2024年12月6日放送 20:45 - 21:00 NHK総合

首都圏ニュース845

出演者
平井信行 庭木櫻子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
警察庁 新たな捜査手法導入 検討

闇バイトによる犯罪が相次ぐ中、警察庁が仮装身分捜査と呼ばれる新たな捜査手法の導入を検討していることが関係者への取材で分かった。SNSなどで行われる闇バイトの募集では秘匿性の高い通信アプリに誘導されたあと、指示役から仕事の応募には身分証明書が必要だなどと提示を求められ送ってしまうと個人情報を理由に脅されて犯行に加担するケースが少なくない。取締りの強化に向けて警察庁が導入を検討しているのは仮装身分捜査と呼ばれる新たな捜査手法とは、捜査員が架空の人物の身分証明書を使い闇バイトに応募し犯行グループに接触する。こうした証明書を偽造することは公文書偽造などの罪に問われるおそれがあるが刑法では法令または正当な業務による行為は罰しないと規定されているため現在の法律の範囲内で対応が可能ではないかとしている。今後は関係省庁と調整し運用指針の策定など必要な手続きを行ったうえで来年にも実施することが検討されている。

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警察庁
詳しい想定 事前に明かさずに訓練

日本を訪れる外国人旅行客が増加する中、成田空港で大地震が起きた際の対応を確認しようとブラインド訓練と呼ばれるより実践的な訓練が初めて行われた。震度6強の地震が発生したという想定で行われた訓練には空港の職員や航空会社のスタッフ、店員などが参加した。泣きだす子どもや外国人に話しかけられ戸惑うスタッフも。耳が聞こえない人にはスマートフォンに文字を打ち込みやり取りした。事前にシナリオが伝えられないブラインド訓練では人だかりができているエリアに対応が集中して、けが人がいる場所が手薄になる様子も見られ広いターミナルで対応する難しさも浮き彫りになった。訓練の様子はカメラで記録されていて空港会社は今後、災害対応の見直しに生かしていくという。

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成田国際空港
輪島市復興支援 「出張朝市」始まる

ことし1月の能登半島地震と9月の豪雨災害で大きな被害を受けた石川県輪島市の復興を支援しようと被災した商店などによる出張朝市がさいたま市で始まった。出張朝市は輪島市の復興を後押ししようとさいたま市南区の商店会の呼びかけで開かれ輪島市の朝市通りにあった輪島塗の工房や海産物を販売する店などの一部、合わせて13店が集まった。このうち輪島塗の漆器店は地震で作業場が全壊し仮設の工房を借りて再開していたものの9月の豪雨災害で水につかって利用できなくなったため別の仮設の工房を再び借りて箸などを作る作業を続けているということだ。出張朝市はあすも午前11時から午後6時まで開かれる。

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武蔵浦和駅
「押絵羽子板」づくり 最盛期

新年の干支のへびをあしらった押絵羽子板。埼玉・春日部市で羽子板作りが最盛期を迎えている。押絵羽子板は、きりの木に立体感のある押絵を施したもので、戦禍を逃れた浅草の職人たちが、戦後きりの産地だった春日部に移り住んだことから始まったとされている。春日部羽子板組合・水野大組合長は「(来年は)へび年ということで、押絵羽子板で景気を跳ね上げてほしい」と語った。

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押絵羽子板春日部市(埼玉)浅草(東京)
小学校でフラワーアレンジメント

花の生産が盛んな千葉・旭市で、子どもたちがフラワーアレンジメントを体験。授業は、地域の産業を知ってもらおうと地元の花の生産者団体が行ったもので、富浦小学校の6年生がクリスマスツリーをイメージしたアレンジメントに取り組んだ。旭市花弁生産者協議会・高橋秀典さんは「思いやりや優しさんど感謝の気持ちを花で伝えてもらえるとありがたい」と語った。

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フラワーアレンジメント旭市(千葉)
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

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