ニューヨーク外国為替市場では円相場が1ドル158円台前半まで急落した。約34年ぶりの円安水準。きのう日本銀行が利上げを見送ったことや、植田総裁の会見でも円安について踏み込んだ発言がなかったとして、日米の金利差を意識した円売り、ドル買いが広がった。さらに米国で発表された経済統計が堅調な結果だったこともあり、円安が一段と加速した。きのう1日で2円以上円安が進んでいて、市場では政府・日銀による為替介入への警戒が高まっている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.