- 出演者
- 平井信行 三平泰丈
オープニング映像。
今月16日の深夜、さいたま市西区の埼玉栄高校のグラウンドで2年生の16歳の男子生徒が同級生らを乗せて車を運転していた際に横転し助手席にいた17歳の男子生徒が死亡した。警察の調べによると車はグラウンド内の斜面に乗り上げて横転したと見られ警察は無免許運転過失致死などの疑いで調べている。捜査関係者によると運転していた生徒は過去にも運転したことがあると説明しているほか当時、車には下級生1人を含めた合計4人が乗っていたことも新たに分かったという。事故を受けて高校はきょう記者会見を開き車の管理状況などについて説明した。それによると車はグラウンド整備などに使うもので日常的には部活の監督やコーチが運転していた。しかし車のキーは車内に放置されていて当日は運転席前のダッシュボードに置かれ誰でも運転できる状態だったという。学校はあす保護者会を開き経緯などについて説明することにしている。
ことしの新米の相対取引価格は先月と比べてすべての銘柄の平均で60キロ当たり2万3820円となり去年の同じ月と比べて57%上昇した。ひとつきの平均として2006年の調査開始以来、最も高い金額で2か月連続で過去最高を更新した。産地別に価格の上昇率を見ると北海道産のななつぼしが63%、秋田産のあきたこまちが55%、山形産のつや姫が35%、新潟魚沼産のコシヒカリが22%などとなっている。農林水産省は米の高値が続く理由について農協が農家に前払いする概算金が増えたことや集荷業者の間で米の確保に向けた競争が激しくなっているためだとしている。
茨城県ひたちなか市の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道の国営ひたち海浜公園方面への延伸計画。会社などはきょう国が今の終点の阿字ヶ浦駅から公園の南口付近までの1.4キロの先行開業区間について事業の前提となる工事の認可をしたと発表した。この区間の事業費は59億円余りで国の補助金も活用して延伸事業を進める方針。厳しい経営環境が続く地方鉄道の延伸は極めて珍しく海浜鉄道などは早ければ2030年の開業を目指している。
きょう午後、千葉県の上空で不思議な雲が確認された。千葉県袖ケ浦市で撮影された映像には2本の長い帯状の雲が平行に連なっている。撮影した女性によると東西方向に延び20分間にわたって見えたという。雲は千葉市中央区の千葉放送局前でも確認された。同じような雲の目撃情報はSNSに相次いで投稿され気象衛星の画像では東京湾付近から千葉県の上空に2本の雲がかかっていた。この雲について銚子地方気象台は何らかの理由で上昇気流が生まれたときにできる波状雲の可能性があるが詳しいことは分からないとしている。また気象学が専門の東京大学の新野宏名誉教授は画像を見るかぎりではオーストラリアでよく見られるモーニンググローリーと呼ばれるロール状の雲と似ている。上空の安定した大気に性質が異なる空気が流れ込み上昇気流が発生したことでできた雲だと考えられると話している。
千葉・袖ケ浦の2つの雲の映像を紹介。関東の気象情報を伝えた。
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