- 出演者
- -
オープニング映像。
「第103回全国高校ラグビー大会」について、大谷亮平は「嬉し涙、悔し涙、色々熱いプレーをみせて頂いた」と語った。
23年12月27日、「全国高校ラグビー大会」の開会式が4年ぶりに行われた。初戦は静岡聖光と秋田工業が対戦。静岡聖光が擁する小野澤謙真は元ラグビー日本代表の父を持ち、父を彷彿とさせる掴みどころのないステップでトライを奪った。静岡聖光は初戦に勝利し、2回戦で敗北した。3回戦では佐賀工と目黒学院と対戦。佐賀工が擁する服部亮太、井上達木は中学時代、コロナ禍で晴れ舞台の機会を失い、高校での花園優勝を誓いあった。2人の活躍もあり、チームはベスト8へ進出。
- キーワード
- ラグビーワールドカップ2023佐賀県立佐賀工業高等学校大沢空東大阪市花園ラグビー場目黒学院中学高等学校秋田県立秋田工業高等学校第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会静岡聖光学院中学校・高等学校
前回大会を制した東福岡は3回戦、59-0で快勝。準々決勝では茨城の茗溪学園が善戦していた。同校は中高一貫教育で、中学時代のメンバーは全国制覇できると呼び声高かった。新型コロナで大会がなくなり、選手たちが意気消沈していると、恩師の芥川俊英氏が励ましの言葉をかけた。迎えた高校3年、芥川氏が新たな指導者として就任。チームは東福岡に食らいつくも、敗北した。準決勝、桐蔭学園は攻守が噛み合い、決勝へ駒を進めた。対戦相手は東福岡。
今大会を振り返り、大谷亮平は佐賀工業が見せた芸術的なトライを称賛。同校が擁する服部亮太、井上達木は別々の大学に進学し、将来的に日本代表入りを目指している。廣瀬俊朗は元日本代表を父に持つ小野澤謙真に注目した。
大谷亮平は前回大会を制覇し、今大会でも優勝候補筆頭の東福岡を訪問した。同校は優勝するまで、5大会連続で準決勝敗退を経験し、藤田監督は「僕じゃ勝てない」と辞任も考えていたという。選手たちのケガ防止のために運動量、心拍数をリアルタイムで把握し、練習の合間にはカステラで糖質を補給。2時間だけという効率的な練習を図っていて、スケジュールは秒刻み。高比良主将をはじめとしたメンバーは前回大会を制した先輩たちの1.5倍を走り、承継したディフェンスに加え、新たな攻撃も培った。大会ではメンバーを入れ替えながら、勝ち上がってきた。
齋藤直人、松島幸太朗というラグビー日本代表を輩出した桐蔭学園では基礎的なパス、楕円球のハンドリング練習などが圧倒的な強さに繋がっていた。実は前回大会を予選で敗退し、試合前日のミーティングで話し合われたことなどを実行できなかったという。生活面から己を律してきたという選手たちは日本一を狙う。城主将は「東福岡はアタックの力がすごいんで、自分たちも負けないくらい点を取りたい」とコメント。
全国高校ラグビー大会 決勝では桐蔭学園と東福岡が対戦する。大谷亮平は熱戦に期待し、廣瀬俊朗は「両校とも誇らしく、花園という舞台を去って欲しい」と語った。
エンディング映像。
エンディング映像。