- 出演者
- 竹内友佳 安宅晃樹
オープニング映像。
岸田派など3派閥が解散に踏み切り、麻生派・茂木派の対応に注目が集まる中、25日にまとめる中間取りまとめ案に”派閥解散”との言葉が入るかどうかが争点になっている。麻生副総裁・茂木幹事長は既にそれぞれの派閥存続の意向を岸田首相に伝えており、派閥幹部は「解散しろと言われる筋合いはない」等と猛反発している。きのう岸田首相は麻生氏を夕食に誘い、事前の根回しをしなかったことを謝罪したが、ある中堅議員は「麻生さんを敵に回せないなら全ての派閥解消は無理だろう」と話している。こうした中、今日の会議で議論する取りまとめ案の骨子は、派閥が法令違反を行った場合、党が派閥に1年間の活動休止もしくは解散を命じる仕組みの導入、派閥パーティーの禁止、人事の推薦廃止などに留まる見通し。一方で党内には派閥解消論も根強く、午後には「派閥全廃」を訴える議員連盟が発足する他、首相周辺も「若手の声は大事だ」と話している。それだけに今日の会議でどれだけ派閥解散論が吹き上がるかも岸田首相の判断材料になりそうだ。
FNN世論調査が1月20日・21日に電話調査で行われ、全国18歳以上の男女1019人が回答。岸田内閣の支持率は27.6%で5.1ポイント回復したが、内閣の危険水域と言われる3割を3カ月連続で割り込んだ。岸田首相が岸田派の解散を表明したことは「大いに」「ある程度」合わせて6割超が評価した。他の自民党の派閥については「全て解散すべき」43.2%、「それぞれ判断すればよい」47.4%、「解散する必要はない」6.9%。自民党「政治刷新本部」に対して「期待する」28.3%、「期待しない」69.5%。また、必要な政治改革について最も多かったのは「政策活動費の使徒公開」36.0%、続いて「連座制など罰則強化」34.9%、「派閥パーティー禁止」10.5%。政治資金規正法の改正については「必要だ」90.5%。岸田首相による政治改革については「期待する」37.4%、「期待しない」61.7%。岸田首相にいつまで首相を続けてほしいかは「すぐに交代してほしい」18.5%、「3月末の来年度予算成立まで」23.8%、「国会閉会予定の6月ごろ」16.8%、「9月の自民党総裁任期まで」29.3%。能登半島地震の政府の対応については「迅速」「ある程度迅速」が5割超。復旧・支援に向けた首相の指導力に関しては「発揮している」40.6%、「発揮していない」56.7%。
能登半島地震を受け、支援パッケージの案が判明。支援パッケージでは地震で被害を受けた中小の事業者、農林水産・伝統産業などの事業継続、商店街の再生のための補助金・支援制度を盛り込む。また、需要が落ち込んでいる観光の支援として風評対策を行うとともに復興の状況を見ながら北陸への旅行代金を割り引く「北陸応援割」を検討。被災者の生活再建に向けては地域型の木造仮設住宅の活用や医療費の自己負担減免を盛り込む見通しで政府は今週中に決定する方針。
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- 令和6年能登半島地震
能登半島地震から3週間を迎え、これまでに死者232人・安否不明22人となっている。JR西日本は地震の影響で取りやめていたJR七尾線の七尾駅~羽咋駅の運転を今日から再開。これにより七尾駅~金沢駅までの行き来が可能になり、利用客からは安堵の声が聞かれた。JR西日本は「レールを1本につなげることが石川県にとって鉄道にとって一つの復興と考えているのでしばらくお待ちいただきたい」と話した。一方で運転見合わせが続く七尾駅~和倉温泉駅は来月中旬の再開を目指して復旧作業が進められている。
石川・珠洲市では全小中学校が再開となった。緑丘中学校では体育館に136人が避難中のため始業式は多目的教室で行なわれた。教頭は「学校というのは子どもたちがいて初めて学校ということを実感しました」と話した。ただ、登校した生徒は全校生徒の約2割の35人。一方で珠洲市をはじめ集団避難した中学生たちも今日から避難先で授業を再開している。
日銀がきょうから2日間金融政策決定会合を開く。会合では、賃金と物価がともに上昇する「好循環」実現の見通しについて議論される。最大の判断材料は「賃上げ」。大企業の一部で賃上げ方針の表明が相次ぐ一方、中小企業では慎重な姿勢を示すところもある。能登半島地震の経済への影響が不透明な中、今の金融緩和政策の維持を決めるとの見方が多くなっている。賃上げの広がりについてデータはまだ不十分。賃上げ分を価格に転嫁できる環境が整うかどうかがもう一つの判断材料。日銀がマイナス金利解除などに踏み出すのは4月以降とみられる。
アメリカ大統領選挙に立候補していたデサンティス氏が選挙から撤退し、トランプ前大統領を支持することを表明した。共和党の候補者争いは、トランプ氏とヘイリー元国連大使の2人に絞られた。
東京・台場の映像を背景に気象情報を伝えた。
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ホームランを革新しバットを放り投げる「バットフリップ」。MLB公式SNSがバットフリップランキングを発表し、大谷翔平が1位に輝いた。今季バッターに専念する大谷は、来月9日にキャンプインする。