2026年4月29日放送 6:10 - 6:53 NHK総合

限界集落住んでみた
たっぷり43分版 岩手 釜石市大石編

出演者
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(オープニング)
岩手 釜石市大石編

今回はディレクター歴2年の高倉佳祐ディレクターが岩手・釜石市の集落を訪ねた。見届人はあばれる君。

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釜石市(岩手)
(限界集落住んでみた)

岩手・釜石市の大石集落は、34世帯61人が暮らし、うち65歳以上39人。今回、宿泊場所として集会所をお借りすることができた。集落で生まれ育った熊林洋さん89歳が、かつて雑貨屋をしていたというお宅を案内してくれた。釜石市街へは車で30分かかり、コミュニティバスは1日に1本のみ。

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大石(岩手)

午前10時頃、港へ行ってみると、なぎのいいときは釣りに行くという三浦勝弘さん66歳に出会った。妻・美奈子さん67歳は、魚料理の腕前は一級品。かつて釜石市の海では定置網に大量のサケやブリが入り漁港が賑わった。しかし、今は漁獲量が大幅に減っている。勝弘さんも空振りは増えたが海にはで続けたいという。高倉ディレクターは、勝弘さんにサケの切り身をおすそ分けしてもらいご相伴に預かった。勝弘さんのおすすめは目玉周り。口調の畠山一信さん78歳は区長歴20年近くで、面身のよいリーダー。区長宅を訪れると、畠山さんが挨拶回りにつきあってくれた。鈴木千鶴子さんと昇一さんの夫婦からは、お土産に刺身をいただいた。

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大石(岩手)

この日、かつて大石に住んでいた女性が60年ぶりに訪ねてきた。福岡県に住む倉橋友子さんは一信さんの1学年下。友子さんが訪ねた場所には、2001年まで小学校があり、多いときで70人以上の児童がいた。建物内の小部屋には思い出の品が保管されていた。

第2週。快晴のこの日、石本俊雄さん71歳が海岸を見に行ってみないかと誘ってくれた。大石をほめられて石本さんはうれしそうにしていた。11月上旬、海岸を見下ろす裏山では柿の収穫が行われていた。柿をどこに干すのかが難題。11月9日午後5時3分、津波注意報が出て、釜石市内で10センチの津波が観測された。東日本大震災の記憶が呼び起こされる。震災当時の写真を、地区最年長95歳の三浦富男さんが見せてくれた。三陸の海岸には古くから多くの津波が押し寄せてきたそう。震災の記憶を次世代に伝えていこうと、集落には石碑を設置した。

第3週。集落で歌手活動する鈴木葉子さんは、スナックママ歴30年。店で酒は1滴も飲まず、生け花の師範の資格を持つ。葉子さんの中で大石を象徴するのは、お金で買えない空気と静かさ。100歳まで大石を見届けると決めている。お店の30周年記念ショーで葉子さんが歌うステージには多くの人が訪れた。集落の高校生・涼介くんの日課にも付き合った。小学生の頃からランニングを続け、今も陸上部に所属している。この日は8キロ走り、高倉ディレクターは途中でついていけなくなった。涼介くんは父と祖母と3人で暮らしている。3人兄弟の末っ子で、幼い頃から祖母・孝子さんが実の親のように育ててくれた。涼介くんは高校卒業後は東京に出たいと考えている。

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大石(岩手)

11月半ば、朝から集落が賑やかだった。この日はあわび漁の解禁日。区長・一信さんの母親の17回忌で、家族が集落の外から訪れ墓参りし、その後食事会を行った。一信さんはカメラに家族の思い出を語った。

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あわび大石(岩手)

第4週。11月下旬、集落の多くの人が携わるわかめの養殖作業が行われていた。防波堤の外に出て引き上げたのは、わかめの胞子がついた種糸。船の上で、雑海藻を1つ1つ取り除いた。かじかんだ手で地道な作業を続けた。熊林洋さんは腰に注射を打ちながら畑作業を続け近所に大根などの野菜を配っている。こうしたつながりを楽しみにしている。最終日、高倉ディレクターから最後に住民のみんなに挨拶をした。

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大石(岩手)

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