2024年5月30日放送 1:25 - 1:51 NHK総合

Dearにっぽん
「被爆樹木と生きる」

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。今回は広島県である特別な木々を守る樹木医を紹介する。

キーワード
広島県
(Dearにっぽん)
被爆樹木と生きる

樹木医の堀口力さんは市から委託を受け、被爆樹木の治療を行う。ある小学校、樹齢90年を超えるプラタナス。美樹には大きな穴が空いており、倒れる危険性もあるという。ただ堀口さんは穴を塞ぐといったことはセず、枝を切り軽くするという処置を行う。被爆樹木としての姿を大切にするためだという。かつて「75年は草木も生えない」と言われた広島市、その爆心地にある159本の樹木が被爆樹木として登録されている。被爆樹木は熱線の影響で爆心地に向かって傾いているのだという。堀口さんはその姿に帯して「もがき苦しんでいるように見える、言葉以上のメッセージ」と語った。堀口さんが被爆樹木に出会ったのは50年前、24歳で造園会社に就職した頃だったという。被爆した建物を守る事が叫ばれる一方で、被爆した樹木を守ろうという声を挙げる人が少なかったことに気がついたという、ある日、樹齢400年以上のを超えるイチョウを見に来た堀口さん。イチョウがある寺の元住職である登世岡さんは原爆で弟さんを亡くしているという。イチョウの木を見ると弟さんのことを思い出すという。堀口さんは被爆し左足を失い、恋人を亡くしたという沼田鈴子さんとの出会いについても語ってくれた。

キーワード
アオギリイチョウクスノキプラタナス広島市(広島)沼田鈴子被爆樹木

堀口さんは現在爆心地から2キロほどの距離にあるソメイヨシノの木を気にかけている。堀口さんはこの気に大規模な治療が必要だと判断。この木を気に掛けているという末政さん、学校の修復のために動いていた際に桜が花をつけたのを見た時に感銘を受けたという。桜の治療の日、堀口さんたちは生きている枝と死んでいる枝を見分け作業を行う。命を守る作業とはいえ葛藤があるという。季節はめぐり、ソメイヨシノは綺麗な花を咲かせた。末政さんは友人と花見に訪れ、木に「ご苦労さん」と語りかけた。

キーワード
コフキダケソメイヨシノ
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

次回予告

「Dearにっぽん」の次回予告。

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