- 出演者
- 一橋忠之 片山美紀 宮崎あずさ 佐藤茉那 黒田菜月
オープニング映像。
気象庁によると、湿った空気や気温上昇の影響で待機の状態が非常に不安定になり、関東北部などでは局地的に雨雲が発達している。午後5時までの1時間には、栃木県が那須町に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測。このあと数時間関東北部を中心に、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがある。また、あすにかけて秋雨前線が関東甲信付近に南下するため、あす午後も待機の状態が非常に不安定になって、激しい雨が降る見込みで、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがある。一方、きょうの日中は関東地方の各地で気温が上がり、最高気温は千葉県市原市牛久で36.2℃、栃木県佐野市で35.5℃など猛烈な暑さになった。あすは雨の範囲が広がるため、きょうより気温が下がるところが多くなる見込み。
埼玉県の70代の女性に「還付金がある」などとうその電話をかけてキャッシュカードを使い現金を引き出したとして、20歳の容疑者が逮捕された。女性には市役所の職員の「フジワラ」と金融機関の職員の「ササキ」を名乗る人物からかわるがわる電話があったということで、埼玉県内ではことしに入って同じように「フジワラ」「ササキ」を名乗る還付金詐欺事件が90件近く相次ぎ、被害総額は7000万円を超えていた。警察は詐欺を繰り返していたグループのメンバーとみて調べている。調べに対して容疑を否認している。
約4.1秒に1件。去年一年間に全国の消防が受けた救急車の出動を求める119番通報。総件数では過去最多の771万7123件(総務省消防庁)。きょう9月9日は「救急の日」。救急出動を消防に要請する通報の手段は一般的には電話の音声だが、より多くの命を救おうと、近年、新たな通報手段が導入されている。
新しい通報手段「Live119」。きょう、都内で開かれた講習会。システムを広く知ってもらう狙い。119番通報を受けた司令室が音声通話だけでは状況把握が難しいなど必要と判断した際に、通報者のスマートフォンにURLが記載されたショートメッセージを送る。このURLにアクセスすると、現場の映像がリアルタイムで司令室に送られる。
新しい通報手段、もう1つは「NET119緊急通報システム」。聴覚や言語に障害がある人たちが文字のやりとりで消防に通報できるシステム。事前に消防局の窓口やインターネットで申請すれば誰でも無料で使用できる。
「NET119緊急通報システム」は、総務省消防庁によると、全国で去年5月に時点で約1割の消防がシステムを導入していないという。認知度の低さも課題。消防は幅広い利用を呼びかけている。
気象庁によると、小笠原諸島の硫黄島では今月1日、島の西の海岸で噴火が発生。その後も噴火活動が続き、海上自衛隊が撮影した画像で、島の西側に新たな火口ができていることが確認された。また今月3日などには、高温の物質が火口から高く吹き上がっている様子が確認され、気象庁はマグマ噴火が起きている可能性があるとしている。硫黄島では長期的に地殻変動が続き、3年前にも島の沖合でマグマ噴火が起きている。東京大学地震研究所・前野深准教授は「前回のマグマ噴火と一連の活動だと考えられる。活発な活動がしばらく続く可能性がある」と話している。島には自衛隊の基地があるが、一般住民は住んでいない。海上保安庁が付近を航行する船舶に注意するよう呼びかけている。
人手不足への対応や作業の効率化につなげようと、大手コンビニが商品の補充や店内の清掃を手掛けるロボットなどの導入試験を始めた。セブン-イレブン・ジャパンの東京・荒川区の店舗。セルフレジの近くには店員の仮想キャラクターが表示されたモニターを設置。客が声を掛けると他の店舗の店員が遠隔で対応できる。ドリンクや酒を補充するロボットは、売れ行きに応じてAIが優先順位をつけ補充する。大手コンビニではローソンがチャーハンなどを調理するロボットを導入している他、ファミリーマートは掃除ロボットに今後、AIカメラを設け、売り場の状況把握につなげようとするなど、ロボットの活用が広がっている。
これからの時期、クマは冬眠に備えて食べ物を探すために活動的になる。クマが首都圏でも確認されている。先月、神奈川県伊勢原市の観光名所・大山で撮影されたクマの写真。周辺には土産物店や飲食店もあり、人との距離が近い場所。東京・奥多摩町では渓流釣りをしていた男性が、顔をひっかかれけがをした。実際に遭遇した場合、どうすればいいか専門家に取材した。50年以上ツキノワグマを研究している米田一彦さんによると、クマが人里でに出ると緊張状態になり攻撃的になるという。そんなクマへの対処法は「まずは隠れる」。ポイントは慌てて動いたり、急に走り出したりしないこと。「後ずさりは“まっすぐ”」。「頭と首を守る」。ただ、米田さんは、そもそもクマと遭遇しないための工夫が必要だと指摘。「クマ鈴は複数箇所に」「笛を吹きながら歩く」。
視聴者から投稿された写真を紹介。
首都圏の気象情報を伝えた。
熱中症対策で取り入れたあるものが肝臓にダメージを与えていることが分かった。会社員の中山大さんは、健康診断でALTが60(正常とされるのは30以下)と判明。精密検査の結果、脂肪肝と診断された。医師から“スポーツドリンクなどの甘い飲み物が肝臓に大きなダメージを与えている”と指摘された。健康診断を受けた人のうち、脂肪肝とされた人の割合は1990年代21.9%が2010年代35.5%と1.6倍に増加している。肝臓から脂肪を落としやすくする食材はシラス、豆腐、ツナ、枝豆、納豆、鶏むね肉、ゆで卵。さらなる秘けつは運動。ポイントは大きい筋肉を使うこと。日本肝臓学会理事長・竹原徹郎医師は「筋肉は第2の肝臓といわれ、肝臓の代替の役割を果たす」などとコメント。
記録的な暴風雨で千葉県を中心に甚大な被害が出た2019年の房総半島台風。多くの住宅が被災したほか、長期間に渡る停電も起き、千葉県では停電の影響による熱中症などで12人が災害関連死と認定された。千葉県市原市にある特別養護老人ホーム。非常用自家発電装置を台風の翌年に導入した。房総半島台風では9万棟を超える住宅が被災し、最大64万戸余が停電した。千葉県では高齢者施設を中心に非常用発電機を導入する対策が進んでいて、昨年度末時点で全体の約8割に上っている。高齢者施設を。特別養護老人ホーム・杉田知子施設長は「利用者を守るため必要だということで設置した」などと述べた。
災害関連死を含め茨城県内で16人が死亡するなど甚大な被害が出た関東・東北豪雨。堤2015年9月10日午後12時50分、鬼怒川(常総・三坂町)の堤防が決壊。一帯は最大3m浸水し住宅を押し流した。多くの住民が取り残され、助けを求めた。当時、県の防災航空隊の隊長だった仲林幸一郎さんは応援の埼玉県、群馬県、東京都などヘリコプター計5機に指示。翌日11日には2機が加わり、ヘリコプターによる救助は3日間続いた。一方、地上から消防本部の救助隊を現場で指揮した水海道消防署・元総括司令・鈴木美知夫さん。いまは常総市の危機管理感を務めている。決壊から1時間余で管轄エリアに活動拠点を設けた。現場には自衛隊や警察も入っていた。鈴木さんは部隊を指揮しながら救助活動にもあたった。9日間、救助にあたり続けたという。
東京・中央区によると、京橋おとしより相談センターの職員4人が令和2年度から5年度にかけ、計300万円余の経費を私的に流用していた。4人は中央区医師会所属で、去年11月に医師会が内部調査をして不正が発覚したという。2人は去年12月に懲戒解雇処分となり、2人はことし1月までに自主退職した。中央区介護保険課は“起きてはいけないことが起きてしまった。再発防止を徹底したい”としている。
韓国籍で住所、職業不詳のパク・ヨンジュン容疑者。今月1日、東京・世田谷区で交際相手だった韓国籍で自営業の女性を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いがもたれている。警視庁によると、事件3日前の先月29日、被害者の女性は都内の交番に駆け込み、東京・港区の女性の自宅に滞在していた容疑者について相談。警視庁は女性を避難させ、容疑者に女性に近づかないよう口頭で指導を行った。しかし、女性が交番を訪れている間に、女性のスマホで仕事関係者とのLINEのやりとりを見て、事件当日の予定や居場所を把握していたとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。容疑者のスマホを解析したところ、女性のLINEのやりとりを韓国語に翻訳した画像が見つかったという。容疑者は事件前、女性宅の近くのホテルに宿泊し、前日に凶器とみられる果物ナイフを購入した後、現場を10分ほど下見し、当日、女性を待ち伏せたとみられる。調べに対し黙秘している。
警視庁が公開している「特殊詐欺電話の発生状況」の地図によると、きょうは港区、中野区、町田市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。“口座をカラにして”に注意。実際にあった手口を紹介。詐欺グループは様々なストーリーを作り上げてくるが、結局、お金を振り込ませたい。相手にATMやインターネットバンキングの操作を指示されたら詐欺。
ことしの新米を集めるため、JAが生産者に仮払いする概算金。JA全農とちぎは先月、ことしのコシヒカリの概算金を60キロ2万8000円と決め、去年より1万1700円高く、記録が残る平成20年以降で最高額だった。しかし、関係者によると、集荷業者との間で買い取り競争が過熱していることから、さらに3000円上乗せする形で追加の支払いを行う方針を決めた。概算金決定後、2周間ほどで追加支払いの方針が決まるのは異例。
おととし9月、横浜市港南区のラーメン店で店長だった親族を殺害し、現金などを奪ったとして強盗殺人の罪に問われている元従業員の大橋昭仁被告。初公判が横浜地方裁判所で開かれ、被告は「殺すことが目的で、お金をとることは目的ではなかった」と述べ、起訴内容の一部を否認。被告の弁護士は、殺人と窃盗にあたると主張。