- 出演者
- 平井信行 後藤佑太郎
オープニング映像。
きょうは午後から関東南部で茨城県を中心に局地的な雷雨となった。水戸では1センチほどのひょうも降った。日中の最高気温は古河市で22度、東京都心で19.7度など、4月上旬から下旬並みの暖かさとなった。あすは今日より気温が上がるところが多い。
今日の東京株式市場・日経平均株価は先週末より2600円以上下がり、終値としては過去3番目に大きい下落幅となった。トランプ政権の関税政策で、世界経済が後退局面に入るリスクがあるという懸念から、先週初めから6000円下がって3万1100円台に急落。都内の証券会社のコールセンターでは、午前8時の受け付け開始直後から今後の株価の見通しなど個人投資家からの問い合わせが相次いだ。加藤金融相は金融市場で世界的に不安定な動きがみられるとしたうえで「投資家の皆様方には冷静に判断いただくことが重要」などとしている。トランプ政権が発表した相互関税は、現地時間の9日には60の国や地域を対象に発動する方針。これに対し、中国が対抗措置として追加関税を発表し、世界経済に及ぼす深刻な影響に懸念が強まっている。ニューヨーク市場のダウ平均株価も2日間で3900ドル余下落。トランプ大統領は「関税措置は必要」と改めて主張した。一方、25%の追加関税が発動された自動車メーカーを経済産業副大臣が視察した。
政府が放出した備蓄米の店頭での販売が先月下旬から始まったが、全国のスーパーでのコメの平均価格は13週間連続の値上がりとなった。きょう公表された先月24日から30日までの1週間の全国でのスーパーでのコメの平均価格は5キロあたり前の週より10円値上がりした4206円となった。政府が放出した備蓄米は、先月下旬以降主に複数の品種を混ぜたブレンド米として店頭に並んでいる。首都圏にある一部のスーパーでも5キロあたり税込みで3600円から3700円台と全国の平均価格よりも500円程度安く販売されていた。一方、備蓄米以外のコメの多くは5キロあたり税込みで4000円を超える水準で販売されていて、備蓄米が出回るようになったあとも仕入れ価格には大きな変化はないため、値下げするのは難しいという。スーパーマルサンの八木店長は「客が値段が下がったと実感するまでには程遠いと思う。備蓄米を相当出さないと全体相場には影響しないとおもう」などと話した。
80年前のきょう首相に就任した鈴木貫太郎元首相は、戦後は新憲法の策定に関わった。戦後80年に合わせて野田市で書・絵画など展示会が開かれている。展示会はあすまで野田市役所で開かれている。