- 出演者
- 首藤奈知子 北川浩伸
今週行われた東京国際映画祭。動員数7万人。いま世界では様々な分野で日本発の事柄が人気。クールジャパン機構は赤字で排しも検討されている。どうすればこのブームを商機につなげていけるのかを調査。
東京国際映画祭は今年で39回目。同時に行われたのは映像コンテツの商談会。人気は漫画などの映像化。東京・台東区の漫画出版社では年に2本ほどアニメ化、海外でも配信。販路拡大のため積極的に売り込み。プレゼンの注意点について現地の人からアドバイスを受ける。この作品では8カ国16社との商談が実現した。
群馬県高崎市の特産品「だるま」。創業96年の工房には世界から人々が訪れ売上増加。きっかけはアニメに登場したこと。何気ないシーンに登場しただけだったが人気に。現在は20か国に輸出、売上全体の2割を占める。
アニメをきっかけに日本文化が世界で注目される事例はたくさん。ラーメンやカツ丼など。アイドルを目指す少女が登場するアニメでは、キャラクターに日本産食材を持たせるなどしてPR。セット販売したところ1000食以上売れた。アニメを含む日本のコンテンツ産業は市場規模13兆円。2013年発足の「クールジャパン機構」は業績悪化により累積赤字540億円、廃止も含め検討されている。専門家は「コンテンツ産業はものづくりの延長線上にない」「目利きをできる力が試された」と指摘。
東京・浅草の抹茶専門カフェ。意外性あるアレンジで人気。始めたきっかけは創業者がフィリピンでカフェを開いたこと。現地の人に親しみある食材と組み合わせ、日本では思いつかない新たな飲み方に挑戦した。これが人気となり東京に出店。メニューは現地と同じ。コンビニで販売されている「豆腐バー」は硬さ3倍。6年で1億本販売。開発のきっかけは米国視察。米国では硬いのが人気で、その自由さに着想を得た。これらの課題は一過性のブームで終わってしまうこと。生産者含めみんなで儲けられる仕組みづくりが求められる。
新潟県燕市の工場。制作しているのは急須ややかんなどの鎚起銅器。最近増えているのは台湾からの観光客。3年で2倍。きっかけの1つは台湾で開いている展示会。「燕三条ブランド」として金属製品の販売など行っている。品質の高い日用品として人気に。異なる分野を得意とし長年ライバル関係にあった燕市と三条市が連携し、「燕三条ブランド」が生まれた。台湾企業との連携で、ものづくりの街としての知名度が高まっている。
最初から見たい方は NHK ONEへ。
- キーワード
- NHK ONE
海外展開に向けて企業や自治体の垣根を超えて連携する動きについて。専門家は「能動性が必要」「違う視点を自分たちのものとして受け入れ、どう発展・拡大させていくか」「小さな視点で動いてはいけない」と指摘。今後の日本に求められるのは「半径5mで儲けるな」。
