- 出演者
- 江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし 野口健 安部敏樹 東国原英夫 長谷川ミラ 桐本滉平
能登半島地震から3カ月。被災地を緊急取材。輪島市では電気はほぼ復旧したが、水道の復旧は7割強の地域にとどまっている。漆芸家の桐本滉平さんが輪島の現状を語った。輪島朝市通りの工房兼住居は火災で焼失。震度や被害者の人数だけで被害状況を判断しないでほしいと訴えた。建物の倒壊危険度と水道管の被害は東日本大震災を上回っている。政府や国民の持つイメージと能登の実態に乖離を感じるという。将来の見通しが立たない被災者たちは、知られざる窮状に大きな不安を抱えていた。
オープニング映像。
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- 令和6年能登半島地震
震災から3か月についてトーク。長谷川氏は「自治体によってかなり準備していた自治体とまったく準備していない自治体っていうのがあった」などと話した。
桐本さんが輪島市内に戻ってきたときにはすでに避難所は満員であった。避難所に入所できなかったため名古屋からコンテナハウスを取り寄せた。コンテナハウスは洗面台や水洗トイレがついていて最初の1ヶ月間は無料であった。費用は支援や貯えで賄っている。食事は主に近所にある両親が住む実家で食べているが街中で行われている炊き出しにも行くという。輪島港は隆起や地割れが起き形が変わっていた。水揚げや荷捌きをする周辺施設も崩れたままとなっていた。また輪島港は水位が下がり船が出せなくなった。本格的な回復まで数年から10年ほどかかるとみられている。時間の経過とともに漁に戻ることが困難になる。また船の維持費などの出費もかさみ漁師の多くは土木作業などのアルバイトで食いつないでいるという。
北陸応援割が開始した。しかし珠洲市・輪島市・能登町の宿泊施設は甚大な被害を受け営業ができず登録は0軒となっている。能登九十九湾 百楽荘もその1つとなっている。北陸応援割は地域によって恩恵を受けられていない。ラトリエ・ドゥ・ノトは大きく損壊し営業ができなくなった。池端さんは残された調理器具と食材で炊き出しを始めた。
震災についてトーク。池端氏は「ワシントンDCから飛行機に飛び乗って来てくれる団体があった」などと話した。
震災についてトーク。東国原氏は「政府は防災省をつくるべき」などと話した。野口氏はボランティア団体に認定を出すべきと案を出した。
北陸応援割についてトーク。長谷川氏はタイミングが早かったというと東国原氏は「あのまま経済がストップしたら隣県含め共倒れになる」などと話した。
被災者の伝えたいことについてトーク。池端氏は「世界中から人が訪れるような能登半島にしたい」などと話した。