- 出演者
- 寺門亜衣子
オープニング映像。
この番組はNHKに寄せられた地域の困り事や課題を深掘りして、それを解決するためのアイデアをNHKの取材者・当事者・専門家と考えてローカルを1ミリでもグッドにしていくことを目指す。今回は親子、家族で考えたいテーマ。医療に頼りっきりになるのではなく自分自身で病院にかかりにくい体づくりをするべきだという意見をいただいた。そこで、地域の健康を守れ。
仙台市では地域で取り組む健康づくりについて実践を交えた講演会が開催されている。現役医師の飯島勝矢さんが提案する健康づくりはフレイル予防。フレイルとは健常と要介護状態の中間地点のことで、健康の秘けつの時期なのだという。フレイルサポーターの皆さんは飯島さんの呼びかけで集まったフレイル予防を広めるボランティアの皆さん。全国で約7000人のサポーターがいる。フレイルチェック、片足立ち上がりテストを紹介。座った状態から片足で3秒間立てるかどうか、筋肉量とバランス能力を測るフレイルチェック。仙台市のフレイルサポーターのお悩みはフレイルチェックの男性参加者をどうすれば増やすことができるか?
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- 仙台市(宮城)
SAMさんにぜひ来て欲しい!とお便りをくれた千葉県のサークル・ダンス☆イブニング娘を訪問。結成は今年10周年で、リーダーのさとみさんは唯一のダンス経験者。メンバーは60~80代の人で、立って踊るのが難しい人は座ってもオッケー。メンバーはサークルに入るまでダンス未経験の方がほとんど。メンバーに話を聞くと、体を鍛えたほうがいい、健康のためといった理由でダンスを始めたという。ダンスの前には能に刺激があるというストレッチ。SAMさんは年齢やダンス経験は関係なく、誰でも踊れるように作った「健康のためのダンス」を伝授した。
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- ダンス☆イブニング娘千葉県
スタジオでSAMさんが考案した誰でも踊れる「健康のためのダンス」を紹介した。
予防医療に男性巻き込むアイデアについてトーク。男性はメリットがあるかないかを考えるから、血圧や血糖値が下がりますと言うと来る人いるかも知れない、具体的な効果を伝えるといいかもしれないとした。
島根県のコミュニティナースという取り組みを紹介。地域の中で住民の心を体の健康を見守る資格が認定を必要としない地域活動の一環。雲南市の宮本裕司さんは街中の人たちに声をかけて健康状態を聞き出している。病気の早期発見は予防にもつながる。コミュニティナースはおせっかいをする新たな地域活動。栃木県那珂川町では移動販売車の店員がコミュニティナース活動を担っている。坂本朋子さんは日常生活を支援したいと活動をはじめた。北海道更別村ではゲートボール場など高齢者が集まる場所で学生たちが活動している。大学で看護の勉強をする猪村真由さんは地域の健康を守る現場で経験を積みたいと活動に参加。コミュニティナースはどんどん増えていて、全国に1000人以上いる。コミュニティナースは予防医療の側面が大きい、自分のことは自分でという意識改革につながるのではないかという。
若いうちから筋力をキープする意識を国民全体が持った方がいい、若い女性はやせればいいという意識があるが、筋肉があることは幸せになれるんだということをわかってほしいなどと話した。健康には心・体・社会もある、社会もその一部分でつながりを大事にしていきたいなどと話した。
エンディング映像。地域のお悩み募集中。