- 出演者
- 平井信行 田中逸人
オープニング映像。
気象台によると、きょう富士山頂付近では最低気温がマイナス11度ちょうどと今シーズン最も低くなった。ふもとの山梨県富士吉田市は独自の初雪化粧宣言を発表した。宣言の発表は平年より1か月ほど遅れ、最も遅くなった。一方で初冠雪は山頂から30キロ以上離れた甲府地方気象台で職員が目視で確認のうえ発表することとなっていて、山頂付近に厚い雲がかかり積雪の状況を確認できていないとしている。ふもとの山梨・鳴沢村にあるスキー場ではリフトに座席を取り付ける作業が始まった。スキー場はリフトの安全確認や人工降雪機を使ったゲレンデの整備を進め来月中旬のオープンを目指している。
上空の寒気の影響であすは関東甲信の各地で冷え込む見込みだ。あすの朝の最低気温は長野市で5度、水戸市と宇都宮市で7度、さいたま市、甲府市で9度、東京の都心で11度、千葉市や横浜市で12度などと予想されている。また、あすの朝にかけては群馬県や長野県の標高の高い場所で雪が降り、所によって積もるおそれがある。体調の管理に気をつけるとともに峠の道など標高の高い所を車で移動する場合は冬用のタイヤを装備するなど運転に注意してほしい。
アジア最大規模の映画祭「東京国際映画祭」は最終日のきょう、コンペティション部門の受賞作が発表され、吉田大八監督の「敵」が日本の映画としては19年ぶりに最高賞の東京グランプリに選ばれた。筒井康隆さんの作品が原作で、長塚京三さん演じる元大学教授が「敵がやって来る」というメッセージをある日パソコンで受け取り話が展開していくという物語。この作品で吉田監督は最優秀監督賞に、主演の長塚さんは最優秀男優賞にそれぞれ選ばれた。吉田監督は「自分がいい監督かどうか自信を持てないが、間違いなくみなさんのおかげでこの映画はいい映画になったと思っている」、長塚さんは「もうちょっとここの世界でやってみようかなという気にもなった」と語った。主催者によると日本の映画が東京グランプリを受賞するのは19年ぶり。
JR東日本は人手不足に対応するため来年春から首都圏の主要路線で車掌が乗り込まないワンマン運転を順次導入すると発表した。来年の春からワンマン運転を導入するのは常磐線各駅停車の綾瀬〜取手間と、南武線の川崎〜立川間。JR東日本が利用者が多い首都圏の主要路線でワンマン運転を導入するのはこれが初めてとなる。また再来年の春からは横浜・根岸線の八王子〜大船の間で、そして2030年ごろまでには山手線や総武線の各駅停車、川越線でもワンマン運転を導入するとしている。これにより人手不足の中で1100人の車掌を別の業務に充てられるとしている。一方、安全確保のため客の乗り降りが確認できるモニターを運転席にも設置するほか緊急時に輸送指令室と客が直接会話できるなど運転士を補助するシステムを新たに導入するとしている。
パリパラリンピックに出場した車いすバスケットボールの選手と小学生の交流会が埼玉・坂戸市で開かれた。パラスポーツの魅力を伝えようという交流会。パリパラリンピック出場の車いすバスケットボール女子・大津美穂選手ら3人が競技用の車いすの乗り方などを紹介し、車いすを使いこなしてシュートを披露した。4年生と5年生が大津選手たちと一緒に車いすバスケットボールを体験した。大津選手は「車いすバスケに興味を持ってくれたらいい」と語った。児童のコメント。
関東の気象情報を伝えた。