- 出演者
- 野村真季
オープニング映像。
日本人宇宙飛行士・大西卓哉さんら4人の宇宙飛行士が乗るクルードラゴンは日本時間15日午前8時過ぎ、アメリカ・フロリダ州・ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。約9分後に宇宙船は予定の軌道に入った。日本時間の明日ISS国際宇宙ステーションに到着する予定。大西宇宙飛行士は「たくさんの応援ありがとう。ISSへの宇宙の旅、楽しんでいきたい」とコメント。大西宇宙飛行士は、2016年以来2度目の宇宙飛行で、半年間の滞在では日本人で3人目となるISSの船長を務める。クルードラゴンは日本時間13日に打ち上げ予定だったが、地上設備に不具合が見つかり、2日間、延期された。
アメリカ・トランプ大統領は「ロシアからかなり良いニュースが届いている。ロシアが、我々と取引をするつもりだと感じている」と述べ、14日にロシア・モスクワに派遣したアメリカ・ウィトコフ特使とロシア・プーチン大統領との会談で停戦合意に向けて「ロシアからかなりよい感触を得ている」と述べた。ウクライナ軍がロシア軍に包囲されている現状に懸念を示し、ロシア側に、ウクライナ兵の命を助けるよう求めたという。アメリカ・ルビオ国務長官は「うまくいけば、我々は今週末にも協議することになる」と述べ、「慎重ながらも楽観できる」としてロシアとの交渉進展に自信を示した。早ければ今週末にも交渉に臨んだウィトコフ特使から報告を聞いたうえで協議し、トランプ大統領が次の行動を決めるとしている。
カナダで開かれたG7(主要7か国)の外相会合は、ウクライナへの揺るぎない支持を確認するなど結束を打ち出す共同声明を採択して閉幕した。アメリカ、トランプ政権の発足以降あつれきが生じていたG7だが、ウクライナ情勢などの課題を前にやはり結束は不可欠だと再確認する機会になった。共同声明によると、G7は、ウクライナへの揺るぎない支持を再確認し、ロシアの将来的な侵攻を防ぐために「強固で信頼に足る安全保障体制が必要」という認識で一致した。ロシアに対しては、「停戦に合意し完全に履行するよう求める」と迫った。追加制裁などに踏み切る可能性をちらつかせ、停戦交渉に後ろ向きなロシアへの圧力を強めた格好。カナダ・シャルルボワの映像。岩屋外務大臣は「ウクライナの和平のあり方は、インド太平洋を含む国際秩序に影響を与えうることを指摘しながら、力による一方的な現状変更が、不問に付されるようなことがあってはならない」と述べ、G7外相会合でアメリカの関与を得ながら、G7として結束することが重要だと強調したという。岩屋大臣はウクライナでの一時停戦案について「ロシア側には前向きな対応を期待したい」とする一方で、「ここから誤った教訓が導き出されることは許してはならない」と述べた。
アメリカ・ラトニック商務長官は14日、FOXビジネスの番組に出演し「アメリカには自動車産業をはじめとする製造業が必要であり、外国との間の貿易赤字を放置するわけにはいかない」と強調した。日本、ドイツ、韓国から輸入される自動車に来月2日から関税を引き上げるのかどうかを問われたラトニック長官は「どこかの国の車に関税を課すなら全ての国に関税を課すのが公平だ」と述べ日本を関税の対象から除外しないという見方を示した。税率などで日本を特別扱いしない考えも明らかにしている。
いま治験を巡りある問題が再燃。済生会横浜市南部病院呼吸器内科・宮沢直幹主任部長は「患者に(治験への)動意がなかなかもらえず、日本では承認されないのではという薬剤もある。日本だけ医療レベルが下がってしまう」と語った。欧米で承認された新薬のうち日本で承認されていないのは143品目(厚生労働省)。6割は開発に着手もされていない。日本では使える見込みがないドラッグロス。いま世界の新薬の8割を占めるといわれているのがスタートアップ企業。人口減少が確実で言葉の壁もある日本での治験は敬遠されがち。治験のハードル自体を下げる取り組みが始まっている。肺の疾患が対象の治験に参加している男性。期間は3年間。12回の診察が必要。使っているのは、大手製薬会社が本格運用を始めたばかりの治験アプリ。体調に変化がなかったかを週に一度アプリで病院に報告。アプリを使うことで12回の通院のうち9回をオンラインで済ませられるほか治験薬の配送もできる。異変があればすぐに医療機関にデータを送れるため、安全性を確保しながら治験にかかるコストを4割ほど削減できたケースもある。国も動いている。厚生労働省の有識者会議は、知見を推進するための方針を取りまとめ、近く公表予定。
JR西日本管内の主要な駅で唯一、駅員による有人改札が続いていた鳥取駅できょう自動改札機が導入された。JR鳥取駅に自動改札機4レーンが導入された。これまで鳥取駅は改札に駅員が立って利用客の切符にスタンプを押すいわゆる有人改札だったが、今日から自動改札機での運用となった。JR鳥取駅・小川修司駅長は「すこしさみしさもあったが、また新しい鳥取駅がここからスタートかな」と語った。JR西日本によると鳥取駅の1日の利用客は約9000人。通勤通学のピーク時は改札に行列ができることもあった。JR各社によると県庁所在地などの主要な駅で、自動改札機のみ導入なのは「徳島駅」だけ。