- 出演者
- 押尾駿吾 片山美紀 宮崎あずさ 黒田菜月
オープニング映像。
東京都知事選挙は今月20日に告示され来月7日に投票が行われる。これを受けて警視庁は選挙違反の取締本部を設置しきょう午前、担当する捜査2課の部屋の前に看板が掲げられた。警視庁によるときのうまでに同じ日に投票が行われる都議会議員の補欠選挙を巡ってポスターの掲示に関する警告を1件行ったという。午後にはすべての警察署の署長や本部の幹部などおよそ280人が出席する会議が開かれた。警視庁はそれぞれの警察署にも取締本部を設置しおよそ2000人の態勢で選挙違反の取締りにあたることにしている。
東京オリンピックの選手村を改修したマンション群、晴海フラッグ。法人が投資目的で多数の部屋を所有していることが明らかになった一方、取材を進めると東京都ではかつて投資目的の購入を防ぐルールを設けていたことが分かった。しかし平成11年以降、不動産市況が大きく変化したなどとして、このルールを見直している。晴海フラッグでの対応について都は「晴海フラッグの開発においてマンションを保有して販売する権利は民間事業者にある。都市再開発法などにより施行者である東京都は関与できない」と説明している。一方、この法律を所管する国土交通省にも取材すると「施行者が販売に関与できないかどうかは法律に明記されていない」と回答した。住宅政策の専門家である明治大学の野澤千絵教授は都がルールを見直す必要があると指摘した。
首都圏情報 ネタドリ!の番組宣伝。
関東の気象情報を伝えた。
横浜放送局の越田穂香キャスターが神奈川県西部の愛川町を散策。愛川町はその中心に大きな川が流れ豊かな水がさまざまな恵みをもたらしている。都心からは車でおよそ1時間の距離にあり、人気観光地の1つが宮ヶ瀬ダム。湖にためられる水の量はおよそ2億トンと首都圏でも最大級のダムだ。観光客が楽しみに待っていたのが、週に2回ほどの観光放流。およそ70メートルの高さから流れ落ちる水の量は毎秒30トン。至近距離でダイナミックな放流を楽しむことができる。そしてこの時期、ダムの下流の中津川の風物詩が今月解禁されたアユ釣り。地元の漁協の釣り名人、石崎裕に教わりながら初挑戦した。挑戦するのは生きているアユをおとりにする友釣り。自分の縄張りに入ってきたら追い出すというアユの習性を利用して釣り上げる。糸の先に付けた目印と手に伝わる感覚を頼りに待ち続けること1時間。まだまだ小ぶりながら釣り上げることができた。川のほとりにある店では炭火でじっくり焼かれたアユの塩焼きを食べることができ、川の恵みをたっぷり味わえた。中津川の豊かな水、実は町の産業も支えてきた。明治時代末期から糸の生産が盛んで、最盛期には川沿いに300を超える水車が設けられそれを動力に機械を動かして糸をよっていた。現在、工場は大幅に減ったが確かな技術は受け継がれている。ことしで創業130年の糸を生産する会社で特別に工場の内部を見せてもらった。糸をよる作業を繰り返して最終的に1本の丈夫な糸に仕上げる。染色の工程では今も昔も頼りにしているのは愛川町の水の恵み。染料を混ぜ合わせるのに湧き水を1か月で40トン以上も使っている。こうしてできた丈夫でカラフルな糸は服やかばんにとどまらず車のシートなどにも使われている。今この会社が力を入れているのがSDGs。製造過程で生まれる品質に問題はないのに長さが足りず商品にできなかった端材の糸。これらをカラフルな靴ひもやアクセサリーなどにリサイクルしている。この会社では町のイベントなどで端材の糸を使ってアクセサリーを作る体験会を開いて糸のまちの文化を伝える活動も行っている。愛川町のさまざまな水の恵みを実感した旅だった。
スタジオでは観光放流の迫力を味わいたくなったなどと話された。
バスの運転手不足による路線の廃止や減便が相次いでいる。こうした問題は都市部にも及んでいる。人口134万人の政令指定都市さいたま市でもことし3月、路線バスが廃止された。急きょ、乗合タクシーが導入され住民の足は確保されたが生活への影響が出ている。さいたま市岩槻区の駅前の停留所に来たのが路線バスから代わった乗合タクシー。こことJR宇都宮線の蓮田駅を結んで4月から運行されている。3月まで走っていたのは大型の路線バス。乗客は減っていたものの、年間6万人余りが利用していた。路線バスが走っていたのはさいたま市の大宮駅から8キロほど離れた岩槻駅と蓮田駅の間。住宅や物流施設が点在するおよそ6キロの区間を一日10往復ほど運転されていた。しかしバス会社は運転手不足の深刻化や収支悪化を理由に廃止を決定。このままでは交通空白地区になってしまうとしてさいたま市は代わりのバス会社を探したが、難航する。そこで急きょ乗合タクシーとして地元のタクシー会社に運行してもらうことになった。乗合タクシーになっても料金や停留所、便数は大きくは変わらないものの、不便になった部分もある。運行されるワンボックス車の定員は僅か9人。荷物置き場はなくスーツケースやベビーカーを乗せるのは一苦労だ。通勤時間帯には乗りきれないこともしばしばで、その場合は別のタクシーが駆けつけている。また乗合タクシーの運行はさいたま市のガイドラインで原則、平日のみとなっていて土日祝日の運行がなくなった。その影響を受けている人もいる。岩槻区に住む87歳の細井洋は数年前に運転免許を返納。買い物に行くため2、3日置きに乗合タクシーを利用している。土日の運行がなくなったため毎週金曜日にはスーパーに食料をまとめ買いに行くのが欠かせなくなっている。荷物をたくさん運べるようにと新たにキャリーバッグも購入した。一方、乗合タクシーを運行するタクシー会社はぎりぎりの態勢でのスタートとなった。なんとか専任の運転手2人を確保して間に合わせたが安定的な運行のためにほかの運転手がカバーできるよう今も研修が続いている。さいたま市内ではほかの路線バスでも減便が相次いでいて市は対応を迫られている。乗合タクシーについてさいたま市と蓮田市は今年度を実証期間と位置づけていて赤字分を負担するとともに利用状況を踏まえて今後の運行体制を検討していくことにしている。
来月開幕するパリオリンピックのカヌースラロームの代表に内定している埼玉県飯能市の大学生、田中雄己の壮行会が開かれた。田中は飯能市にある駿河台大学スポーツ科学部の4年生で来月開幕するパリオリンピックのカヌースラロームのカヤックシングルと新種目カヤッククロスの代表に内定している。卒業生で同じくカヌー競技の代表に内定している矢澤亜季とともに大学で開かれた壮行会に臨み、大森一宏学長から激励を受けた。
来年、横浜市内で初めて日本選手権が開かれるカーリングの日本代表選手としてオリンピックでも活躍した藤澤五月らが横浜市の小学校を訪れ子どもたちに競技の魅力を伝えた。藤澤と山口剛史が訪れたのは横浜市の元町小学校。藤澤は「北京五輪で獲得したオリンピックのメダルを子どもたちへ渡すと、実際に手に取ってメダルの重さを実感した。このあと床に敷かれたシートの上でフロアカーリングという競技を体験した。
都内午後3時半現在の特殊詐欺電話の発生状況が伝えられた。
ことし3月、埼玉県日高市に住む80代の男性の自宅に警察官を名乗る男から振り込め詐欺事件で捕まった犯人があなたに成り済まして口座を作っていたと電話があった。そして口座を止める手続きが必要で別の警察官を行かせるなどと言ってきた。その後、警察官だという男が男性の自宅を訪れたが、男性が警察手帳を見せるよう求めるとその場から逃走した。男はキャッシュカードを受け取ろうとしたと見られその後、警察に逮捕された。突然、警察官を名乗る人物から逮捕した犯人があなたに成り済ましていたなどと言われるとどきっとして不安になる。そうやってその電話が詐欺の電話だと気付けないようにするのが詐欺グループのねらい。警察官が口座を止めるためにキャッシュカードを受け取ることはない。そのような話は詐欺の疑いが濃厚なので最寄りの警察署や家族などに相談する。
東京国立市で来月に引き渡しが迫っていた分譲マンションが解体される見通しになったことが分かった。解体される見通しになったのは積水ハウスが建設を進めてきた国立市中2丁目の分譲マンション、グランドメゾン国立富士見通り。地上10階建ての18戸を7000万円から8000万円台を中心に販売し来月、契約者に引き渡されることになっていたが国立市によると今週4日、積水ハウスからマンションの事業の中止と建物の解体が市に届けられた。理由について積水ハウスは建物の周辺への影響に関する検討が不十分だったとして契約者には事業の中止をすでに説明した。マンションはJR国立駅から徒歩10分ほどの通り沿いにある。積水ハウスは取材に対し今回のことを大変重く受け止めている。建物の周辺への影響に対する検討プロセスを見直すとともに再発防止に万全を期していきたいと話している。
ファミリーレストランなどで使われている配膳用ロボット。ロボット産業が集まる相模原市は市役所での業務に導入することを決めた。書類を運んだり来客にお茶を出したりする業務で活用する予定でいずれは市役所を訪れた人の案内などにも広げたい考え。いわばロボット職員の導入は全国の自治体で初めてだということだ。
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NHKプラスクロスSHIBUYAから中継。現在開催されているNHKハート展が紹介された。イベントは7月15日まで開催される。
全国の気象情報が伝えられた。