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5月17日、岩手県大船渡市で、山林火災の被災者の仮設住宅入居が開始された。大船渡で発生した山林火災は平成以降最大の被害となり、4596人に避難指示が出された。大船渡の山林火災は発生から12日後に鎮圧され、建物被害は226棟、90歳男性が犠牲となった。
岩手県大船渡市の山林火災では、約3370haが焼失した。2月26日に、火災が覚知された。京都大学防災研究所の峠嘉哉特定准教授が、八ヶ森で樹冠火が発生したと解説した。火災が発生した2月の大船渡の降水量は、観測史上最低だった。大船渡の山林火災では、全国から駆けつけた緊急消防援助隊が活動した。仙台市消防局の梅村さんと平井さんも、消火活動に参加した。大船渡市の山林火災では、述べ3万人が動員された。3月9日、大船渡市の渕上清市長が山林火災の鎮圧を宣言し、避難指示が全て解除された。
大船渡市の山林火災で、90歳の男性が亡くなった。亡くなった男性は、自宅から県道につながる坂道で見つかった。男性の遺族にインタビュー。3月11日、東日本大震災の発生から14年目となった。大船渡市の東日本大震災での死者・行方不明者は、502人。元正榮 北日本水産の古川社長にインタビュー。元正榮 北日本水産はアワビの陸上養殖を行っていて、三陸翡翠あわびを年間240万個出荷している。元正榮 北日本水産は火災の影響で12日間停電し、約250万個のアワビが死滅して、5億円以上の被害がでた。元正榮 北日本水産は東日本大震災では20億円以上の被害がでて、2014年に施設を再建したが、再び被災した。
ワカメ漁師の三浦さんは、山林火災で自宅や漁業用倉庫が被害を受けた。三浦さんは、東日本大震災の教訓で倉庫を高台に設置していたが火災の被害にあい、約800万円分の機械や資材を失った。
綾里漁港で、ワカメ漁師の三浦さんがワカメを水揚げした。三浦さんが「今年は水温が低かったので良いものができたと思う」と語った。三浦さんが、ワカメを冷蔵施設に保管した。三浦さんの作業を、ボランティアが支援した。
4月7日、大船渡市では山林火災で60人が避難生活をしていた。自宅が全焼して綾姫ホールで避難生活をしている、泉さん親子を取材。泉さんの娘が、東朋中学校に入学した。東朋中学校は、東日本大震災の後に2つの学校を統合して開校した。山林火災で父親が犠牲となった松川さんにインタビュー。
4月11日、山林火災で父親が犠牲となった松川さんにインタビュー。松川さんが、火災で焼け焦げてしまった父親にプレゼントしたカバンを見せた。4月13日、松川さんが父親の墓参りをした。
元正榮 北日本水産は、約40年前にアワビの陸上養殖に成功した。元正榮 北日本水産は東日本大震災で負った借金を払い終えるまえに、山林火災の被害を受けた。元正榮 北日本水産は火災の影響による停電で、約250万個のアワビが死滅して、5億円以上の被害がでた。元正榮 北日本水産は、稚貝として販売していたアワビの一部を買い戻したが、2年以上は収入が見込めない。元正榮 北日本水産がクラウドファンディングで資金を集め、開始から48日で1000万円に到達した。元正榮 北日本水産が、貝殻を使ったアクセサリーを商品化した。
5月12日、大船渡市の山林火災の発生から3か月が経過した。火災で父親を亡くした松川さんは、赤崎町のスーパーで働いている。ワカメ漁師の三浦さんが、仲間の漁師から脱水機を借りた。5月18日、東朋中学校で運動会が行われた。いわて銀河プラザで、大船渡の事業者による物産展が行われた。