- 出演者
- 保里小百合 平井信行
オープニング映像。
気象庁はきょう、関東甲信が梅雨明けしたと見られると発表した。梅雨明けは平年と比べて1日、去年と比べて4日、それぞれ早くなっている。日中の最高気温は甲府市で35.5度と猛暑日となったほかさいたま市で34.5度、東京の都心で33.4度、前橋市で33.3度などとなった。関東甲信はあすも晴れる見込みで日中の最高気温は東京の都心やさいたま市、水戸市で33度、横浜市や千葉市、宇都宮市、甲府市で32度などと予想されている。また1週間程度は最高気温が35度以上の猛暑日となるところがある見込みで、熱中症に警戒が必要。
ドライバーがいないレベル4と呼ばれる自動運転の小型バスの運行が東京都内では初めてきょうから始まった。レベル4の自動運転はルートや速度など特定の条件のもとでドライバーがいない状態で運行され、改正道路交通法の施行で去年4月に解禁された。東京都の公安委員会から運行の許可を受けて都内では初めてきょうから羽田空港に隣接する複合施設の敷地内で運行が始まった。車両は10人乗りの小型バスで、添乗員も乗車したうえで約800mの区間を時速12キロ以下で走行。視察など関係者向けの運行を続けたあと、来月をめどに一般の人の乗車も始める計画。運行を担う会社では、これまで全国17か所で運転手が乗車するレベル2の小型バスの運行を行っているが、順次レベル4に移行する計画を進めている。BOLDLY・星野達哉部長は「地域の移動課題の解決、ビジネスモデルとして、自動運転バスを地域に役立てていく」と語った。
世界文化遺産への登録を目指す新潟・佐渡市にある「佐渡島の金山」を巡っては先月、ユネスコの諮問機関が4段階の評価で上から2番目となる情報照会の勧告をまとめ、鉱業権の所有者が「商業採掘を再開しない」という明確な約束を示すことなど3つの追加情報を求めている。この追加情報を受け鉱業権の所有者である地元の鉱山の管理会社から商業採掘を行わないことを約束する内容の表明書が国に提出されたことが県などへの取材で分かった。勧告の追加情報ではこのほかに江戸期よりあとの証拠が大部分を占める佐渡市内の一部の地区を除くことや一部の鉱山の保護地域を沖合いに拡張することが求められていて国や地元はすでにこうした内容を満たせるように対応することを決めていて、追加情報への対応は終わったとしている。「佐渡島の金山」の世界文化遺産への登録を審議する世界遺産委員会は今月21日からインドで行われ、審議の行方が注目される。
大きな地震などの災害で道路が寸断され陸上輸送ができなくなった場合に備えて、支援物資などを船で運び港に搬入する訓練が、千葉・銚子市で行われた。国土交通省と銚子市が合同で行った訓練では、船が茨城県の港から銚子市の港に到着。乗組員が受け入れ側の銚子市の職員に支援物資の段ボール箱を次々と渡して陸揚げしていった。
東京・小金井市は昭和40年に建設され老朽化が進む今の市役所本庁舎について、福祉会館を一体とした新たな庁舎を建設する設計案を示している。市民団体は「建設費が高額だ」とか「災害時の安全性に懸念がある」として見直し案を示し、どちらの案で建設すべきかを問う住民投票を行うため住民投票条例の制定を求める直接請求をした。小金井市はきょうの市議会臨時会で、住民投票条例案を提出したが、小金井市・白井亨市長は「建設費は平均的で住民投票は適当ではない」と条例案に反対する意見をつけた。条例案は今月末の市議会臨時会で採決が行われる予定。
成田空港では毎年、土用の丑の日前のこの時期、中国や台湾などからのうなぎの輸入がピークを迎える。空港内の貨物倉庫で税関の職員が、輸入した生きたうなぎの一部を申告どおりの内容かどうか確かめていた。東京税関によると生きたうなぎは航空機で輸送することが多く、輸入量のおよそ8割を成田空港が占めている。輸入会社によると買い付け価格は例年よりも3割ほど高くなっている。
東京電力のことし9月請求分の電気料金は平均的な家庭では前の月と比べて1000円余り値下がりする見通しとなった。政府が電気料金への補助を追加で実施することが主な要因で、家庭向けの電気料金では1キロワットアワー当たり8月と、9月の使用分は4円、10月の使用分は2.5円それぞれ補助される。東京電力を含む電力大手10社は、今月30日に9月請求分の電気料金を正式に発表することにしていて多くで値下がりが予想される。
- キーワード
- 東京電力
関東の気象情報を伝えた。