- 出演者
- 林修 角谷暁子 原田亮介 眞鍋かをり 柏木由紀 カンニング竹山
オープニング映像。
ANAエアフレームメンテナンスビルへ。24時間体制で機体を整備。ボーイング787はアメリカのボーイング社製の中型旅客機。機体部品の約35%を日本メーカーが手掛ける純国産機。問題「飛行機っていくらする?」。正解は「約240億円」。ANAコンポーネントテクニクスでは電子機器などの装備品を整備。レーダードームは中に気象レーダーが入っている。前方の雲を電波で感知でき、空の旅に欠かせない装置。整備方法は手作業。続いて事故にも耐える超タフなコックピット・ボイスレコーダー。操縦室内の会話や無線交信を録画。
続いてジェット燃料は1リットル約86円。問題「ジェット燃料を満タンにするといくら?」。正解は「約1000万円」。
エンジンはロールス・ロイス社のトレント1000エンジン。第一次世界大戦時に自動車のエンジン技術を戦闘機に転用したことが始まりで航空エンジンで大きなシェアを誇る。値段は約50億円。機体には2基あり約100億円で、約240tの機体を飛ばす。整備工場のANAエンジンテクニクス。約3か月かけて分解・洗浄・検査・組み立てを行う。必要なところは手作業。工具類はバーコードで持ち出した人を確認することが出来る。トヨタ自動車が開発したTOTONEはANAが整備士などのため導入した短時間睡眠に特化した昼寝シート。ANAは2月、新型航空機77機の発注を発表した。カタログ価格で2兆1580億円。
続いて航空券の料金。航空券の料金の裏側を見せてもらった。予約は355日前からとにかく早く、連休のすぐ後が狙い目。
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さらに航空・旅行アナリスト鳥海高太朗が教える航空券のオトクな取り方。1つ目は国内線は1年前に予約し55日前までに決める。チケットの種類にもよるが55日前までは安く済む場合が多い。2つ目は月1回のセールを見逃すな。大手2社は国内線の利用率を上げようとほぼ毎月セールをしている。セール情報は直前に出るケースが多い。3つ目は木曜日出発でおトクに。最も割高な日曜日と比べると木曜日は21%も安くなる。
ANAが力を入れているのが様々な商品の販売。コロナ禍で激減したときには操縦桿を発売した。他にも国際線のプレミアムエコノミーや機内食のカートなども販売していた。問題「売上20億円以上!ヒット商品とは?」。正解は「機内食」。製造工場の中へ。全て手作業で作っている。1日約2万食。味覚が鈍る上空でも美味しく感じられる工夫をしている。全て大きさ・形が決められている。機内食は安全が第一。放置すると菌が繁殖するため調理後すぐに急速冷蔵庫で保存している。味だけでなく見た目もこだわっている。機内食は11種類を販売。4年で250万食20億円以上の売上。
20億円以上を売り上げている機内食。他にもファーストクラスで提供しているカレーをレトルトで販売。他にも最近大バズリしたのがグミ。青組シリーズは空港の売店などで販売。累計110万個、約2億円以上の売上。
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ANA便名のNHはANAの前進である日本ヘリコプター輸送の略。以前のANAのロゴはヘリコプターの形。
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