2024年2月26日放送 18:10 - 18:30 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
井上裕貴 牛田茉友 片山美紀 
(ニュース)
行政がカスハラ対策 拝啓に厳しい現状

都内の会計ソフトを開発する会社のコールセンターでは顧客からソフトの操作方法についての相談を受け付けている。顧客から殺すぞなどとカスハラを受けた担当者は数日間職場に来られなくなり、その後退職したとのこと。この会社ではカスハラ対策を強めていて、オペレーターを精神的にフォローする相談窓口を設けるなどしているとのこと。カスハラに詳しい専門家によると客の求める水準が高まりすぎて企業側が応えるのが難しくなり、ギャップが生じていることやSNSの普及でクレームを目にしやすくなったため苦情を言う抵抗感が薄れたためカスハラが起きやすくなっているのではないかとのこと。

避難者の専門性 どう生かすか

2年前に日本で暮らす娘を頼ってウクライナから避難してきたナタリアさんは夫や両親と離れ、精神科医という仕事も失ったそう。当初は終戦後に帰国するつもりだったが、避難生活が長期化する中で今では日本に残ろうと考えているとのこと。日本の医師免許を持っていないため医療行為は行えないそうだが、避難者同士で支え合うプログラムにも支援員として参加していて、仲間にパニック発作の対処法や学校でのいじめ問題などについてのアドバイスを行っているとのこと。またナタリアさんは専門知識を活かしたいと日本の医師免許取得を目指し、日本語学校に通っているとのこと。

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キーウ(ウクライナ)日本公認心理師協会調布(東京)
”株価と経済の実態 かけ離れていない”

34年ぶりに史上最高値を更新した日経平均株価。日本取引所グループの山道裕己CEOは現在の株価はバブルではないかとの質問に対し、企業の稼ぐ力は高まっているため実態とかけ離れたところで株価が形成されているとは思わないなどと話した。また経団連の十倉会長は日経平均の最高値更新について、投資家が中国から日本に資金を移していることが背景にあるとの見方を示した上で、株高を持続させるために成長と分配の好循環を実現することが重要などと強調した。

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十倉雅和山道裕己日本取引所グループ日本経済団体連合会日経平均株価東京証券取引所
月探査機「SLIM」再び通信確立

JAXAなどが開発した無人探査機「SLIM」は先月、日本初となる月面着陸に成功するも想定と異なる姿勢で着陸したため太陽電池の向きに太陽が当たるのを待って、着陸から約8日後までに地上との通信を再び確立し、搭載された特殊なカメラで月面の岩石から月の起源探る調査を行った。その後着陸地点が夜に入ったため、先月31日の通信を最後に「休眠状態」に入っていた。しかしきのう午後7時ごろに再び通信を確立できたとのことで、JAXAなどは今夜にも再び通信を試みて運用可能であれば新たなデータを取得したいなどとしている。

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SLIM宇宙航空研究開発機構
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報が伝えられた。

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