- 出演者
- 平子祐希(アルコ&ピース) 福澤朗 今田耕司 菅井友香 瀬川瑛子 柴田理恵
オープニング映像。
本日のゲストは瀬川瑛子さん。19歳でレコードデビュー、苦労の連続だったが「命くれない」が大ヒットし昭和最後のミリオンセラーとなり紅白歌合戦にも初出場した。趣味は麻雀だそう。
お宝は「マイセンのフィギュア」。瀬川さんの評価額は25万円だが、鑑定結果は150万円。タイトルは「アジア」、1880年頃の作品だそう。
次なる依頼人は栃木県・栃木市の南貴士さん(50)。愛犬はマルチーズとトイプードルのミックス犬の天空ちゃん。南さんは重機の資格を取得し、1年かけてドッグランを自作したという。そんな南さんのお宝は、ストラディバリウスに並ぶバイオリン。父・幸二郎さんはバイオリニストとしてオーストリア・ザルツブルクのオーケストラ・モーツァルテウム管弦楽団に16年間所属。帰国後は高校の音楽教師を務め、その後はバイオリン教室を経営するなど音楽に人生を捧げていた。今回のお宝である父・幸二郎さんに「価値があるもの」と言われ、残していた貴重なバイオリンをスタジオで鑑定。依頼品はアマティのバイオリンとサルトリーの弓。バイオリンは歴史上突如としてほぼ完璧な形で出現した奇跡の楽器であった。音色は美しく、豊かな表現力を持つことから”人の歌声に最も近い楽器”といわれている。その構造は表板と裏板には膨らみがあり、弓で擦った弦の振動が中央部の駒から表板、内部に取り付けられた魂柱、裏板へと伝わると、ボディ内部の空気全体が振動に共鳴。表板のf字孔から外に音が広がるというもの。誕生したのは16世紀半ば、イタリア北部・クレモナ。1565年頃に製作された現存する世界最古のバイオリンを手掛けたアンドレア・アマティ。アンドレアが手掛けたバイオリンはまたたく間に評判を呼び、その名声故に、フランス国王・シャルル9世の宮廷で使用されるまでになった。アンドレアの技術は2人の息子ジローラモとアントニオに受け継がれ、アマティ工房はさらに発展。孫のニコロの代に最盛期を迎える。ニコロのバイオリンはアマティ工房の特徴である高音が美しいのはもちろんのこと、低音もしっかり響きバランスが良く、その上表板と裏板の絶妙なカーブや計算されつくしたf字孔、スクロールの洗練されたデザインなどどこをとっても非の打ち所がなくまさに音を奏でる芸術品といえる。また、ニコルは数多の優秀な弟子を育てたことでも知られるが、その1人がアントニオ・ストラディバリである。続いて弓の歴史について。当初はスティックが外側に湾曲したものが使われていたが、18世紀の末に現在のような内側に湾曲したものが登場。このスタイルを確立したのがフランスのフランソワ・トルテ。さらにトルテはスティックにフェルナンブーコという高級木材を弓毛に白馬の尻尾を用いた。この弓を使うことでより大きな音を出せるようになり、多彩な奏法が可能になった。以来、多くの職人たちによって改良が行われ、現在フランソワ・トルテ、ドミニク・ペカット、ウジェーヌ・サルトリーが世界三大弓作家と呼ばれている。改めて依頼品をみてみると、アマティのバイオリンはアマティ工房のバイオリンによくみられるボディで内部に貼られたラベルには”ニコロ・アマティ”、”クレモナ”、”1660”とある。一方弓は高級木材・フェルナンブーコで作られたもので、エミール・ジェルマンの名が刻まれている。これは若き日のサルトリーがパリの著名なバイオリン製作家・ジェルマンの工房のために手掛けたものによくみられる。果たしてどんな音色なのか。バイオリニストの横山俊朗さんが演奏した。
依頼品はアマティのバイオリンをサルトリーの弓。本人鑑定額は700万円。鑑定額は1050万円だった。バイオリンは700万円、弓が350万円。バイオリンはニコロ・アマティの弟子の誰かが制作。アマティ工房のもの。1700年前後のもの。横板などは1800年前後。イタリアの良き時代の楽器だという。ニコロ・アマティの本物であった場合には3億円だという。弓はエミール・ジェルマンの作ったものだ。小さい部屋で演奏するときには良い楽器だ。
滋賀県の雲林院さんが、登場。ミスユニバーシティ京都代表だとのこと。障がい者の賃金向上を目的としたお菓子作りを高校時代はしていたとのこと。大学では企業食堂を運営していた。お宝は裏千家の茶入・棗・中次。茶入は抹茶を入れる陶製の器。棗と中次は薄茶ようの抹茶を入れる木製の器。現在は祖母が使用している。本人評価額は60万。評価額は160万円だ。非の打ち所のない茶道具だと中島誠之助さんがいう。茶入は裏千家11代目玄々斎のもの。棗は竹蒔絵、中次は松蒔絵。ふたのウラには裏千家10代目の認得斎柏叟の号と花押。
長野県の田中さん。10歳から貨幣収集に夢中になった。日本と海外の近代紙幣を主に集めている。ユーロ誕生前の紙幣はデザインが美しい。1軒家が買えるほどの金額を費やした。お宝は明治通宝札1円だ。両から円に変更されその翌年流通した紙幣だ。エラー紙幣だ。30万円で購入した。鑑定額は25万円だ。明治通宝札の本物だ。ドイツナウマン社に製造を依頼。途中まで作り日本で完成させた。そのときに刻印が押されなかったものだという。中央に穴が空いているので25万円だという。
広島県の16歳の清古さん。アートプロモーターだという。いろいろなアートイベントを企画している。お宝は縄文土器だという。フリマアプリで3000円で購入。本人評価額は100万円。
小学4年生のときにフリマアプリで3000円で購入した「縄文土器」の鑑定額は、3000円。縄文土器の偽物と判明した。
静岡県の田中晴香さんが持ってきたのは、「幕末三舟の掛軸」。山岡鉄舟・高橋泥舟・勝海舟の掛け軸で、祖父のコレクションだという。本人評価額30万円に対し、鑑定額80万円。
群馬県の関根輝さんが持ち込んだのは、「1815年発行 20フラン金貨」。8年前、近所に住む高齢の女性が腰を痛めた際に、理学療法士の関根さんが無償でリハビリを手伝った際にお礼でもらったもの。本人評価額10万円に対し、鑑定額20万円。1815年3月~6月の100日間に発行された非常に貴重なコインだが、状態が良くないためこの価格となった。未使用であれば400万円になるという。
番組MCの今田耕司さん・福澤朗さん・菅井友香さんの3人の中で、誰が一番目利きがある人物かを問う。
今回、円山応挙の作品の目利きに挑戦。これまで円山の作品は65回登場しているが、本物はわずか7点のみだった。練習問題として、ネズミが描かれた掛け軸が出題された。これは本物で、鑑定額は300万円だという。
神奈川・相模原市の菅野敬子さんは、地域の民生委員・児童委員協議会で、地域の高齢者や子どもたちを見守り、行政とのつなぎ役として活動している。今回、菅野さんは「ルビーの指輪」を持ち込んだ。元々は指輪だった物が戦時中の金属の供出で宝石のみとなり、その後菅野さんが改めて宝石店に指輪にしてもらった際に「500万円の価値がある」と言われたという。ルビーは和名「紅玉」と呼ばれる。サファイアとは同じ鉱物「コランダム」の色違いで、クロムが混入すればルビー、鉄やチタンなどが混入すればサファイアとなる。天然のルビーにはインクルージョンという内包物があるという。依頼品のルビーは10カラットで、インクルージョンらしきものも見られている。
番組ではお宝募集中。詳細は「テレビ東京 鑑定団」で検索。
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菅野さんが持ち込んだルビーの指輪は、本人評価額1000万円に対し鑑定額2万円。天然石ではなく合成石で、インクルージョンに見えるのは研磨痕だった。
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