- 出演者
- 笑福亭鶴瓶 小野文惠 本田翼
本田翼は様々な宗教施設が隣り合っているハーモニーストリートにやって来た。カピタン・クリン・モスクに入り、イスラム教の文化を学んだ。カピタン・クリン・モスクは1801年に建設され、ペナン島で一番古いモスク。装飾は花柄の模様や幾何学的なものになっており、マレー系・インド系・中国系など、それぞれの民族のデザインが混ざり合っている。男女別々で朝・昼・夕方・日没・夜の1日5回お祈りをするという。
本田翼はモスクでイスラム教の文化を学んだ。お祈りの時間の前にお祈りを呼びかける声が流れる。昔はミナレットという塔に男性が登り、地声でお祈りを呼びかけていたという。モスク内にはデジタルボードがあり、太陽の動きでペナン島のお祈りの時間が決まる。5回目の時間は太陽の動きによって変わる。モスクに来られない場合はどこでお祈りしても大丈夫。体を清めれば、家や職場などでも構わないという。案内をしてくれたソフィアさんは23歳。ボランティアで案内をしており、普段は学生。製薬技術を研究しており、将来は今学んでいることを生かしたいと話した。ソフィアさんは仏教やキリスト教の生活についても学んでいるという。
笑福亭鶴瓶は南にある漁村で見つけた家族に声をかけた。ファティマさんは以前、山口県で働いていたという。笑福亭鶴瓶は子どもたちにドリアンを勧められ、仕方なく食べた。子どもたちはドリアンについて大好きだと話した。今回訪れた漁村にはマレーシアのテレビ局ですら取材に入ったことがない。「鶴瓶の家族に乾杯」があの漁村に入った世界で初めての番組となった。話を聞いた家族からは「またドリアンを食べに来てほしい」などのメッセージが届いた。
ペナン島の夜といえば屋台。笑福亭鶴瓶がやって来たのは島最大級の屋台街「ガーニードライブ」。笑福亭鶴瓶は自分と似た顔のクア・ウェイ・ルンさんに声をかけた。一緒に写真を撮った。続いて、東京から来た香港出身のコッ・フォンさんが声をかけてきた。コッ・フォンさんは「鶴瓶の家族に乾杯」をよく見ているという。この屋台街には豚肉やアルコールなどが禁じられているイスラム教徒向けの店も多くある。民族や宗教問わず美味しい食事が楽しめるペナン島ならではのスポット。笑福亭鶴瓶は屋台で衣に包んで揚げた魚介や生野菜に甘辛いソースを絡めた料理「ロジャ」を注文し、食べた。続いては日本に4回行ったことがあるという夫婦に声をかけた。職場で出会い、結婚してから12年が経ったという。
ペナン島のグルメを紹介。まずは朝の屋台。ココナツミルクで炊いた白米に卵やエビをのせ、サンバルソースをかけた「ナシレマ」が人気。続いては中国料理とマレー料理をミックスした家庭料理「ニョニャ料理」。「パイティー」は米粉を揚げたカップに甘辛く煮た根菜や卵などを詰めた一品。最後はマレーシア・ペナン発祥のインド系料理「ナシ・カンダール」。元はイスラム教徒向けの料理で豚肉を使わず、鶏や羊を使い、そこにオクラなどの茹で野菜をトッピングしたカレーを食べることができる。
笑福亭鶴瓶はビーチにやって来た。のんびりしている家族に声をかけた。笑福亭鶴瓶はロハヤ・バハリさんの孫を抱っこした。その後、ベンチに座り、日本のビーチをそんなに変わらないと話した。
エンディング映像。
「鶴瓶の家族に乾杯」の次回予告。