- 出演者
- 野村真季
オープニング映像。
ニューヨーク外国為替市場では円相場が1ドル158円台前半まで急落した。約34年ぶりの円安水準。きのう日本銀行が利上げを見送ったことや、植田総裁の会見でも円安について踏み込んだ発言がなかったとして、日米の金利差を意識した円売り、ドル買いが広がった。さらに米国で発表された経済統計が堅調な結果だったこともあり、円安が一段と加速した。きのう1日で2円以上円安が進んでいて、市場では政府・日銀による為替介入への警戒が高まっている。
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記録的な円安となる中、きょうが出国のピークで羽田空港からは3万5600人が、成田空港からは5万1000人が海外に向けて出発する。全日空によると、ハワイの予約数は過去最多の約1万6000人。GW期間中、羽田と成田からは計約78万人が出国する。入国のピークは来月6日。
国内の各交通機関も混雑している。国内線もきょうがピークでGW期間中、全日空と日本航空で約200万人の予約が入っている。新幹線はきょうと来月3日が下りのピーク。「のぞみ」はGW期間としては初めて全席が指定席となっている。高速道路は午前11半現在、東名高速の下り、海老名サービスエリア付近で15kmの渋滞が発生しているが、このほかは目立った渋滞はない。
去年に続き、「メーデー中央大会」(連合主催)に2回目の出席をした岸田総理は「今年の春季労使交渉において昨年を大きく上回る力強い賃上げの流れが出来ていること、大変心強く思います」と述べ、連合・芳野会長は「賃上げは大手企業の話で中小企業には無理という声が聞こえてくる」と指摘し、「適切な価格転嫁という当たり前の商習慣を根付かせよう」と呼びかけた。
天皇皇后両陛下の英国訪問はおととし死去したエリザベス女王が4年前に招待していたが、新型コロナの影響で延期されていた。今年1月になってチャールズ国王が改めて招待し、両国で調整した結果6月下旬に国賓として訪問されることになった。関係者によると、期間は約1週間で歓迎式典やチャールズ国王が主催する晩さん会などに出席される調整が進められているという。チャールズ国王は現在がんの治療中だが、30日から公の場所での公務を復帰する。ロンドン市内の病院をカミラ王妃とともに訪問し、がん患者らと面会する予定。
ドジャース12−2ブルージェイズ。オフに大谷翔平の移籍先候補として挙がっていた敵地トロントでのブルージェイズ戦。ブーイングを受けながらも第1打席、第7号ソロホームラン。ホームラン数は暫定でリーグ2位タイに浮上。
GW初日のきょうは北日本で季節外れの陽気になっている。あすは北海道から九州にかけて絶好の行楽日和になりそうだが、名古屋・京都で30℃予想など今年一番の暑さが予想されている。
高齢者の5人に1人がかかるとされる認知症。その予防や治療、地域の取り組みを取材した。東京・世田谷区の玉川大師。地下にある長さ100mもの仏殿とともに知られるのが認知症にご利益があるとされる「ぼけ封じ観音」。土日には100人以上が参拝するこの寺があるものを全国で初めて導入した。スピーカー「kikippa(ききっぱ)」は「ガンマ波」と呼ばれる脳波を出しやすくする機能を持つといい、高齢者施設などを中心に月に数百台販売されている。ガンマ波は認知機能低下の原因であるタンパク質を減らすという研究結果(米国・マサチューセッツ工科大学)があり、世界的に注目されている。国内の認知症患者は増え続けており、来年には700万人に達するとされ、治療薬「レカネマブ」を投与できる医療機関は全国で600カ所を超えた。認知症と診断された人を地域で支える動きも広がっている。70代から80代の認知症の人たちが接客する「まちがえてもmaru(まる)カフェ」。名前の通り注文を間違えることもしばしばあるが、カフェで働く女性は「とっても楽しかった」「躍動感に包まれているという、それがすごく嬉しかった」などと話した。超高齢化が進む日本。国を挙げての認知症対策はまったなしの状況。政府は認知症の高齢者も安心して暮らせる社会を目指している。
パリ五輪の開幕まで3ヶ月となった26日、聖火の引き継ぎ式がギリシャ・アテネのパナシナイコ競技場で行わた。数千人の観客が集まる中、古代の衣装に身を包んだ巫女がトーチに聖火を灯し、大会組織委員会の会長に聖火が渡された。聖火はこの後、帆船でフランスのマルセイユに向かい、来月8日に到着予定。