現在は独立し「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」を営んでいる。

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グラナータラ・ベットラ・ダ・オチアイ新鮮なウニのスパゲッティ銀座(東京)
ジョルジョ・デ・キリコの版画2枚

落合シェフのお宝はジョルジョ・デ・キリコの版画2枚。キリコの友人であった岡村崔氏の妻から譲られたものだという。鑑定結果は100万円。銅版画の真作に間違いがなく、「広場の吟遊詩人」と「水浴びでの会話」であることが明らかになった。

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ジョルジョ・デ・キリコ岡村崔広場の吟遊詩人水浴びでの会話
アメリカン アンティークキルト

最初の依頼品は娘と一緒に暮らしている石井さんが母から受け継いだお宝。母は手芸を趣味としており、「アメリカの女性たちの歴史を物語るものすごいもの」を遺していったのだという。そんな依頼品はアメリカンアンティークキルト。

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品川区(東京)
手仕事の美 アメリカンキルト

市井の人々が生み出した美術品・アメリカンキルト。キルトは表布と裏布の間に綿や羊毛などを入れて重ね縫いしたものを指す。その起源は定かではなく、古代エジプトの遺跡からも同様のものが見つかったという。11世紀に十字軍の騎士たちが持ち帰ったことがきっかけでキルトは欧州へ伝わった。アメリカンキルトの歴史は1620年に清教徒がアメリカ大陸へ上陸したことから始まり、防寒用として移民の女性たちが「キルトビー」と呼ばれるコミュニティを結成しては共同でのキルト作りに勤しんだ。1776年にアメリカ合衆国が独立した後は繊維産業の発展と共にアメリカンキルトも黄金時代を迎える。アメリカンキルトは技法や作られた目的の違いにより様々に分類され、幾何学模様の「ピースキルト」や共同作業で作り上げる「アルバムキルト」などが存在する。キルトのモチーフとなった品もさまざまで、アメリカの生活や文化を今に伝える美術品となっている。依頼品は1800年代のアメリカンキルトと見られ、大きさは222cm。絵柄として18種のユリの花が配された品物だ。

アメリカン アンティークキルト

依頼品のアメリカンアンティークキルトの評価額は60万円。「谷間の百合」と呼ばれる1840年から70年頃の作品で、全米の博物館に必ず一枚は所蔵されているものだという。

出張!なんでも鑑定団
広島県・府中町

今回の広島県・府中町はマツダの本社を擁する自治体。社内のマツダミュージアムでは数々の名車を見学することが可能。

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R360クーペキャロルコスモスポーツマツダマツダミュージアム府中町(広島)
ジャン・ジャンセンのリトグラフ

最初の依頼品はジャン・ジャンセンのリトグラフ。リサイクルショップで購入したもので、本人評価額は5万円。鑑定結果は20万円となった。

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ジャン・ジャンセン
河田小龍の掛軸

2つ目の品は河田小龍の掛軸。友人から150万円で譲ってもらったもので、本人評価額は150万円。鑑定結果は180万円となった。

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河田小龍
月之輪涌泉の盆栽鉢

3つ目は月之輪涌泉の盆栽鉢。8年前に購入したもので、本人評価額は30万円。鑑定結果は残念ながら偽物で3000円となった。

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月之輪涌泉
橋本雅邦の絵

続いての依頼品は橋本雅邦の絵。夫が骨董好きの祖父から受け継いだというもので、本人評価額は100万円。果たして鑑定結果は?

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橋本雅邦

続いての依頼品は橋本雅邦の絵。夫が骨董好きの祖父から受け継いだというもので、本人評価額は100万円。残念ながら偽物で鑑定結果は5000円となった。

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橋本雅邦
鍋島焼の大皿

続いての依頼品は鍋島焼の大皿。高校時代からの友人が亡くなった際に受け継いだもので、本人評価額は30万円。昭和期に作られた偽物で鑑定結果は3000円。

棟方志功の油絵

最後の依頼品は棟方志功の油絵。数年前に知人の収集家から受け継いだもので、本人評価額は154万円。鑑定結果は棟方志功の真作で350万円。

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棟方志功
(開運!なんでも鑑定団)
呉昌碩の掛軸

続いての依頼人は四国中央市に暮らす河村さん。依頼品は40年ほど前から所蔵していたというもので、小学生の孫が鑑定団に出たいということで応募したもの。そんなお宝は清朝最後の文人・呉昌碩の掛軸。手に入れた経緯などは一切が不明の代物だという。

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呉昌碩四国中央市(愛媛)
清朝最後の文人 呉昌碩

清朝最後の文人と呼ばれた呉昌碩は詩や書、画や篆刻を極めたことから四極と呼ばれている。1944年に浙江省で生まれた呉昌碩は父の手ほどきで幼少期から篆刻に親しんだが、17歳の時に太平天国の乱が勃発。家族が離散し厳しい生活を送りながらも篆刻に励み、石鼓文の研究を重ねる。呉昌碩は石鼓文を再現することで独自の印を作り上げ、国内外で高い評価を受けた。書においては古代の名筆を徹底的に研究し、篆書・隷書・草書・行書の全てを最高峰にまで高めた。一方、画に関しては任伯年からも称賛された腕前。呉昌碩は竹や菊、牡丹などを好んで描き、中でも梅の画には多くの傑作を残した。画には自作のものも含めた古今の詩を添え、格調高い作品を数多く作り上げた。今回の依頼品は力強い筆致で梅が描かれたもので、自作の詩が添えられている。

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任伯年呉昌碩浙江省(中国)犬養毅王羲之
呉昌碩の掛軸

呉昌碩の掛軸、鑑定結果は400万円。呉昌碩の真作に間違いなく、晩年の特徴を表した名品。

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呉昌碩
(エンディング)
お宝鑑定依頼 大募集!

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