- 出演者
- 竹内友佳 安宅晃樹
オープニング。
FNN世論調査の結果を発表。岸田内閣を支持するとの答えは27.7%。自民党がまとめた政治資金規正法の改正案について政治とカネ問題の再発防止につながると答えた人は27.4%、つながらないと答えた人は70.2%。政党が党幹部らに渡す政策活動費については、使いみちを大まかに公開すべきと答えた人が24%、細かく公開と答えた人が最も多く48.4%、廃止が24.3%。また国会議員に歳費と別に毎月100万円支給され、使いみちの公開が必要ない旧文通費については、使いみちを全面公開するべきと答えた人が48.4%、廃止との答えが43%。岸田政権が来月から実施予定の所得税など1人当たり4万円の定額減税については4割が評価する、5割半ばが評価しない。関連して岸田総理が掲げる物価の上昇を上回る賃金の上昇を年内に実現するとの目標については、9割の人が実現しない。岸田政権に取り組んでほしい政策は、賃上げ雇用景気、物価高対策、年金医療介護の3つを求める人がそれぞれ3割超で、政治資金規正法改正などの政治改革を望むと答えた人は17.2%。衆議院総選挙後について自民党公明党中心の政権継続を望む人は4割。今の野党を中心とした政権交代を望む人は5割近くだった。
国会では今週から政治資金規正法の改正に向け自民党や立憲民主党などの法案審議が行われ、与野党の議論が本格化する。規正法改正の自民党案が世論調査で不評だったことから、自民党内からは国会での議論の行方に不安の声が上がっている。一方ある政府関係者は「自民案であれだけ批判されているが、内閣支持率は上がっている」と指摘し、別の関係者も「これから雰囲気が変わっていく」と話していた。こうした中、野党側は自民案を批判し徹底抗戦する構えで、立憲民主党と国民民主党などが改正案を提出した。自民党が維持するとしている政策活動費の禁止などを盛り込んだもので、自民案とともに今週半ばから特別委員会で審議される見通し。これに先立ち午後からは予算委員会の集中審議が開かれ、野党側は野田元総理らが岸田総理に対し法改正を巡る自民党の姿勢を追及する方針。
台湾では先ほど頼清徳氏が新たな総統に就任した。就任式は日本時間午前10時に始まった。式典には日本から過去最多となる31人の国会議員や米国からアーミテージ元国務副長官らが出席するなど、51の国や地域の代表団、500人以上が駆けつけた。注目は日本時間の12時ごろから始まる就任演説。頼氏は中国に対して、前総統・蔡英文の路線を踏襲するとしている。台湾を自国の一部だと主張する中国は頼を独立派と見なし警戒していて、演説しだいで台湾への圧力を強める可能性もある。
パドレス9−1ブレーブス。パドレス・ダルビッシュ有が4連勝。日米通算200勝は野茂英雄、黒田博樹に続く日本人投手3人目の快挙となった。一方、ドジャースの大谷翔平選手も大活躍。メジャーでは2度目のサヨナラヒット。ドジャース3×―2レッズ。大谷は「単打でいいので何とかヒットで終らせたいなと思っていたので良い形で終れてよかった」と話した。
きょうの東京株式市場は主要な企業の決算内容が出そろったことで、今後の業績への期待が膨らみ幅広い銘柄で買いが広がった。平均株価が3万9000円を超えるのは、およそ1か月ぶり。
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渋谷マークシティからの中継映像を背景に気象情報を伝えた。
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パリパラリンピック開幕まできょうで100日。パラカヌーの小松沙季が先週金曜、東京に続き2大会連続となるパリ代表に内定。小松は「決まった瞬間は、達成感と感動で胸がいっぱいでした。今はパリに向けてできることは何かを考えることで頭がいっぱいです」と答えてくれた。今月9日からハンガリーで行われた世界選手権で9位に入り、パリへの切符を手繰り寄せた小松。3年間支え続けている枦木駿監督は、確かな成長を感じているという。