2年前に日本で暮らす娘を頼ってウクライナから避難してきたナタリアさんは夫や両親と離れ、精神科医という仕事も失ったそう。当初は終戦後に帰国するつもりだったが、避難生活が長期化する中で今では日本に残ろうと考えているとのこと。日本の医師免許を持っていないため医療行為は行えないそうだが、避難者同士で支え合うプログラムにも支援員として参加していて、仲間にパニック発作の対処法や学校でのいじめ問題などについてのアドバイスを行っているとのこと。またナタリアさんは専門知識を活かしたいと日本の医師免許取得を目指し、日本語学校に通っているとのこと。